概要
アメストリス軍東方司令部司令官を務める中将。ロイ・マスタングが東方司令部に所属していたころの上官にあたる。
変人と名高く普段は女好きの怠け者で一見気さくな老人だが狡猾な謀略家でかつて軍の頂点に立とうとしたこともある野心家。しかしホムンクルスの配下となったレイヴン中将の誘いを蹴って左遷された過去を持つ。しかし今でも野心を忘れたわけではなく虎視眈々と機会を狙ってる。
自分と似たところがあるマスタングの事を気に入っており彼を重用したり謀略を教えたりしているが、いざとなったらアッサリ彼らを見捨てようとする腹黒い一面を持つ。物語の終盤、彼からの要請を受け北方司令部と協力しクーデターを引き起こす。しかしブラッドレイにはすんでの所で逃げられ、お父様の発動した国家錬成陣で死亡してしまう。
しかしながら国家錬成の失敗で一命を取り留め、全てが終わった最終話ではキング・ブラッドレイに変わり大総統となる。
名前の元ネタはアメリカの航空機メーカー「グラマン(現ノースロップ・グラマン)社」から。
余談
設定上、ホークアイ中尉の母親の実父(つまり実の祖父)に当たるのがこのグラマン中将だったりする。