概要
週刊少年サンデーに連載の『マギ』の登場人物にして主人公。
CV:石原夏織
人物
巨大なジンが宿る笛を持つ謎の少年。他のジンが潜む金属器を探し、旅をしている。
「~なのかい?」「~しておくれよ」などの少々大人びた風を交えた口調で話す。
無邪気で純粋だが思慮深く、争いを好まない性格。
幼いながらも男性的欲求に忠実で、やわらかくて胸の大きい美人なお姉さんが好み。対象の女性を見つけると、躊躇なしに胸元へ飛び込みひっつき回る。
一方、モルジアナをはじめ、筋肉質で硬いお姉さんは対象に入っていない(ただし、モルジアナは友達として好き)。また、ウーゴくんと別れる原因となった紅玉に対しては心なしか冷たい態度を取る(笑顔で握手をしていたが手首にあざが出るほど強く握っていたり、何かと挑発したりしている)。
王の器として見込んだアリババに絶対の信頼を寄せており、友人としても深い絆で結ばれている。
「マギ」と呼ばれる稀有な存在であり、杖を媒介してルフの持つ魔力を集めて攻撃に用いたり、所持している笛に宿るジン「ウーゴくん」を実体化させるなどの能力を持つ。
「聖宮」(アラジン曰く「がんじょうな部屋」)に匿われて育ち、最近ようやく出ることが出来たらしい。そのため、外の世界である社会についてよく知らないことが多い。
その出生など詳しい身の上は本人ですら分からないという。
家族もおらず、この世界において他の誰とも違う存在であることに、心の奥底では孤独感を抱いている。
青い長髪を一本の三つ編みにしてターバンを巻いている。このターバンは「魔法のターバン」であり、広げると上に乗って空を飛ぶことが可能。
前髪から見える赤い石は、額に付いているものではなく、ターバンの留め具のブローチのようなもの。この留め具の石さえあれば、ターバンは何度破れてもまた元通りになるという。
ターバンを巻いていないマグノシュタット編以降は、細い鎖のようなもので額に石を当てている。
また、胸に巻いているさらしは、構想段階で女の子であったことの名残らしい。
黄牙編以降は、黄牙一族の長老ババの形見である杖を持ち歩いている。
多彩な魔法の中でも、特に熱や炎を操ることが得意。マグノシュタットでの分類では1型・赤色魔導士にあたる。なので、アリババのジン・魔装とは相性が良い。
シンドリアでは、ヤムライハに師事して魔法について様々なことを学ぶ。
その後の旅立ちではマグノシュタットへ赴き、魔法の腕と知識を磨くため、マグノシュタットの謎を調べるため、マグノシュタット学院へ編入する。
元々はひ弱であったが、学院生活を乗り越えたことで、彼自身の魔力や体力も一段と向上した。身長も少し伸びた。
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