概要
最凶最悪のガンダムと称されるユニット。
他のユニットとは桁違いの強さを合わせ持ち、常識外れの特殊能力を合わせ持つ。
その容姿こそ∀ガンダムと似ているが、目や額のパーソナルマークが赤色に変色し、機体が紫に発光。動きや性能が全くと言っていいほど異なる。制御システムはシステム∀99。
この機体が見せる圧倒的な強さはトラウマもの。
初登場はGジェネレーションスピリッツ。
最初は繭の状態だが、繭を破壊すると月光蝶と共にその姿を現す。
この時のHPは50000。
武装もそれなりに豊富で、何よりもビーム射撃が全く通用せず、実弾もほとんど軽減してしまう。移動力25でしかも囲んでも瞬間移動で自機をすり抜け、更にハイパーナノスキンによる自己修復機能まで兼ね備えたハイスペックな機体で、宇宙世紀の機体を遥かに上回る性能を誇る。
Gジェネレーションワールドで再登場を果たしたが、隠しボスとして登場。
前作より弱体化してはいるものの、ビームサーベルを使用する最中に頭部が一回転したあと、目が光ったかと思うといきなりワープして敵の眼前に移動するという不気味な動きをして見せた為、更に怖さが倍増した。
これ以降の作品ではクリア後のご褒美機体的な位置付けでほぼ毎回登場している。
具体的なヤバさ
- 基本的なパラメーターがケタ違い
多くの機能を封印しながらも、月光蝶システムを解禁した「∀ガンダム(能力解放)」よりも攻撃力・機動力・防御力は当然の事として、HP/ENの初期値が正にボスクラス。通常の能力開放∀と比較して攻防に関するすべての性能が倍以上にアップしている。ワールド以降は能力開放がHP18000に対しHP25000であり、ENに至っては能力開放が180に対し250、さらにオーバーワールドでは攻防機のステータスが能力開放(攻防機ALL35)と比べてそれぞれ15も差がつく状態(攻防機ALL50)となっている。移動力も10、さらにすべての地形適性でAを持つ。
- 耐久力の異様な高さ
ボスクラスのユニットとしては多少控えめの印象のHPだが(当然全体的に見れば超多い方)、とにかく防御アビリティが超豊富。
Iフィールド(一部の攻撃を除きBEAM属性の射撃攻撃をシャットアウト)は能力開放と共通としても、ハイパーナノスキンで自ターン毎にHPが最大値の20%回復し、仮に実弾系を被弾したとしてもウージィアーマーでダメージを軽減した上でHPが最大値の5%がその場で回復する上、バリアフィールドでMAP兵器は完全無効化と、いちモビルスーツとしては異様すぎるほどの固さを持つ。
- 果てしなくトチ狂った攻撃能力
武装はIフィールド・メガビームサーベル(以下サーベル)と、Iフィールド・メガビームライフル(ライフル)に加えMAP兵器の月光蝶のみと極めて大人しい印象を受けるが、これら全てが強烈なスペックを誇る。
まずサーベルとライフルの共通点として、共に特殊扱いである事。
PS装甲やIフィールドといったありとあらゆる防御アビリティを貫通し、その異様な攻撃力から繰り出される強烈きわまりない攻撃は脅威の破壊力を持つ。しかもこの武装、サーベルはビームライフルの射程と同程度、ライフルに至ってはファンネルに匹敵するかそれ以上のとんでもない長さの射程を持つうえ、自身のEN値に対して消費値が低く、最低でも15回から20回程度は使用できるというすさまじい持久力も持つ。
さらに、本家∀がもつMAP兵器月光蝶も持つ。自身のENを全消費して自分以外の全ユニットのENを敵味方問わず最大999削るもので、999はゲームシステム上のEN限界値と同値であるため、これを受けてENが残るユニットは存在しない。
武装
- ディレイションライフル(ワールドではIフィールド・メガビームライフル)
ライフルから巨大な虹色の光を放つ。ビームではないためIフィールドなどの対ビームバリアでは防げない。
- メガビーム・フィールドサーベル(ワールドではIフィールド・メガビームサーベル)
デバイスから巨大なビーム刃を形成して敵を切り裂く。その威力は一般のサーベルを遥かに上回る。
- スプラッシュビームシャワー
胸部マルチサーパスサイロから無数のビームを雨の様に放つ。その脅威は同時に8機までのマルチロックオンが可能という点にある。ワールド以降は消滅した。
- 核弾頭ミサイル
その名の通り胸部から核ミサイルを放つ。強力で範囲も広いMAP兵器。ワールド以降は設定がない。
- 月光蝶
ナノマシンの翼で目標を砂状へと還す。スピリットでは特殊格闘で、ワールド以降では上記の通りMAP兵器。
関連タグ
センチュリオ - ぎれん・ざびがかんがえたさいきょうのモビルスーツ。端的に言えば量産型ターンタイプ
マジンガーZERO:スーパーロボットにおける似たような存在