洋食のトマトソース
古風なフランス料理のソースに由来するもの。
ベーコン、にんにくを炒めて香りを出したあと、玉ねぎ、にんじんを加えて軽く色付くまで炒め、小麦粉、トマトピューレ(潰したトマトの缶詰)、ブイヨンを加えて一煮立ちさせ、ローリエやブーケ・ガルニを加えて煮込む。塩・胡椒で味を調える。
イタリア料理のトマトソース
イタリア料理の基本ソースで、イタリア語では「サルサ・ディ・ポモドーロ」といい、日本でも「ポモドーロソース」と呼ばれる場合がある。唐辛子を利かせるとアラビアータ、魚介類を加えるとペスカトーレ、アンチョビ、ケッパー、ブラックオリーブを加えるとプッタネスカとなる。
にんにくとにんじん、玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒めた後、ホールトマト(潰していないトマトの缶詰)とトマトジュース(トマト缶の汁の場合もある)にハーブ(北イタリアではセロリ、南イタリアではバジル)を加えて潰しながら煮詰め、塩・胡椒で味を調える。
血?
創作ではトマトジュースと同様に偽の血として扱われる場合がある。
「残念!描かれている大量の血は実はトマトソースでした。」というオチ。もしくはオチであって欲しいという願いなのか…。