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Coda

こーだ

ビデオゲーム「Crypt of the Necrodancer」のプレイアブルキャラクターのひとり。不可能ですよね?
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もしかして:不可能


概要ですよね?編集

Codaとは、カナダのインディーゲームスタジオ「Brace Your Games(以下BYG)」により開発されたローグライク/リズムゲーム「Crypt of the Necrodancer」の登場人物である。


一般にハードコアと評される本作の中でも、卓越して技術的な要求の高い(難しい)プレイアブルキャラクターだと考えられており、キャラクター選択画面では「ゲキムズキャラ(日本語)」ないし「Probably Impossible(英語)」と説明される。


Codaでオールゾーンモードをクリアすると獲得できるSteamの実績/PSのトロフィーは、「クリア不可能、だろ?(日本語)」ないし「Impossible, Right?(英語)」。

これは、Codaを実装したBYGのプログラマーですら、Codaをもちいてゾーン1のみを踏破したにすぎず、本当にクリア可能か確信できなかった経緯に由来する。


今日では複数の熟練したプレイヤーがCodaをクリアしており、リーダーボードは少なくとも50-100人(DLC, フェージングモードを含む)かそれ以上の達成者の存在を示している。

達成率は0.3%(Steam)、または全世界で36人(PS)。

Steamのほうが達成者の多い理由として、コントローラー操作よりもキーボード操作のほうがCodaのプレーに適していることや、外部ツールによる不正な実績解除が可能であって、達成者の絶対数がきわめて少ないので過剰に不正者の割合が反映されているとする点などが指摘されている。



アンロック方法ですよね?編集


Codaはゲーム開始時には使用できず、オールキャラモードのクリアにより開放される。


オールキャラモードでは、Coda以外の全キャラクターを順番にもちいて(ただしDLC追加対象は除いてもよい)、一度も死なずにオールゾーンを一回づつ(全八回、DLC込みで全十一回)踏破する。

AriaやMonkなど、即死の要素をもつ高難易度キャラクターを含めて完走しなければならず、オールキャラモード自体の達成率も0.4%(Steam)と非常に低い。


以上の理由により、特にファイル改変などを行わず(あるいはコンソール上で)Codaに挑戦する土俵に立つまでの過程はすでに困難であるので、Codaのプレー人口はごく小規模にとどまっている。


性能ですよね?編集


Codaの性能は、キャラクター選択画面においてAria+Monk+Boltと説明される。

すなわち:


・ハート0.5固定(ダメージを受けると即死)

・ビート二倍

・ビートを逃すと即死

・武器ダガー固定

・すべての敵がコインを落とす

・コインを拾うと即死


また、前述したキャラクターの難易度緩和を部分的に引き継ぐ。

すなわち:


・ナザールのおまもりを所持(幽霊系がスポーンしない)

・敵の出現数が減る

・コウモリはブルーバットのみ(ただしグリーンバットは除く)

・ショップのアイテムがひとつだけ無料(選択肢はアイテム三個から二個になる)

・ゾーン4のウーズゴレームはハーピーに置換される

・使用不可能なアイテムはスポーンしない(アイテムプールの制限)


ただし、いくつかの有利な条件をともなうからといって、Codaの圧倒的な難易度が揺らぐことは依然としてありえない。


これらの意味するところは、最低でも230BPM相当の(デフォルトのDeath Metalよりもずっと早い)ビートに一度のミスもなく乗り続けながら、常にダガーで敵に隣接するリスクを追いつつ、ボス戦を含むすべての床落ちゴールドを回避し、ノーダメージを保つというプレーの要求である(CodaはAriaと異なり初期状態でポーションを所持しない)。


グラスアーマーやフリーズのおまもり、床落ち/Need呪文によるポーションなどは引き続き機能する。


戦略ですよね?編集


ビート維持に関して非常にシビアなので、1ビート〜少なくとも短いビートしか反応の余地のない要素(例えばドアや壁を掘削の先の敵)の排除が肝要である。

このため、ガラスのトーチやテレパシーサークレットなどで敵の位置を予め把握したり、地図でフロアの構造を確認することがかかせない。

敵との位置調整やショートカットのために壁を掘削する機会が非常に多く、掘削不可能な壁に触れた故のビートミスも危険であるから、優秀なシャベル(ピッケル、オブシダンシャベル、グラスシャベル、クリスタルシャベルなど)をなるべく早く確保したい。


Codaにとってほとんどのボス戦は明確な戦略をもたずには勝ち目がない。

一般にボスのクイックキル法はダガー投擲が主だが、Codaの場合、一撃でボスを倒してしまうと床落ちコインとダガーが重なって詰む(例:Deepblues)など、特有の事情が絡む。

投擲のおまもり、グレネード、ファイアボール、パルス、ボムのおまもりなどの攻撃手段を用意しておくこと。

アースは、同じタイルのダガーを消滅させずにゴールドだけを取り除けるほか、対Coral Riffの必勝法(ボス部屋入室からボスの1タイル手前まで直進し、アース発動でボスを圧殺できる)にもなる。

フリーズと組み合わせると(凍った敵をアースの範囲内に埋めると)、無条件で必殺になる。


特にこだわりがなければ、フェージングのゆびわ/フェージングモードでプレーすることにより、難易度は大きく緩和される。


設定ですよね?編集


Codaの来歴に関する言及はゲーム内では一切なされない。

BYG開発者のコメントから、Codaが女性であること(CodaをSheを呼ぶ)、ダンジョンマスターに似ているということのみが明かされている。


なお、Codaという名前は、音楽用語(独立した曲の末尾部分)とイタリア語(しっぽの意)のダブルミーニングである。


余談ですよね?編集

Cadence、Melody、Ariaなど、ストーリーやスピンオフ(Cadence of Hyrule)に関与するキャラクターが豊富にファンアートを得る一方、なにからなにまでマニアックすぎるCodaに至っては、残当というべきかPixiv上にただのひとつのイラストも発見されない。


たいへん個性の際立った(悪魔っ娘、たぶんゲーム界最弱、お金に触ると死ぬ)子なので、どなたか可愛らしく描いてあげてください(願望)。

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