概要
『モンスターハンター4』で初登場となるモンスター。
蛇のような外見が特徴で、別名も「絞蛇竜(こうだりゅう)」。
「蛇竜種」という新しいカテゴリーに属している。
その種に偽り無く、とにかく長い。アカムトルムやグラビモスのような威圧感は無いが、長さだけなら大型モンスター最長である。
蛇のような外見に違わず、神経毒を注入する毒牙、長大な体躯を駆使したトリッキーな戦法を繰り出す。
背中と尻尾には「鳴甲」という特殊な甲殻がある。ここから特殊な音波を発して敵の動きを止めたり、時には尻尾の鳴甲の一部を周囲にばらまき、自分の体から発する音と共振させて音波の効果範囲を広げてくることもある(ん?そういえば前にもこんなことするヤツがいたような…)。なお、ガララアジャラの音波に共振した鳴甲は破裂し、被弾するとダメージ&気絶が確定する。
ガララアジャラの数ある攻撃の中でも最も危険なものは、音波で動きを封じられたり気絶したハンターを囲い込み、そのまま一気に締め上げてくる攻撃。
ガード不可能な上、生半可な防御力では即死してしまうほどの特大ダメージであり、多くのハンターが初戦でこの攻撃によってキャンプ送りにされたことだろう。
他にも、長い尻尾で相手を薙ぎ払ったり、アグナコトルのように地面を掘り進むモーションを見せている。
ジャンプ攻撃で頭に乗れるが、肝心の頭がその長い尾で囲まれているのでなかなか狙い辛い。
弱点を硬い尾で守っているという点はランスから発想を得て作られたらしい。
基本的に原生林にのみ出現するが、未知の樹海にも出現することが確認されている。
亜種
モンスターハンター4Gで登場の亜種。別名「水蛇竜(すいだりゅう)」。
体色が寒色系に変化しているのが特徴。
寒冷地である氷海に生息しており、PVでは体から氷の塊のようなものを飛ばしてハンターを攻撃している様子が確認できる。
原種にあった「鳴甲」が「撥水甲」になっており、これによって水に強い耐性を持つ。
また体から分離して地面に刺さった撥水甲を使ってブレス(水弾)を反射させるといった行動をとる。
この反射ブレスの命中精度が異様に高く、確実にハンターに目掛けて飛んでくる。しかも場合によっては別の撥水甲と反射し合ってから飛んでくる時間差攻撃までしてくるため、非常に太刀が悪い。
ちなみに、氷海でも地中を蛇行するモーションは存在する。
それはつまり硬い氷の塊の中をたやすく移動していることになる。(それはザボアザギルやテツカブラにも共通することだが。
そのため原種では柔らかかったクチバシや後ろ足が非常に硬くなっており、逆に背中と尻尾は柔らかくなっている。
生息地域が氷海なので、BGMは「銀盤に潜む牙」(ザボアザギルのテーマ)である。
今まで原生林や闘技場のBGMで戦ってきたので、少し違和感がある。
余談
- 名前の由来は、「ガララ」は擬音、「アジャラ」はオランダ語で「蛇」を意味する「アダラ」からきている。
- 原生林の戦闘BGM「蛇行する旋律」はガララアジャラのテーマ曲でもある。
- 公式ホームページに掲載されている太刀と狩猟笛およびそれを携行するハンターの着用している防具は、このガララアジャラのものである。ガララアジャラが神経性の毒を持つことを反映して、近接武器はすべて麻痺属性となる。また、ヘビィボウガンも通常弾と散弾の装填数が多く、非常に高い性能を持つ逸品で愛用者は多い。
- 亜種の素材を用いた際は水属性を得る。ヘビィボウガンは水冷弾や氷結弾の取り回しがかなり良くなり、それらを弱点とするモンスターには絶大な破壊力を発揮してくれるだろう。
- 「寒気立つクチバシ」という素材が逆鱗や紅玉に匹敵するレア物。しかも、アジャラの武器・防具を作成する際に結構な個数を要求される。頭と背中の部位破壊、本体の剥ぎ取り、落し物、サブターゲット報酬と入手できる手段が豊富なのがせめてもの救いか。
- G級では「身も凍るクチバシ」が登場。相変わらずの出難さに多くのハンターが頭を抱えているとか。
- ガブラスとは特に関連性はない…と思われていたが、なんと蛇竜種という新種族が追加されたことで、ガブラスが蛇竜種へとカテゴリー変更されるというまさかの事態となった。恐らく、蛇っぽい外見のモンスターならばなんでもこの種族に当てはまるのだろう…多分。
関連画像
関連項目
ガララ・アジャラ 公式サイトでは初期は中黒点が付いていた。