概要
静岡県静岡市を拠点とする鉄道会社。通称「静鉄(しずてつ)」。
新静岡-新清水間11kmの路線を、2両編成の電車がワンマン運転で走る。全線複線で日中は普通列車が6分間隔と、併走するJR東海道線を上回る頻度で運行されている。平日の朝ラッシュ時は通勤急行、急行列車の運転が行われる。車両は1000形を使用しているが、2015年度以降は新型のA3000形に置き換えられる。
途中駅は殆ど無人駅だが、券売機と自動改札が完備され、ICカード「LuLuCa」も導入されている。そのため、車内での運賃の授受は行なわれていない。また、鉄道事業の他にも、静岡市周辺の路線バス「しずてつジャストライン」や、スーパーマーケット「しずてつストア」などを経営している。なお、新静岡駅にはかつて、同社経営の駅ビル「新静岡センター」があったが、2009年に建て替えのため取り壊され、2011年より「新静岡セノバ」として営業を再開している。