CV:鈴村健一
人物像
私立ガンプラ学園のレギュラーチーム「ソレスタルスフィア」に属するガンプラファイター。金髪の長髪を持つ美少年。
普段はクールに振舞っているが、いざガンプラバトルとなれば言葉の節々に熱を帯びる熱血漢。
キジマ・シアの兄であり、同校の講師兼監督であるアラン・アダムスの甥にあたる。平時はアランの事を「伯父さん」と呼ぶが、学内では公私を混同しないようその呼び方を咎められている。
イギリスへ短期留学していた経験があり、現地のガンプラファイターであるジュリアン・マッケンジーとも交友を持つ。
四代目メイジン・カワグチの襲名を目標としており、三代目であるユウキ・タツヤと同様にガンプラバトルを利己的に扱う人間に対しては厳しい姿勢で臨む。
戦績
卓越した模型製作技術と操縦技術を誇るガンプラ学園のエースファイターであり、使用ガンプラであるトランジェントガンダムの存在も相まって公式試合では常に無敗。
全日本ガンプラバトル選手権中高生の部で学園が連覇を成し遂げているのも、ひとえに彼の存在があってこそであり、大会に出場する毎にその無敗記録を更新し続ける。
過去の選手権で連覇を遂げている事もあり、他校からはその存在を危険視されており、ヤジマ商事のニールセンラボでの合宿に於いては、カリマ・ケイやシキ3兄弟が彼の手の内を見出そうと暗躍した程であった。
相手が格闘戦を演じるのであればそれに倣い自らも同じ土俵に立ち、その上で相手を降す自信を見せるが、その一方で常に頂点に立ち続けるが故に自分と肩を並べられるライバルの出現を渇望しており、強者を求める姿勢の強さはチームメイトであるアドウ・サガすらも凌ぐ。
それ故に、西東京地区予選を突破したチーム「トライ・ファイターズ」のカミキ・セカイとの邂逅は、彼の渇きを潤す程のものであり、以降は彼をライバルとして意識していく。
その後全国大会でカリマ率いるチーム「グレート・K」と対戦するが、彼が合宿で本気で戦う事を渋っていた事もあり、その意趣返しも兼ねて妹のシアの操るG-ポータントをけしかけ、最後まで彼に対して手の内を晒さないまま勝利を得る。
その後も順当にトーナメントを勝ち進み、グラナダ学園のルーカス・ネメシスと対戦。チームメンバーをサポートに徹させる作戦で自分たちを翻弄するルーカスの戦法に当初こそ辛酸を嘗めさせられるが、その作戦を看破した上でルーカスと一対一のバトルを演じ、辛くもこれに勝利した。