図鑑データ
「第三十駆逐隊、如月。出撃します!」
ん…概要、お役に立てること、ないかしら…?
2015年4月23日のオンメンテナンスで睦月改二と共に同時実装された。
太平洋戦争では開戦直後のウェーク島の戦いで疾風の後を追うようにして轟沈した悲劇の駆逐艦であるが、ブラウザゲームの艦これにおいては如月と共に居る事も可能となっている。
今までは弥生しか話題に出さなかった第三十駆逐隊の事も話すようになっている。
そして提督LOVEっぷりは尚も健在。
みてみて~、この輝く容姿。あはっ、もっと近くで見てよ
弥生以降の睦月型制服を黒ジャケットのように着込んでいる。腕には白い二重線が入っており、グラフィックでは見えないがおそらく睦月改二のように「如月改二」と入っている可能性はある。また胸元の黒い棒タイは、真っ赤なスカーフに変わっている。裾には薄紫の二重ラインが入っている。
また弥生以降が身につけている“月のエンブレム”も追加され、睦月がスカーフと上着の胸元なのに対し、如月は上着の胸元と内側の制服の裾に留めている。
艤装は特型以前の大型駆逐艦のものに変更された一方、煙突基部に機銃が配備され(中破時に明確に確認できる)、マストも13号対空電探がついたものに更新された。
手には12cm単装砲と12.7cm連装高角砲、ふとももには三連装魚雷発射管がベルトをクロスさせて装着している。
さりげないへそチラやふとももの露出、なにより更新されたセリフや中破時のグラフィックは以前にも増して色艶を放っている。
睦月のように煙突の先端に花を飾っているのが、中破時に分かる。
散らしている花は青紫で、睦月が1月のはな「椿」だったのに対し、如月は2月の花である烏野豌豆(からすのえんどう)や蔓日々草(つるにちにちそう)か。
あるいは紫の花韮(ハナニラ)だが、こちらの花言葉は「別れの悲しみ」「悲しい別れ」「耐える愛」「恨み」「愛しい人」「卑劣」「星に願いを」などもあり得る。
同じ2月の花でアネモネも紫の花を咲かせる種があり、花言葉は「あなたを信じて待つ」である。
如月の性能も行かせて!ねっ!
特型以降のコモン艦に比べると防空以外は同等か一回り程弱い。だが以前に比べると十分なパワーアップと言える。
対空は高めであり睦月型が如月を初めとして卯月と水無月以外の睦月型がみんな航空機にやられた史実を踏まえた上での改装になっているのかもしれない。
また火力・雷装・対空などに関しては睦月改二に比べて1ずつ高い。だが運は睦月の方が高め。
何よりも艦これの睦月型最大の特徴かつ強みである弾薬の燃費は据え置きなのが有難い。
遠征につかせたり1-6の海上護衛に使ってあげたり愛着があれば本気攻略に連れて行ってもいいだろう。
初期装備は「12.7cm連装高角砲(後期型)」「61cm三連装(酸素)魚雷」、また「強化型艦本式缶」と意外な装備を持ってきてくれる。缶を持ってきたのは天津風以来で、「改良型艦本式タービンはゴロゴロ開発落ちするのに缶は全然出ない」という提督にもありがたい。
如月自身、ウェーク島攻略作戦で神風型駆逐艦「疾風」とともに”太平洋戦争での最初の戦没艦艇”となったため、松型駆逐艦に装備された12.7cm連装高角砲や特型以前の駆逐艦には装備されなかった酸素魚雷などの最新式の装備とは全く縁がなかった。
つまり「如月がウェーク島(W島)で沈まず長く生き延びていたなら……」というif装備といえるラインナップなのだ。
如月を愛する提督諸氏ならば、ぜひとも彼女と共にこの「if」を成就させてほしい。