概要
司会は番組開始の1987年10月から変わらず関口宏が務める。出演者は司会者と同じ事務所に所属する人が多いが、レギュラーコメンテーターとして毎日新聞特別編集委員の岸井成格も出演している。
番組の政治姿勢は護憲・リベラル・民主主義を重んじるものであり、民主主義をないがしろにし帝国主義をあらわにする中国政府、その他の政治勢力には批判的である。また、先の大戦への反省から歴史問題を重視する姿勢が見られ、それに関する特集も多い。
名物コーナーは張本勲と故・大沢啓二によるスポーツコーナー・週刊御意見番。両氏の喝、あっぱれの一声は、多くのスポーツファンの共感を呼び、一部のファン(特に大リーグファン)の困惑を招いている(なお、同コーナーは大沢の死後、毎週ゲストを迎えて存続し、サッカーの一大イベントがある場合には中西哲生を迎えての解説が定番となっている)。
また、手作りの模型による解説も名物の一つで、子供にもわかりやすい内容となっている。
放送時間は朝8時－9時54分だが、年に1回、11時24分まで延長することがある。さらに、放送開始から1994年3月までは8時30分スタートだった。また、放送開始当初は9時30分で放送を終わる放送局もあった。
ライバル
直接的なライバルとしては、「報道2001」シリーズ（東九州地方の約2局を除くフジテレビ系列）がある。また、間接的なライバル（裏番組）としては、片瀬那奈司会のバラエティ番組「シューイチ!」（日本テレビ系列および他系列局約2局。ただし他系列局2局は実は日本テレビと結構仲良し）や、テレビ朝日系列のニチアサキッズタイム後半部分（ただし一部系列局除く）と「題名のない音楽会」（地域によっては他系列局）、フジテレビ他のドリーム9があげられる。
視聴率
これらのライバルを向こうに回し、15％程度稼いでおり、視聴率は日曜朝8，9時台ではトップである。もっとも、かつては「Theサンデー」シリーズ（放送開始当初は日本テレビ他、その後日本テレビ系列他に「昇格」）に歯が立たず、それどころか「ママレードボーイ」や平成仮面ライダーシリーズ（いずれもテレビ朝日系列、ただし一部系列局除く）にナメられかけた事もあった。
関連番組
関連番組としては、この番組の直後に放送されている、太田光司会のバラエティ番組「サンデージャポン」がある。ここでは完全に無視している芸能ネタやゴシップを扱う番組であり、この番組と完全に対になっている。言うなれば、この「サンデーモーニング」が、「テレビで見るサンデー毎日（あるいはAERA、週刊朝日）」なのに対し、「サンデージャポン」は「テレビで見るゴシップ雑誌（例･週刊新潮、週刊文春、週刊現代、週刊ポスト、週刊大衆、週刊実話）」である。なお、サンデージャポンは、TBS系列でも、青森テレビと九州・琉球ブロックの系列局では放送されない（ただし、九州･琉球ブロックでもRKB毎日放送は放送時間を3時間遅らせたうえで放送）。
