「トレ!!ビアンッ!!」
「行かないではくれまいか・・・」
プロフィール
誕生日 | 3月3日 |
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星座 | 魚座 |
学校 | 晴南学院大学人間科学部社会福祉学科4年生 |
血液型 | A型 |
身長 | 180cm |
体重 | 71 |
足のサイズ | 27.5 |
好きなもの | 自己鍛錬、そそる人間(老若男女問わず)、新たな刺激 |
趣味 | スポーツ、格闘技、楽器演奏、獲物の品定め |
赫子 | 甲赫 |
概要
CV:宮野真守
名家・月山家に生まれた財閥の御曹司。
他の喰種と違い名家で育ったゆえか、人間の食べ方にもこだわりや趣味嗜好が強く(ただ殺して食うのではなく、狙った人間を生かしたまま目玉だけをくりぬいて持ち去ったり、わざわざ専門の高級料理店で人体を調理させて食べるなど)喰種対策局には「美食家(グルメ)」と呼称されている。
食事だけでなく、ファッションのコーディネートもこだわるモデルのような顔立ちを持つ美青年。
知的な語り口であり、会話(主に感嘆詞)に時々フランス語やイタリア語、英語が混ざる。
名家の生まれとして勉学やスポーツ、芸術等幅広く嗜んでおりカネキと接触した際も、読書の趣味ジャンルが共通していたことから繋がりを深めていった。劇中ではカネキと読書が通じる数少ない人物である。
霧嶋董香からは、その実力とクセの強い人格から「20区の厄介モン」と称されており、霧嶋絢都も彼のことを警戒しており、芳村と四方蓮示ともに名前をあげられ、トーカを圧倒する実力者と見られている。
神代利世とは知人同士だったが、食の行き違いから決別している。「隻眼の喰種」と目される金木研を食材として執着しており、その偏執ぶりからカネキに「変態」と称された。
(実際、カネキの血が染み付いたハンカチを保存袋に保管している)
基本紳士的で物腰穏やかだが目的を果たす為なら卑怯な行いを厭わない好戦的な性格。
ときに舞台役者のような振る舞いをする変わり者で、上記の件もあり登場人物達からは苦手意識や嫌悪感を抱かれたりしているが同校の女子生徒達、月山家の使用人達には大変慕われている。
自分が認めた者には種族関係なくとても寛容で、特に人間の友人、ホリチエとは自身の食への執着心と彼女の写真への好奇心の姿勢が互いに共通しており“同類”ともいえる。掘は月山が食べる為ではなく生かした唯一の人間で彼女の容赦ない発言も素直に受け入れている。その反対に弱者に命じられた場合は密かに暗殺を企てたりしている。
ヨモに並ぶほど血酒に弱く、酔うと口調も変化する。
東京喰種
あんていくで出会ったカネキに興味を示し、巧みに罠に嵌めて喰種レストランで食らおうとしたが彼が隻眼と知ると独占すべく解体屋を殺害し救出。以後、カネキに執心するようになる。
西野貴未を人質にカネキを捕食しようとしたが、人質の恋人である西尾錦とトーカを相手に戦い失敗した。その時に死亡したと思われたが、トーカの暴言をきっかけにオートファジー(自分食い)を実行し生存。
アオギリの樹に捕らえられたカネキを救出するべく、下心を持ちながら芳村らとの利害の一致し一時的に協力関係を築いた。
カネキ救出後は自らを「剣」と称し、いつか喰らうべく反アオギリ側に着いた。
以降はカネキに忠実な姿勢を示しており、打算的な協力者として稽古も担当している。ただし誘拐事件が原因でカネキからの信頼は乏しく、ややハブられ気味。
更にいつか食らうべく尽くしているのは周りにも薄々気づかれており、雛実以外のメンバーにも警戒されているのが現状である(月山自身も仲間意識は皆無に等しく、実際にバンジョーの部下を殺そうとした)。
反アオギリでは万丈数壱達とは異なる形でカネキに付き従っており、情報調査や資金援助等が主な役割。長くカネキの信用は得られなかったが組織解散の際は、仲間と認められ和解に至った模様。
梟討伐作戦ではいち早く駆けつけてカネキを止めようとするも敗北し失敗。
カネキに感謝を告げられ、最終回では酷く憔悴した姿が描かれていた。
12巻での時間軸から大学は既に卒業したと思われる。
東京喰種√A(ネタバレ注意)
アオギリの樹のアジト崩壊でバンジョーと部下の三人を救出。
芳村の頼みもあり、カネキの動向を探るべくバンジョー達を率いて行動している。
カネキへの執心っぷりは健在で、彼が共食いをしている噂を耳にすると狂喜し食べたいという欲求を露にしバンジョーからも変態野郎と称された。
梟討伐作戦では原作通りにカネキの前に現れ、阻止しようとするも敗北した。
オリジナルシーンでは花の知識も豊富で雛実の問いに答えている。
カネキへの執着
カネキを食材と執着してからは彼に夢中で、この屈折した歪んだ欲望はカネキからは変態とまで言われている(本人曰く心外)。
反アオギリに身を置いてからはカネキに献身的で毎日が最高の日々らしいが、ホリチエからはストーカー、キャバ嬢に貢ぐオジサン、カネキのお財布と称されている。
下心があるもののカネキを「我が主」として付き従い、強者として崇めたり、同胞食らいを繰り返す行為を案じもしている。
これは万丈達が知らない一件も含まれており、カネキの肉体、精神的配慮や行動をいち早く察知して駆けつけるなど組織の中でもカネキへの強い想いが描かれている。また、食材以上にカネキを大切に想っている節も見られた。
YGの精神科医による人物分析には、カネキへの理性を抑えつつ非常に巧みでスマートなストーキング方法を究極のストーカーと評された。
(ちなみにカネキとトーカよりも健全という衝撃の結果となっている)
東京喰種:re
二年経った後はホリチエ曰く「元気がない」状態で「おいたわしい姿となった」と叶からも嘆かれている。
そんな月山を父や友、使用人達が立ち直らせようと彼らは人間オークションに参加した。
まだ明確な姿は描かれず、しかも佐々木のパンツを与えられても懐かしい匂いしか感じない程自慢の鼻も利かなくなった。
長い間、引きこもり生活を送っているようだがその理由は32話で判明。
赫子を体に纏った不完全な赫者の姿で登場した。
何とか正気を保っているようだが、コントロールができず赫子による煉獄のような苦痛とRc細胞の活性化で伴われる激しい空腹に苛まれ、寝台の床には大量の人骨(人間か喰種)が散乱し、美食に拘らなくなっている。
叶の「たくさんの栄養と時間」という台詞から二年の間で共食いを行っていた可能性がある。
また、叶からカネキの生存を知らされていない。
余談であるが、あの人の赫子が月山の赫子と一瞬だが同じ形状になった。
赫子
甲赫。腕を囲う螺旋の形状をしている。
他の甲赫と比べると薄く、作中では刀・槍・盾などに変形し攻防を巧みに使いこなしている。
アニメでの配色は紫。
32話では赫者の片鱗が見られ、アラタのように体を赫子の鎧で覆うような形となっている。