不世出の5人の天才 「キセキの世代」
そしてその5人が一目置いた存在 「幻の6人目」
彼らが所属した帝光中学校は最強を誇り 中学バスケ界に君臨した
だが彼らはその強さゆえに道を間違い 高校では互いと戦うべく別々の学校に進学
そこで「幻の6人目」は 自分が影となるべき光と出会う
そして光と影の二人を中心としたチームは
「キセキの世代」全員が出場したウインターカップで 数々の激闘の末優勝
同時にその過程は 歪んでしまった「キセキの世代」達に影響を与え
彼らはそれぞれ自分の 歩むべき道を進み始めた
だが
その後一度だけ 光と影 「キセキの世代」
彼ら全員の道は 重なることになる
概要
少年ジャンプNEXT2014 Vol.6から復活連載した。
内容
時間軸は本編の1年後、つまりキセキの世代が2年生に、2年生が3年生に、3年生が卒業生になった後の物語。更に詳しく言えばインターハイ後である。
前髪を切った人や、大幅にイメチェンした人が出てきたので、驚いた人も少なくはないだろう。
全体的な内容は
キセキの世代と誠凛の光と影が、凶悪アメリカ人選手と戦う
といった感じ。
詳しい内容は自分の目で確かめてみよう。
凶悪アメリカ人選手とは
チーム名:Jabberwock(ジャバウォック)
作中開始時点で世界的人気を誇るストリートバスケのチーム。
氷室によると、その実力は「キセキと同等かそれ以上」という途轍もないもの。
実際、第1Qではキセキの世代が勢揃いしたVORPALSWORDSにリードされるも要所要所で確実に決め、景虎に基本的なプレイの制度と質がとても高いと評された。それだけに留まらず、第1Qしか時間が経っていないながらもVORPALSWORDS側が激しく消耗する程の力の持ち主。
メンバーは全員18歳前後だが大柄な体格も相まってとてもそうとは思えない外見である。
5人のうち、名前が判明しているメンバーに『ゴールド』、『シルバー』とあることから、ファンの間ではキセキの世代と同じ【色】なのか、金属なのかがちょっとした話題となっている。
メンバーの性格は極悪で見る人によればあの高校やあの人よりも酷いと言えるであろう。
帰国子女である氷室も「悪い噂しか聞かない」と語っている。
また、彼らは最初今吉率いるチーム・Strky(スターキー)と戦うのだが、
テレビ中継にて両チームの戦いを見た青峰はこう語っている。
「…やりすぎだろ」
「ストバスのプレイで 相手を挑発したり おちょくったりするのは 珍しくともなんともねぇ」
「むしろ高等技術(ハイテクニック) キメたら クールってもんだ」
「けどアイツらは それしかやってねぇ」
「見下してる感じがモロに出てんぜ」
結果チームStrkyは惨敗し、Jabberwockにもボロクソ言われた。
ここで怒りを露わにした景虎が勝負を挑み、集められたのが
登場キャラクター
⇒前作からの登場キャラクターは黒子のバスケ登場人物・学校タグ一覧を参照。
Jabberwock
ナッシュ・ゴールド・Jr
身長:190cm / 体重:82kg / ポジション:PG
『魔術師』(マジシャン)の異名を持つJabberwockのリーダー。
ジェイソン・シルバー
身長:210cm / 体重:115kg / ポジション:C
Jabberwockのセンター。これまで身長、体重ともに黒バス一だった紫原を超える程の体格を持った黒人の男。粗野な性格で女好き。一度も練習したことが無い程の練習嫌い。
上述したように今まで一切練習していないにもかかわらずスピード・パワー・しなやかさ全てが怪物級で、神に選ばれた躰と呼ばれる。
景虎からは青峰以上の敏捷性、火神以上の跳躍力、紫原以上のパワーを持つと評されるほど程の凶悪な身体能力を持つなど、キセキの世代すら霞むほどの才能の持ち主。
その怪物的な身体能力からナッシュと並んでJabberwockの脅威として注視されている。
VORPALSWORDSとの試合においても青峰を抜き紫原に力で押し勝ち、火神ですら出来ないと評するフリースローラインから飛んで、レーンアップからのウィンドミルダンク(両手でのダンクは力が出る代わりにあまり飛べない)を披露など驚異的な身体能力を披露した。
本気を出した第3Qでは火神とは別次元の野生(野生の表現に恐竜が表されている)を披露し、ナッシュの予備動作がない高速パスを併用することでVORPALSWORDSを圧倒する。
このように怪物的天才が多い黒バスキャラの中でもずば抜けた才能の持ち主ではあるが、才能が有りすぎるのとその粗暴な性格から、普通ならパスを出すような窮地でも強引に押し通ろうとし失点に繋げたり思い通りに行かないと激昂して冷静さを失うなどの欠点も存在する。(これらの欠点はナッシュによって落ち着かされて克服されている。)
このほかにもニックという選手の名前が判明している。