概要
真骨類の種の一つ。
以前はキュウリウオ目或いはサケ目に含まれることが多かったが、遺伝的系統解析では基盤正真骨類との結果が得られており、現在では本種のみでレピドガラクシアス上目(Lepidogalaxii)を構成する(一上目一種)とされることが多い。
全長は雄で50mm、雌で80mm程度。
雄は鱗で覆われたより大きな臀鰭を持つ。
性成熟は生後2年目が一般的であるが、25%の個体は生後1年目に成熟することが知られる。
産卵期は冬で、1.1mm〜1.3mm程度の卵を100〜400個産むと報告されている。
眼球運動が発達していないが、可動域の広い“首”を持ち頭と胴体を独立して動かすことができる。
西オーストラリアオーガスタ〜アルバニーの限られた地域の、沿岸ヒースランドの酸性度の高い(pH 3.0 ~ 6.5) 淡水環境に生息。夏季には蒸発する環境であるため、地面に穴を掘り代謝率を極めて下げ夏眠状態に入ることが知られる。