内田桃
0
うちだもも
『ふつうの軽音部』の登場人物
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るお前の青春を歌いに来たぞ
ふつうの軽音部の内田桃というキャラクターに惚れ込んで書いてみました。主人公のはとっち視点です。 時系列的にふつうの軽音部本編の大体14話冒頭の後位?の話のつもりで書きました。そのへんはアバウトです。 本編の2巻位までのネタバレ、オリジナル展開がありますのでご注意ください。3,894文字pixiv小説作品消える景色のその中に、消せない旗がある?(ふつうの軽音部より)
前回に引き続き、ふつうの軽音部。 この漫画、幸山厘という、中国の後漢末期、曹操の下にいた賈詡(かく)みたいな謀略家がふつうの部活動漫画の中で活躍する漫画である、という事がウリの一つかと思います。 私もこのキャラクターが大好きなのですが、コミックスおまけにある彼女のキャラクターのプロフィール欄を見ると、好きな1曲はBUMP OF CHICKENの「メロディーフラッグ」という、2002年発売のアルバム「jupiter」に収録されている1曲になっています。ちなみに、アルバム内のほかの収録曲は、「天体観測」「ダンデライオン」他。 「メロディーフラッグ」は元々、BUMP OF CHICKENのボーカル、藤原基央の友人が一時的な記憶喪失になった事をきっかけにつくられた曲でして、「思い出す」「忘れないように旗を立てる」というニュアンスの歌詞が多く登場する曲です。 謀略を駆使し暴れまわる彼女らしからぬ1曲ではあるため、そのチョイスされた理由が個人的にすごく気になっている中で、昨日更新された第34話「スタジオに入る」の中の1シーンで幸山厘のパーソナルな面に触れる一コマがあり、そこからインスピレーションを受けて短い話を1話、今日1日でつくってみました。 話の時期としては、幸山厘の謀略諸々があり、主人公鳩野達のバンド「はーとぶれいく」が文化祭の登場枠に滑り込んだ後のタイミング。視点は話が描きやすそうな藤井彩目視点にて(関西弁のツッコミキャラが地の文になると非常に書きやすい……!)。 本編で「なぜメロディーフラッグなのか」が描かれるとしても、それは当分先になりそうですし、そもそも二次創作でやっているだけなので、この短編の題名も幸山厘らしく、煙に巻く意味で、本当にそうなのかまだ分からないよね、という意味も込めて「?」とクエスチョンマークを付けています。 厘がこの短編で語る話も、実は私の友人が経験したエピソードをそのまま、持ってきてます。 正直、オチが無い話なのですが、読者としてどうしても「メロディーフラッグが好き」という部分が引っかかるため、その思いを書き連なると短編として出力されてしまった、という形になります。 前置きは以上としてそれでは、本編をどうぞ。7,203文字pixiv小説作品