概要
超機大戦SRXの主人公機。
初出は新スーパーロボット大戦。
SRX計画で開発されたパーソナルトルーパー「Rシリーズ」の1号機。であり、R-2・R-3と共にSRXを構成する機体である。
ビルトラプター、ヒュッケバイン009を前身としており、異星人の超技術・EOTが随所に採用された機体である。
『T-LINKシステム(念動力感知増幅装置)』と呼ばれる特殊システムを搭載し、パイロットの念動力によって『念動フィールド』と呼ばれる特殊な力場を発生させる。このフィールドは防御障壁として使い機体を護ったり、エネルギーを利用して攻撃に転用することが可能である。このシステムゆえに本機は念動力者が搭乗しなければ、その性能を最大限に引き出すことはできない。
またパイロットや機体が危機に陥ると発動し、搭乗者の念動力を限界以上に引き出す『ウラヌス・システム』も搭載されている。しかしこのシステムはパイロットの脳に重度の負荷を強いるため、最悪の場合パイロットが廃人状態になる危険性すら孕んでいる。SRXに合体した後もウラヌス・システムは機能する。
中近距離を主体とした全天候型の機体として完成しており、優れた機動力と安定した戦闘力を有する。
またリュウセイの攻撃性の高い念動力の影響もあって、単機でも十分な戦力として機能する。
ただし操縦者が操縦者なので、射撃攻撃以上に格闘攻撃に自然と攻撃の比重が集中している。
変形機構も有しており、飛行形態R-ウィングへの変形が可能。
登場初期はモビルスーツとモビルファイターの特徴を兼ね備えるように設計されているという設定があり、ゲーム中の登場人物からガンダムに間違えられることが度々あった。ぶっちゃけ顔はツインアイ以外あまり似てないのだが・・・
機体データ
形式番号 | R-1 |
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所属 | 地球連邦軍極東支部SRXチーム |
製造 | 地球連邦軍極東支部 |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 19.1m |
重量 | 50.2t |
防御装備 | シールド 念動フィールド |
MMI | T-LINKシステム |
パイロット | リュウセイ・ダテ |
武装
バルカン
所謂頭部バルカン砲。
コールドメタルナイフ
ウィング内に収納している実体のナイフ。リュウセイは時々「ゴールデンメタルナイーブ」と言い間違えてしまう事がある。
G・リボルヴァー
両腰に提げているリボルバー拳銃。正式名ジャイアント・リボルヴァー。
R-ウィング時でも使用でき、その際はG・リボルヴァーキャノンと呼ばれる。
ブーステッド・ライフル
ロングバレルタイプのレールガン。長距離用で、精密射撃が可能。
ホーミングミサイル
R-ウィング時のみ使用できるミサイル。
必殺技
T-LINKナックル
拳に念動フィールドを集中させて繰り出すパンチ。
T-LINKソード
念動フィールドを剣の形に生成し撃ち出す。弓を引くようにして片手で投げつけるバージョンと両手を前方に突き出して発生させるバージョンがある。リュウセイは「天上天下念動破砕剣」と命名している。
亜種として、R-ウィング形態で機首から刃を伸ばし体当たりするT-LINKクラッシュソードもある。
合体攻撃
フォーメーションR
R-3パワードのストライクシールドとR-2パワードのハイゾルランチャーの援護射撃を受けつつR-1が突進、T-LINKダブルナックル(後述する合体攻撃とは別物で、T-LINKナックルを両手で繰り出す)を浴びせる。
T-LINKダブルナックル
ART-1との合体攻撃。R-1がR-ウィング形態、ART-1がART-ウィング形態で連続射撃を浴びせてから、再度変形しT-LINKナックルとT-LINKブレードナックルを同時に叩き込む。リュウセイは「天上天下念動連撃拳」と命名している。