ユグドラシル・・・もう絶対許さねぇ!
この由来ぜってぇ許さねぇ・・・
「仮面ライダー鎧武」の作中で、主人公である葛葉紘汰が発する台詞であり、劇中に登場するユグドラシル・コーポレーションの社員達がヘルヘイムの森やインベスなどの秘密を隠蔽し時には非道な手段を辞さない彼らのやり方に怒りを感じた時に発言する。
実際の台詞では割とバリエーションがあり「ぜってぇ許さねぇ・・・」「俺はあんたを絶対許さねぇ!」「ユグドラシル・・・もう絶対許さねぇ!」などいくつかあり、最初の頃はファンによってはブレがあったが、最近では「ユグドラシル絶対許さねぇ!」の方で安定している。
意味合いとしては絶対に許さないよと、「ゴルゴムの仕業」「乾巧って奴の仕業なんだ」「おのれディケイド」などの「すべて~のせいにする」ネタの一つであるが上記の~のせいにするライダーネタとは少し異なる経路で誕生している。
(これについては下記で説明)
このネタの誕生過程は絶対に許さねぇ!
ユグドラシル・コーポレーションはインベスゲームを流行らせつつ、裏では数々の秘密を隠蔽、更にクリスマスゲームの一件でビートライダーズを実験体としていたことが発覚、更にはインベスと化したとはいえシドの手で初瀬亮二が無慈悲に葬られてしまう等、ユグドラシルの非道な行いに紘汰はユグドラシルへの怒りを爆発、15話のシグルド戦からこの「許せねぇ!」の台詞を使うようになった。やがてストーリーの中ユグドラシルの真実(ヘルヘイムの侵略)を知るも何かまだ隠していると疑念を持つ中、スカラーシステムとプロジェクト・アークの実態を知り、紘汰はますます憤りを感じるのだった・・・
・・・と、ここまでなら正義感の強いヒーローらしい台詞なのだが、ライダーファンの間では物凄い言いがかり的な台詞に見えたのである。
そもそも紘汰自身がこの台詞を発するものの、ユグドラシルの何が悪いのかやどう対処するのか等あまり深く考え込んでおらず、台詞自体も許さねぇばかりで、人の言いなりばかりで行動が決まっている部分も含めファンの紘汰の性格の好き嫌いが分かれる要因となっていた。
(劇中でも戒斗が「許せないならどうする?」とこの欠点を指摘している)
またユグドラシル自体が確かに非道な行いをする事は事実なものの、敵か味方か微妙な位置付けの第三勢力扱いで構成員も普通の人間で目立った悪事も行っていないせいで悪役感に欠ける、そもそも平成ライダーの主人公の多くは、台詞より行動で怒りを表現する(ジャラジ滅多切り、キヨちゃん落とし、お前にフィナーレはない等)ことが多く、紘汰のこの台詞自体が異例ともいえたせいもあり言いがかり感をより強くさせてしまった面もある。
そうした中ふたば☆ちゃんねるの鎧武スレでは台詞の強烈さや絶対に許さないよネタのせいもあり、「クソコテすぎる・・・」「ユグドラシル絶許マン」などとクソコテ扱いネタにされるようになる。
本来は本編の紘汰の性格における皮肉だったのだが、何でもかんでもユグドラシルのせいにするネタや許されざる角度のコラなどでいつのまにかネタにされライダーシリーズの主人公としては異例のネタキャラとして戒斗や主任とともにネタ扱いされツイッターでもなどでもネタにされるようになる。
その状況に加え23話ではカチドキアームズで大企業に不法侵入しスカラーシステムを銃撃によって破壊し、逃走するという、テロまがいの行動(このせいでカチコミアームズという呼び名がつく)や「仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」でバタン帝国が起こした事件をユグドラシルの仕業と思い込むなど、ますますユグドラシル絶許に拍車を掛け、本編での貴虎との和解後もファンに使い続けられている。
関連項目も、ユグドラシルに任せておけねぇ!
仮面ライダー鎧武 葛葉紘汰 ユグドラシル・コーポレーション 絶対に許さないよ
ゆ゛る゛さ゛ん゛!! ゴルゴムの仕業 乾巧って奴の仕業なんだ おのれディケイド
キュアフォーチュン(氷川いおな ):ハピネスチャージプリキュア!のキャラでニチアサの同期。「絶対に許さない」系統の台詞で互いに正義感が強い。また両者ともに 仲間を自分の言いなりになる道具としか思っていないキャラがいる(無論その意味合いや性格は異なる)→一人スイプリ