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機体解説

アマテラスが開発したA.K.D.のミラージュ・マシンの一騎。正式名称は正式名称は“GUAST IN TERROR”。

隠密行動・後方撹乱任務を前提とした単独行動用の汎用性の高い忍者モーターヘッドで、LEDミラージュより軽く、クロスミラージュよりも強力にというコンセプトで2騎のみ製作された高性能機。

隠密行動用ではあるがLEDミラージュと同じイレーザーエンジンが使用されているため、パワー出力はLEDミラージュに匹敵する。

下半身は他のミラージュマシンと同程度の高さだが、クロスミラージュよりも上半身が小型化された。

また、レーダーを撹乱するモールド装甲の採用や、索敵・偵察用の観測機器の搭載などステルス行動に適した調整が施されている他、バル・バラ(ホーミングブーメラン)や剣玉型フレイルといった奇抜なオプション武装も追加されている。

さらに劇中では初登場時、後に搭乗者となるアーレン・ブラフォードが戦闘バリエーションが無限に展開できるテロルのポテンシャルを看破して「一度でいいから乗ってみたい」と感想を漏らした際、勝手に動いて彼に向かってウィンクをするなど、アマテラスの趣味か謎の機能も多数盛り込まれている模様。

通常閉じている状態である顔面のマスクは開くようにできており、展開すると口が出現する。

劇中の活躍

星団暦2992年、惑星ボォスのカステポー地方における『命の水』争奪戦において、レディオス・ソープを救出するためにアイシャ・コーダンテが乗り込んで初登場。

アイシャはクロスミラージュのつもりで持ってきていたのだが、テロルのテストをしたかったリィ・エックスの悪戯で、出発前にモーター・ドーリーの中身が入れ替えられていたためであった。

ソープの捜索を行うべき地域では、既にA.K.D.ゴッズ騎士団とシーブルに雇われたパイドパイパー騎士団とのモーターヘッド戦が始まっており、ゴッズのブラッドテンプル達がパイドパイパーの青騎士に押され窮地に立たされていたところに割って入った。

当初はパートナーのアレクトーがソープ捜索に専念していた事もあって、パイドパイパーの実力者イアン・ケーニヒの駆る伝説のMHヴァイ・オ・ラに苦戦。しかし、ソープの位置座標を発見したことでアレクトーがサポートに復帰するや、一瞬にしてヴァイ・オ・ラの両手首を切断、戦闘不能に至らしめた。

ヴァイ・オ・ラとケーニヒの力をもってしてもテロルの動きを補足できず、それどころかアレクトーは「一撃で破壊できた」とまで言い切っていた(破壊しなかったのはアイシャ曰く、「貴重なMHであるヴァイ・オ・ラを壊すとソープが悲しむから」とのこと)。

A.K.D.とシーブルの戦闘終了後、その能力を見込まれてシーブルからミラージュに入団させられたブラフォードに与えられ、その戦闘メモリーにはヤクトミラージュに破壊されたそれまでの乗機であるMHアパッチのものが移植された。

後に当初のカラーである黒からロービジの灰色に変更される。

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