概要
719系などでは置き換えきれなかった仙台地区の国鉄型車両を更新し、輸送量の改善を図るためにJR東日本が2007年より仙台地区近郊の路線に投入した交流一般形電車。一般用の0番台に加え、仙台空港鉄道線との直通運転用の装備を持つ500番台と、ほぼ同じ仕様で仙台空港鉄道が保有するSAT721系のバリエーションがある。また、2014年には青い森鉄道に同一構造の青い森703系電車が導入された。
ステンレス製の軽量車体で、バリアフリーの観点から東北地方に多い低床ホームに合わせ、ステップを廃止した低床車体(運転台は普通の高さで貫通路部分に段差有り)である。車内も同様の設計思想で設計されている。
0番台は東北本線、常磐線、仙山線で、500番台とSAT721系は仙台空港アクセス線などで運用されている。
東日本大震災において0番台のP1編成とP19編成が被災し、廃車解体となった。P1編成はトップナンバーであった。