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719系

ななひゃくじゅうきゅうけい

719系電車(719けいでんしゃ)は、JR東日本(東日本旅客鉄道)の交流近郊形電車である。
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概要

JR東日本仙台地区で運用する、老朽化が進みラッシュ時の運用にも難があった455系電車・50系客車の置き換え用として1989年に投入された近郊形電車。1M1Tの2両編成が基本で、外見は211系5000番台に近似しているが、側面の窓配置は異なっている。帯の色はイラストにあるように緑と赤。座席はセミクロスシートだが、クロスシートの配置が「集団見合い型」とよばれるものになっている。

30年近くに渡り仙台地区を代表する車両として君臨してきたが、2016年11月にE721系の追加増備(1000番台新製)が始まったことで0番台の運用は激減。0番代は2018年3月改正時点で、仙台支社管内では東北本線仙台〜岩沼間、常磐線岩沼~浪江間、および磐越西線郡山〜会津若松間のごく一部の運用でしかその姿を見ることは出来ない。これ以外では、事故で運用を離れた701系の代走を目的に2編成4両が秋田支社管内で運用についている。

一方で標準軌対応の5000番代はまだまだ現役で、奥羽本線の福島〜米沢の運用は全てこの車両である。

番台区分

0番台

0番台は、全盛期には東北本線黒磯-利府・一ノ関間、仙山線仙台-山形間、磐越西線郡山-会津若松・喜多方間と広範囲で運用されていた。台車をはじめとする部品は451系・453系485系などの廃車発生品を一部流用している。これが理由か、内装にところどころテーブルのネジ穴を無理やり埋めたような跡が残っているのが特徴。また、磐越西線用の編成は帯色が赤と黒の2色であり、マスコットキャラのあかべぇが描かれているほか、パンタグラフ・排障器(スカート)が異なる(パンタグラフ・スカートが異なり帯色が従来のもの、という編成も存在)。2017年になって磐越西線用の4両が秋田支社に転属、帯色が前面黒、側面ピンクに変更された。

5000番台

5000番台は山形新幹線開業に際して、標準軌に改軌される奥羽本線 福島-山形間(現在は 福島-新庄間 通称「山形線」)用にJRグループ初の標準軌車両として新製された。走行機器などが標準軌・耐雪仕様になっており昇降用ステップがないなど、内装・設備が微妙に異なる。帯の色も赤の部分がオレンジ(山形の県花であるベニバナをイメージしたもの)になっている。一部編成はワンマン運転用に改造され、少し座席が少ない。

700番台「フルーティア」

2015年4月から行われる「福島デスティネーションキャンペーン」に合わせて0番台1本が700番台のジョイフルトレインに改造され「フルーティアふくしま」として磐越西線郡山-会津若松間を週末中心に運転(定期列車に併結)。うち1両はカフェカウンター車両として、「クシ」の記号が付く。但し、この列車は全ての座席をスイーツセット付きの旅行商品として発売する。

余談

  • この形式のデビュー前年まで、これもラッシュ時への対応を目的に455系の一部が717系電車に改造されており、前述の部品流用から、見ようによっては「717系の追加投入」と見ることもできる。113系211系415系の0番台と1500番台のような関係、と考えればわかりやすいだろう。顔も似ていることだし。
  • 717系が廃車となってから10年後の2017年、運用を外れた719系はその大半が廃車まで留置されることとなったが、その主な留置先が、奇しくもかつての717系と同じ陸前山王駅であり、「大量の車両が駅構内に留置される」という10年前と同じ光景が見られた。投入の目的から廃車の手順、置き換えで投入された車両(いずれもE721系)まで、ほぼ一致してしまったことになる。


関連タグ

東北本線 常磐線 仙山線 磐越西線 奥羽本線 板谷峠
455系 211系 701系 E721系

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