概要
漫画『東京喰種』の登場人物である月山習×金木研のBLカップリング。
「腐向け」タグもしくは腐向け隔離タグ「東京腐種」との併用が望ましい。
また、原作の設定上、軽いカニバリズム描写を含む作品もR-18Gタグを付けずに投稿されている場合が少なくないので注意が必要である。
公式上優遇されており、作品の投稿数が多く傾向の幅も広い。
身長差は11cm。年の差は3年。
原作における描写
※ネタバレあり※
月山は半喰種であるカネキを執拗に追いかけ回している。
また、初対面でカネキにモデルを思わせた美麗な容姿を持つ月山であるが、その後本性を知られ「変態」と称された。(月山曰く「そうさせているのは君なのだから、君が責任を取り給え」)
ちなみに、カネキの血が染み付いたハンカチを保存袋で保管している。
アオギリからのカネキ救出後、月山はカネキの「剣」として多くの打算を含む協力者となり、戦力面だけではなく経済面からもカネキに力を貸している。
ただし、過去の一件からカネキ達がアジトとしている建物に自分だけ同居できない。
互いに読書家であり、作中では味の表現が抜群に上手い。
(小説版・日々と本誌参照)
月山に警戒心を抱いたままのカネキであるが従順に付き従う彼に満更ではなく、紳士的な一面は認めており「いつもこうならいいのに」と思っている。
11巻の4コマではシンデレラを題としたケンデレラでカップル枠として登場した。
(他の題は童話そのままだが、シンデレラのみ何故かケンデレラになっている)
更に、5巻にて月山がトーカの攻撃によって死にかけた時には「後生だ。一口食べさせてくれ」というものだった言葉が、
13巻の『20区梟討伐作戦』において、死地に行こうとするカネキには「後生だ。どうかいかないではくれまいか」というものに変わっていた。
この台詞からもカネキの「剣」として過ごしている間に、「美食の食材」とは別の執着心を持つようになっていると考えられる。
後、戦闘シーンではカネキは月山を想い浮かべての赫子を真似ているなど二人の距離が一気に縮んだような演出となっている。
東京喰種:reではある人の赫子が月山の赫子と形状が酷似し、記憶を失っても月山の存在が無意識に表面化している。
月山はカネキを失ったことで乱心し共食いに走った結果、身を滅ぼしかけている。
33話の扉絵では月山が見たくもない陽炎のようだ。君を欠く、この世界はとカネキへの強い想いが明かされた。
カネキの生存を知り、月山は衰弱した体にムチを打って佐々木に会いにいくも、当然記憶を失った彼は気づくことはなかった。しかし、ここで諦める月山ではなくカネキの記憶を取り戻そうと決意する。実は佐々木は密かに月山を見つめていた…。
後に衰弱していた月山は見事回復し、佐々木と接近。月佐々を参照。
小説版における描写
※ネタバレあり※
小説版登場キャラクターであるホリチエに、月山が「ストーカー」「カネキくんのお財布」「キャバ嬢に貢ぐオジサン」などと称された。
アニメ版における描写
※ネタバレあり※
数少ないアニメオリジナルシーンでは月山のカネキへの執着心が追加されている。
それは「どうしたらカネキくんを美味しく頂けるか」。
そしてDVD等のCMではまさかの共演を果たした。
「僕達が一緒になる日がついに来るんだね!!」
「人を食ったような発言はやめてください!!」
明らかにスタッ腐が狙っている。
√Aでは原作とは異なり、月山はカネキの剣として行動していない。
原作では共食いをするカネキを案じ、食欲とは別の執着心を寄せるようになった月山であるが√Aでは歪んだ欲望は悪化の道を辿っており共食いをすれば味が変わってしまうと表面上は嘆いている。
しかし本心では狂喜しており、カネキへの募る想いは原作以上に変態度が増し病んだ描写となっている。
声劇による描写
*ネタバレあり*
【おまビアン出張編1】
月山が話す外国語が理解できない仲間達の為にカネキがフォローしている。
結局内容を最後までわかったのはカネキのみであった。
【おまビアン出張編2】
血酒に酔った月山がとにかくカネキを絶賛している。
【おまビアン出張編3】
なぞかけで月山は真っ先にカネキとコーヒー豆を題にあげて芳醇と答えている。
【おまビアン出張編4】
クイズで月山はちゃっかりカネキの肩に寄りかかっている。
(ラフ画で確認できる)
その他
月山のカネキに対する(食材としての)執着が公式であるため、月山が登場するたびに公式から爆弾を投下されると言っても過言ではない。
コミックスのおまけページでも月山(のカネキに対する言動)がネタとして扱われることが多い。(11、12巻は最たる例である)
アニメ雑誌では月山はカネキをこよなく愛する20区の喰種とまで書かれていたり、ペアのイラストも多い。
余談だが、コミックス5巻の月山の「むしろ生物全体で見れば人間の方が多くの命を摘んでいる」という台詞が、後のカネキの「クズ豆は摘まないと」という表現に影響しているのかもしれない。
別名・表記ゆれ
両漢字表記のタグは某バスケ漫画の別CPと重複するため、月カネ表記が推奨される。