CV：伊藤静
概要・個人データ
公安局刑事課一係に所属する執行官。
2090年9月28日生まれ 22歳 天秤座 B型 身長170cm 体重52kg
基本的に感情を表に出すことが滅多になく、残虐な事件にも沈着冷静に対応するクールな女性。
その一方で新人の常守朱を気遣ったり、親友を殺されて落ち込む霜月美佳に
寄り添うなど、温かな心も持ち合わせている。
また一見、目立ちにくいが唐之杜にも負けず劣らずのセクシーな体型をしている。
趣味は音楽鑑賞で、余暇には音楽を聴きながら音楽雑誌を読んでいる。
好きな本は中山可穂の「感情教育」。
好きな食べ物はカップうどん、嫌いな食べ物ははんぺんフライ。
好きなロックバンドはクラッシュ、セックス・ピストルズ。
スポーツの得意種目は卓球。
注意事項
以降の記述には記事の性質上、ネタバレと思われる情報が含まれています。
TVアニメ本編視聴途中・未見の方の閲覧はご注意下さい。
略歴
唐之杜志恩との関係
唐之杜志恩と分析室にいることが多く、その関係からか現場でも
犯罪ケースの分析を担当することが多い。
その唐之杜とは恋人同士であり、2話で唐之杜の分析室から出てきた際に、
二人の様子から特殊な関係をにおわせるシーンがあり視聴者のあいだで話題となったが、
22話にて二人の実際に『事』に及んだあとの風景が描写されていた。
夢に破れた猟犬
かつてはシビュラシステム公認芸術家としてアマチュアロックバンド「アマルガム」のギタリストとして音楽活動に勤んでいたが、その行動と音楽の方向性がシビュラシステムの判定に引っ掛かり、潜在犯扱いで補導されてしまう。
また、シビュラからは音楽家の適性がないと診断されていたらしい。
しばらくは諦めきれずに更生施設でも音楽関連の書物やグッズを取り寄せていたが、かつて飛び入りでセッションをしたことから六合塚が親しみを感じていた非公認芸術家・滝崎リナが反社会活動を展開していること、そして六合塚が執行官の適性を持っていたことから、監視官だった狡噛慎也から協力を要請される。
当初はリナの疑念を晴らそうと半信半疑での協力だったが、潜入先で佐々山光留が暴れたため混乱する中で、リナと遭遇。
そこでリナに、六合塚が補導された事への憤りとシビュラに自分たちの音楽を否定されることへの怒りから、社会を変えようとシビュラを打倒すべく反政府活動を起こしたことを明かされ、共に戦おうと誘われる。
しかし六合塚は、リナを自らが撃ってでも止めるべく、彼女にドミネーターを向ける。
だが、狡噛から渡されていたドミネーターは、初めから六合塚をユーザー認証させていなかった為、作動することはなかった。
そしてリナにも、結局は逃げられてしまう。
しかしこの時の行動が、彼女に執行官として生きる決意を固めさせ、以後公安局で潜在犯を追い続けている。
自身のように夢に破れ、道を踏み外す者たちを増やさないために。
余談および関連書籍における設定・描写
2013年3月23日の「PSYCHO-PASS フィナーレスペシャルイベント」にて披露された
裏設定とカットシーンにて、彼女は生粋のレズビアンであることが明かされた。
彼女自身が同性愛者と自覚したのは、中等教育課程の頃である。
公式ガイドブック・設定資料集において、
彼女の過去・恋愛観について以下のように描写・記述されている。
- 唐之杜と出会う以前のバンド時代は、滝崎リナと元恋人同士であった。さらにリナ本人に彼女との「情事」を隠し撮りされ、こっそり公安局に送られていた。(リナ本人にとっては単なる嫌がらせ程度に過ぎなかったようで、この動画は唐之杜の計らいで公の目に触れることはなかった。そして後にリナ本人と最悪な形で再会することになる)
- 滝崎リナと交際する以前は多数の女性芸能人や女性スポーツ選手と性的関係を結んでいた。しかしリナと交際するまでは、付き合ってもすぐ別れてしまうことが多かった。(枕営業の為もあったと思われるが元来彼女は、女性限定で性には奔放であった模様)
- 実は朱に対しても(性的感情も込みで)興味を抱いていた。(深見真によるノベライズ版にて、こっそり「結構タイプなんだよね……あの子」という趣旨の独白をしている。また初期構想段階の脚本でも、朱に「あなた、女性同士のセックスに興味はある?」という口説き文句も用意されていたとのこと)
- 縢との間にも、双方の間に疑似家族(姉弟)的な絆があった事を示唆する描写(深見真による公式ノベライズ版(文庫)にて、前述の唐之杜とのベッドシーンの後「縢の行方不明には納得いかない。実の弟のように思っていたから、戻ってきてほしい」というモノローグが描写されている。また、征陸の死を悲しむ描写もある)
- 六合塚は唐之杜とお揃いの銘柄の香水をつけている裏設定
関連イラスト
関連タグ
作品・キャラクター
GLカップリング
※公式カップリング。
