概要
TCLは1981年、5000元の融資を受け恵陽区電子工業公司と香港企業の合弁でTKK家庭電器有限公司が成立した事から始まった。
1990年代に入り、TCLは急速に成長を遂げ、過去12年の間に年平均42.65%の成長を遂げ、中国で最も成長が早い企業となった。
1997年、国有企業が政府から権利を授けられ、経営をするというケースの先駆けとなり、TCL集団公司を設立する。1999年、携帯電話事業に進出。TCL国際控股有限公司(2005年にTCL多媒体科技控股有限公司に改称)が香港で上場。ベトナムへ進出。2002年TCL集団股份有限公司、登録。携帯電話事業が大成功を収め、販売量600万台を突破した
2006年初めには、TCLは世界10国に本社を設置し、ベトナム・インド・ドイツに進出している。
2014年には、メキシコにある三洋電機の液晶テレビ工場を1522万ドル(約15億円)で買収することが明らかになった。同工場は「SANYO」ブランドで小売り世界最大手のウォルマート向けに液晶テレビを製造しているが、買収後も三洋は同工場にウォルマート向けテレビの生産を委託し、2015年9月3日、日本法人株式会社TCL JAPAN ELECTRONICSを設立。
現在TCLグループは、世界で約75,000名の従業員と、23の研究機関および21の製造工場を擁し、年商を1兆8千億円(2017年)、160カ国と地域にビジネスを展開しているコンシューマエレクトロニクスグルーバル企業です。液晶テレビは年間2,300万台を生産し、液晶テレビの出荷数は世界第2位となっている。
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ハイセンス:欧米系企業かと思っちゃいそうな名前の中国系家電メーカー。