概要
CV：松野太紀
スイーツ王国の王子様で、シフォンのお世話役を務める。
カオルちゃんのドーナッツが大好物で、彼と義兄弟の契りを交わしている。
さらには復活して改心した敵幹部・ウエスターとも義兄弟の契りを交わしており、
正に桃園の誓いならぬドーナッツの誓いである。
許婚としてアズキーナがいる。爆発しろ。
プリキュアの歴代妖精では初めて語尾に何も付かない。
その代わりかはわからないが、エセっぽい関西弁を使う（スイーツ王国の標準語が関西弁）。
なお、王子といっても兄が100人以上いるため、王位継承権のことなど気にせず気楽にやっている様子である。同じような立場の人たちとは空気感がえらく異なる。
タルトはプリキュアたちの戦いに役立つような力や知識を一切持たない。変身やパワーアップを担当する妖精たちは別に存在している。前作のココやナッツのようなプリキュアたちを人間的に成長させる導き手・助言者としての立場にいるわけでもない。さらにいえばプリキュアたちに役立つ情報ももっていない（タルトは管理国家ラビリンスのこともプリキュア伝説のことも、ティラミス長老から全く教えられないまま地球に送り込まれたので、彼の情報レベルはプリキュアたちとほぼ変わらない）。シフォンのお世話役ではあるが、シフォンを成長させたのはタルトというよりプリキュアたちとの触れ合いである（これについては、タルトでなくてプリキュアたちが主人公なんだから仕方がないところだが……）
そういうわけで、正直なところタルトは「しゃべれる小動物」以上の存在ではない。長らくこのようなレギュラー妖精はタルトだけだったが、ついに『Go!プリンセスプリキュア』にてアロマとパフという後輩ができた。
しかし、プリキュアたち、そして他の妖精たちを影から支える縁の下の力持ちとして妙な存在感があり、実際、タルトがいなかったらラブたちはプリキュアとして戦い続けることはできなかったのではないかと視聴者に確信させる不思議な魅力がある。
また、妖精の中では数少ない"大人"のキャラのため、映画プリキュアオールスターズでは妖精たちのまとめ役というポジションに付いている。(ココやナッツ、ダビィも大人の妖精だが妖精の姿になると子供っぽくなるので妖精の姿でも大人らしい言動ができるタルトは貴重な存在である)
『DX1』から『NS2』まで5作連続で台詞ありで登場している。妖精どころかプリキュアたちでさえ声付きで登場できないこともあるオールスターズ映画ではかなりの快挙であるといえよう。なお、この記録は『春のカーニバル』で花咲つぼみと来海えりかに更新されている（6作連続）。
ちなみに中の人は某名探偵の孫と同じ人だが、実はそっちのヒロイン2人の声優もメインキャラ役で出演していたりする。
各話ネタ
テレビ
- 第1話
- シフォンと共にスイーツ王国からプリキュアを探しにやって来る。
- 第2話
- ラブの家に入り込んで事情を説明する。
映画
関連タグ
フレッシュプリキュア キュアパインⅡ…ネタです。
タルト…タグとしては、圧倒的にこっちである。
