「僕…踊りたいです…!僕、踊りたいから一番のチームに入ったんです!!」
演:百瀬朔
概要
ビートライダーズの一つ、駆紋戒斗率いるチームバロンのメンバー。
ダンスの切れはいいが、小柄なこともあって、戒斗やザックにくっついて回る腰巾着の小悪党っぽいのはご愛嬌。
インベスゲームの際はザックと示し合わせて、ひそかに対戦相手のロックシードをパチンコで狙ってはじき落とし、制御不能にさせるような汚い手でチームの勝利に貢献してきた。彼なりのチームに対しての忠誠心による行動ではあったが、卑怯なやり方を嫌う戒斗の知らぬところでの独断行動だったため、発覚した時には「俺に恥をかかせる気か!」と叱責されてしまった。
ただし戒斗も、ブラーボとの戦闘の巻き添えでペコが負傷した時には、ブラーボに背を向けて戦闘放棄してまでも彼の治療を優先させており、大事な仲間だと思っているようである。
劇中の主な活躍
第18話にて「本気でダンスをしたい」という意思も内に秘めていたことが後に明かされる。チームバロンに所属する理由も「一番のチームで踊りたい」為だと言う(劇中でもチームバロンの活動拠点でザックと2人でダンスの練習に励む描写があった)。
故に、合同ダンスが企画された際はリーダーの戒斗が不参加を決め込む中、少々怯えながらも踊りたいという意思を見せ、ビートライダーズの和解のきっかけをつくっている。上記のセリフはその際に発言したもの。
その後は他のチームをないがしろにする様な行動は一切しなくなり、舞やチャッキーと共に紘汰達アーマードライダーの支援を行う等、陰ながら彼らを支える立ち位置になった。さすがにインベスと戦う力はないものの第20話ではパチンコと挑発で初級インベスの気を逸らし、ナックルの勝利に貢献したこともあった。
そして、物語中盤にてオーバーロードインベスが沢芽市に侵攻して街が大混乱状態に陥った後も、ビートライダーズの1人として住民の避難誘導等の任務に積極的に参加した。
第38話では舞と買い出しから戻る途中で現れたミッチにクズ呼ばわりされた上にシンムグルンに一方的に襲われ、重傷を負わされてしまう。
第42話では黄金の果実を体内に融合されられた舞を病院へ連れて行き、経過を待っていたチャッキーと共に戦極凌馬に監禁されてしまったが、ちゃっかり窓から脱出する事に成功した。
第44話では、戒斗の元へチャッキーと向かおうとしていた際にミッチとの戦いで深手を負った紘汰を見つけてガレージへ運んだ。
因みに第42~44話ではチーム鎧武のパーカーを着て行動している。
第45話ではロード・バロンとなった戒斗と共に人類を裏切ったとされたザックから秘密裏に、戒斗への対抗策が描かれた手紙を受け取り凰蓮・ピエール・アルフォンゾに届けた。
そして、同話終盤では他の沢芽市住民と共に自衛隊に救出されたが、この際単独で危険な任務に就いたザックの身を案じて帰りを待ち続け、脱出を急かす自衛隊員に最後まで食い下がった。
最終話(第47話)にも登場。他のビートライダーズと共に踊っていたが、他のメンバーと違ってミッチの事を素直に受け入れられず悪態をつき、仲間たちに咎められたのが最後の目立った出番となる。
最も、あんなひどい目に遭えば悪態のひとつやふたつも言いたくなるであろうし、ただ悪態を付くのではなく「簡単には割り切れないだろ」と許したい気持ちと許せない気持ちで葛藤もしていた様子。
遂に大抜擢
なお、夏の劇場版である『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』ではゲネシスドライバーとマツボックリエナジーロックシードで仮面ライダー黒影・真へ変身した。
これによってチームバロンのメインメンバー3人全員が変身を遂げた事になる。
余談
タグは「ペコ」が使用されることが多いが、このタグで検索を掛けると他の「ペコ」の名前が付くキャラクターや「腹ペコ」等のタグが付いた作品までヒットしてしまい(2015/06/27時点で3966件)、彼の登場する作品を見つけ出すのは困難になってしまう。
よって、彼の登場する作品を見つける時は、「チームバロン」「ペコ 鎧武」と言ったキーワードでタグ検索を掛ける事をお勧めする。