ナポリタン
なぽりたん
日本生まれの洋風パスタ料理、料理名とナポリ市とは一切無関係。
起源
元は横浜山下町にあるホテルニューグランド第2代総料理長・入江茂忠が最初に考案したものだと云われる。
トマトソースを使ったパスタ料理「スパゲッティ・アラ・ナポリターナ」をアレンジしたもので(なお海に面したナポリらしくシーフード料理である)名称もここから取ったものだろう。
ただし入江のレシピではケチャップではなくトマトピューレを使用する。
ではいつケチャップと置き換わったのかというと、昭和30年代国産スパゲッティが開発され販売促進のデモンストレーションとしてこのナポリタンが選ばれた。
それをきっかけに庶民に広まったがトマトピューレは一般的ではなく、ケチャップを使ったレシピが考案されそれが一般化したのだ。