概要
『艦隊これくしょん』では、提督(プレイヤー)一人につき複数の艦隊を編成でき、各艦隊の一番上に配置された艦娘を旗艦というが、中でも第1艦隊の旗艦を秘書艦という。
自分の手持ちの艦娘から一隻を選択し、自分の秘書(≒搭乗艦)として指名するというシステムで、身も蓋もない言い方をするなら、いわゆる俺の嫁というヤツである。
秘書艦は必ず設定しなければならず、チュートリアル時には吹雪、叢雲、漣、電、五月雨の5人の駆逐艦娘から1人を選ぶことになる。
秘書艦に指定した艦娘は様々なアクションを起こし、提督の業務に花を添えてくれる。
機能
1.業務報告
秘書艦の主要業務。
任務から艦隊が帰ってきたことを伝えたり、メニュー画面でコマンドの解説をしたりしてくれる。
また艦娘によっては「時報機能」が搭載されており、一定の時刻になるとボイス付きで話しかけてくれる。内容も艦娘ごとにバラエティに富み、後述の『おさわり機能』と並んで、戦闘以外で艦娘たちの性格を窺うことのできるシステムでもある。
なお聞ける時間にアクセスができなくても、時報ボイスは使用しているパソコンやスマホの時計を基準に発せられるため、それを利用して聞くこと可能。
2.おさわり機能
秘書艦における(プレイヤーにとって)最も大きな機能。
よく言えばスキンシップ、ストレートに言うとセクハラである。
当然ながら反応は艦娘ごとに千差万別。
大抵は嫌がったり叱責したりするが、中には提督の妄想を直撃させる思わせぶりな艦娘たちもちらほらいたりする。
3.轟沈の回避
秘書艦に任命された艦娘は轟沈しなくなる。
これは「旗艦が轟沈=提督(プレイヤー)の戦死」という観念が付きまとうためと、万一全滅した際に艦隊に一隻の戦闘艦もなくなってしまうことを避けるためのシステムでもある。
いわゆるRPGで言うところの「主人公だけ復活する」という、あのパターンである。
また旗艦は提督が乗艦しているため最優先防衛目標であり、他の無傷な艦娘は積極的に旗艦を守ろうと攻撃にその身を晒す場合がある。いわゆる「庇う」システムである。
これを利用した、いわゆる捨て艦戦法も可能だが、人として人情があるならばお薦めはしない。(現実でも非難されているが、詳細は当該記事にて)
4.その他
大鳳の時報により、秘書艦は提督の夕食を持ち回りで用意することが明かされている。ただし艦娘によってばらつきが在るため、業務というより習慣に近いものなのかもしれない。