お前はもう死んでいる
おまえはもうしんでいる
お前はもう死んでいる・・・
作中での使用シーン
初登場は第一話においてリンの村を襲った暴徒のリーダー・ジード(Z-666)を奥義の一つ「北斗百裂拳」によって葬った際に使用(ただしこの際は「お前はもう死んでる」)。
ジードも最初はその言葉の意味を理解できずにいたが、直後に経絡秘孔の効果で肉体が破壊されてゆき最期は無残に爆死した。
TVアニメ版では、ケンシロウが敵を倒すたびにこの台詞を多用し当時は流行語になったが、原作ではカサンドラにて拳王親衛隊のカシムに対しての1回しか使用していない。
ただし、一部変更した様々なバリエーションで派生させており、例を挙げると前述の「死んでる」や、狗法眼ガルフを倒した際はレイが代わりに「死んでいる」と言ったこともあり、最終話の最後のシーンにて暴漢を倒したケンシロウが「お前は既に死んでいる」と発している。
その他、TVアニメ版での次回予告の〆としてこの台詞が多用されていた。
累積回数として20回であり使用最多数順位では第2位である。
(ちなみに第1位は「北斗の掟は俺が守る」であり、こちらは累積38回でほぼ倍差である。)
また、前述のような経緯もあり『北斗の拳』という作品の代名詞のひとつとなっており、後年の様々な媒体による派生作品でもキャッチコピーや決め台詞の一部として引用されている他、本作を意識した他作品内のパロディとしてもこの台詞が用いられることが多い。
そのためか「『北斗の拳』はよく知らないけど、この台詞なら知っている」という人も多い。
その他、同作者の漫画『蒼天の拳』の主人公・霞拳志郎も、中国語で「お前はもう死んでいる」を意味する「儞已經死了(ニイイチンスラ)」という決め台詞を使用する。