概要
専用ソフト『ジャイロセット』、『ブロックセット』を用いて、画面から送信される光信号を受信して動作するロボットである。
平たく言えば、ファミコンを使って動くロボットということである。
海外版での名称はR.O.B.(Robotic Operating Buddy) 。
日本では白と赤のファミコンカラーだが海外ではNES(海外版ファミコン)の色に合わせて灰色になっている。
ゲスト出演
『星のカービィ3』『メイドインワリオ』『F-ZERO』等に背景キャラとしてさりげなく出演している。また、『スターフォックス64』のセクターXに登場するボス:HVC-09はこのファミリーコンピュータロボットをモデルとしている。
数あるゲスト出演した作品の中でも最も有名なのは、隠しキャラとして登場し、直接操作が可能な『マリオカートDS』と『スマブラ』シリーズだろう。
マリオカートDS
隠しキャラクター「HVC-012」として登場。
専用カート「HVC-BLS」(『ブロックセット』の型番と同じ)、「HVC-LGS」を持つ。
大乱闘スマッシュブラザーズX, スマブラ3DS/WiiU
隠しキャラクター「ロボット」として参戦。
pixivに投稿されているイラストのほとんどがこれで、「スマブラ」関連のタグが付いている物が多い。
『~X』の一人ゲームモード「亜空の使者」では、亜空軍の戦力として量産タイプが多数出現する。
そして後半にエインシャント島でリーダー機(マスターロボット)が登場。
実は物語序盤からエインシャント卿に身をやつして登場しており、故郷であるエインシャント島と同胞を人質に黒幕に半ば脅されるかたちで指示に従っていた。
だが黒幕が亜空爆弾と亜空砲戦艦の製造を終えると、爆弾向上に乗り込んできたマリオたちに正体を明かし、量産機に彼らを攻撃しないよう命令、マリオたちに協力する道を選ぶ。
魔術師のような姿でいたのは、良心の呵責から逃れるための変装だったらしい。
ところが今度は、ガノンドロフが亜空砲戦艦を出撃させるための「時空の穴」を開けるため量産機たちに強制命令を下し、亜空爆弾ごと自爆させてしまう。
これにより、エインシャント島は亜空間に引きずり込まれ、事件解決後も戻ることなく喪われてしまった。
必殺技
ロボビーム
通常必殺技。目からビームを撃つ。最速の飛び道具。撃つ角度を上下に変えられる。
ビームを撃つためのエネルギーは自動で溜まり、撃った直後はエネルギー切れのため使えない。
最大まで溜めるとスーパーロボビームになる。
アームスピン
横必殺技。腕を回転させながらゆっくりと前進する。
飛び道具を跳ね返すことができる。
ロボバーナー
上必殺技。一定時間ホバー飛行を行う。エネルギーが尽きるまで上昇が可能。
飛行中に攻撃すると飛行は中断されるが、攻撃後に飛行を再開できる。
地面に着地するとエネルギーが回復する(1.5秒弱で最大回復)。
ジャイロ
下必殺技。コマを構えてチャージし、もう一度ボタンを押すと発射する。
ガードや左右操作でチャージを中断し、持ち越しが可能。
フルチャージすると体全体が白く点滅する。
発射したコマは地面でしばらく回転を続け、回転が止まると消滅する。
他のキャラクターもアイテムとして拾うことが可能。
また、画面内にコマが存在するときは、次のコマを使うことができない。
拡散ロボビーム
スマブラXでの最後の切りふだ。約15秒間無敵となり、連続ヒットする渦巻き状のビームを出し続ける。
射程は短い。発動中も通常の行動は可能。ただしロボビームは出せない。
数秒に一度、ふっ飛ばし力の大きい強力なビームが出る。
スーパー拡散ロボビーム
スマブラ3DS/WiiUでの最後の切りふだ。拡散ロボビームの強化版。胴体を巨大な主砲に変形させ、前方で4つに枝分かれする極太のビームを発射し、とどめに巨大な光弾で大きく吹っ飛ばす。
関連イラスト
関連タグ
任天堂 ファミリーコンピュータ ファミコン HVC-012 ロボット スマブラ スマブラX
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