演/陣内孝則
仮面ライダーウィザード インマジックランドのネタバレが含まれます‼閲覧にはご注意ください。
「ファントムが生まれるのですよ･･･」
概要
『魔法使いの国』の王・マヤ大王に使える黒い衣装に身を包んだ素性不明の男。
歴代の『魔法使いの国』を収める王たちに使えて来たらしく、『魔法使いの国』の王族に生まれながらも、何故か魔力を一切持たずに産まれて来たマヤに頭を抱える先代王に自分が彼の後見人として裏から支えると唆し、魔力を持たずに魔法を使えないマヤの代わりに魔法を使う事で周囲を欺き、実質上彼の傀儡政権を発足させるのと同時に、その一方でその事で心に深い傷を負い、魔法使い全てを消滅させてしまおうと考えるようになったマヤ大王の補佐として夜な夜な人々を浚い、「タナトスの器」と呼ばれる不気味な像の製作を担う等々、不穏な空気を醸し出していた。
実は物語の冒頭でコヨミに埋め込まれた『賢者の石』の魔力を使い、現実世界を異世界『魔法使いの国』へと作り替えた金色の魔法使い＝仮面ライダーソーサラーその人であり、全ては彼の暗躍によりそうなるべく仕向けられていた事であった。
『タナトスの器』の影響である魔力の逆流を全く受け付けない体質だが、それもそのはず、彼の正体はドレイクという名のファントムであり、マヤ大王の考えに賛同している様な素振りを見せているのも全ては演技で、その真の目的は『タナトスの器』を使い装置に蓄積された膨大な魔力を解放し、逆流させ『魔法使いの国』の全国民の体内に流し込み、魔法使いそのものをこの世から抹殺するというものではなく、魔力を持つ者たち全てを絶望した状態と同じし、それにより大量のファントムを生み出し、ファントムだけの世界を築き上げ、その世界に支配者として君臨することが目的である。
恐るべき魔力の持ち主で、様々なスタイルで挑んでくる仮面ライダーウィザードを終始圧倒するが、最終はインフィニティードラゴンゴールドとなったウィザードの放つインフィニティーエンドに競り負け変身ドライバーを失った挙句に大爆発、絶命した。
なお、彼がどうやってファントムを生み出したかは、後に登場する大須賀と同じく、全くの不明だが、恐らくウィザードの最終回に登場したアマダムと同じ邪悪な魔法使いであり、何だかの理由で深い絶望に陥ったか、自ら進んで体内に飼うファントムに自らを喰わせファントム・ドレイクとなった可能性が推測されるが、詳細は全くの不明である。
また、何故白い魔法使いと同型のタイプのドライバーやソーサラーウィザードリングを所持していたのか、どこでコヨミに賢者の石が埋め込まれていたのかを知ったのかは一切が謎に包まれている(デレクターズカット版や後に何だかの形で語られる事を期待するしかない)。
ドレイク(ファントム)
CV/陣内孝則
概要
ケルト人やチュートン人の伝承に伝わるドラゴンの一種ドレイクの名を冠したファントムにしてオーマ大臣こと仮面ライダーソーサラーの正体。白い魔法使いと同型のタイプのドライバーを腰に装着している。
外見的には仮面ライダーソーサラーの怪人態というべき姿をしており、設定では全身に大きく発達した無数の鱗が覆覆っているため、肉体が鎧のように変化しており、、絶大な防御力を誇っており、また腰に下げた『タイラント』という暴君という意味の名を冠した剣を主な武器としているとされる。
劇中、『タナトスの器』を使って大多数のファントムを生み出し、ファントムたちだけの世界を築き上げ、その世界の支配者に君臨しようと暗躍していたが、ウルトラシリーズの一部の怪獣、宇宙人と同じく、自身の正体を晴人とマヤに明かす場面と、変身ドライバーが破壊され変身が解除されさてた爆死する直前の一瞬にしかこの姿を見せなかったため、その実力は未知数である。
