概要
アンドレ・グランディエとは、『ベルサイユのばら』のキャラクター。
当初本人は『お嬢様の遊び相手』としてやって来た(実際祖母からもそう言われていた)つもりだったのだが、オスカルからは『剣の修行相手』だと思われていた。
マリー・アントワネットの落馬事件の時にオスカルに助けられ彼女のことを命懸けで守ることを決意する。その後オスカルがフェルゼンに報われない恋心を抱いたのをきっかけに彼女に対し恋愛感情を抱いていることを自覚するが、身分の違いと忠誠心と愛情との間で苦悩する。
さらにはそれが原因でやや束縛めいた言動を起こす様にもなり、同じく彼女に惹かれたアランとは決闘寸前にまで発展し、物語中盤でオスカルに結婚話が持ち込まれた時は未遂とはいえ無理心中を図った。その騒動の果てに
黒い騎士ベルナール・シャトレに鞭で顔を打たれた時に左目を失明し、以後髪で隠している。だが次第に右目の視力も徐々になくなり、フランス革命前には完全に盲目になってしまう。
周りに止められるがパリへ出動し、オスカルを庇い凶弾に落ちる。享年34歳。