のちにSAWなどとと言った脱出系映画の先駆けともいえる作品。
内容も、閉じ込められた人間だけにスポットが充てられており、
何故彼らがこの部屋に閉じ込められたのか?なぜ自分たちなのか?
という、状況整理のさなかに出てくる疑問の答えは皆無で
見ている内も自分もCUBEの中にいるような感覚に陥る。
ビジュアル
この映画の最大の特徴は外の世界が全く映らず終始「CUBE」の中のみ話が進むこと。
そのCUBEはビジュアル面で非常に凝った作りとなっており色彩も豊かなものになっている。
部屋には、白、赤、青、緑、薄茶の計5色があるがそれぞれの色の意味は不明。
トラップ
CUBEには、人を死に至らしめるトラップが数々存在する。
しかし、トラップの発動が即死と言う訳ではなく、それを回避したり、トラップの発動を回避することもできる。
・格子状の張り巡らされたワイヤー(非常に鋭く、人体をも切断するワイヤー)
・円錐状にしぼむワイヤー
・無数の針(音で反応するため、音を出さなければトラップは発動しない)
・火炎放射
・強酸
このほかに、空気を乾燥させて人の侵入を感知するセンサーのある部屋がある(トラップは不明)。