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干物妹(ひもうと)

家の中では様々な事を面倒くさがり、適当に済ませてしまう妹。

「家でのうまるは――だ」

《類義語》干物女

                                        集英社「妹辞典」より

概要

作者はサンカクヘッド

2012年にミラクルジャンプ(集英社)での掲載を経て、週刊ヤングジャンプ2013年15号から連載が開始される。

外では才色兼備と言われているが家ではグータラな女子高生の土間埋(どま うまる)と、その兄である土間大平(タイヘイ)を中心に展開されるギャグストーリー。

2015年7月よりTVアニメ化。制作は動画工房

TOKYOMXAT-XおよびBS11六本木のお友達約1局で放送される。

また、派生作品としてスピンオフ作品『ひもうと!うまるちゃんS』がウェブ漫画として連載が開始。

作者は原作と同じくサンカクヘッドで、本作を自分番外編(セルフスピンオフ)と号している。

本作は所謂パラレルワールドという設定で、デフォルメ化された主要人物の4名(うまる、海老名、切絵、シルフィン)を中心にざっくばらんとしたトークが展開される。

こちらもショートアニメとして映像化され、TVアニメ本編のCM枠やニコニコ生放送で放送されている。

グッズ展開においては、うまるのねんどろいどやラバーマスコット、LINEスタンプなどの他、うまるが着用しているハムスターを模したフードやネコロンブス抱き枕など、作中で登場しているアイテムの製品化も行われている。

登場人物

土間うまる / 土間埋

CV:田中あいみ

主人公。名門荒矢田高校に通う1年生。16歳。

芸能人ばりのスタイルで成績優秀。スポーツ芸術なんでもござれで通知表はオール5(5段階評価)だが、家ではアニメ・漫画・ゲーム・ネット三昧でお菓子を食べ散らかす「干物妹」。特にポテチとコーラが中毒という程に大好物。

友達の前や外では「外用フェイス」を使っているためやたらとキラキラしている。しかし一度家に帰れば急に身長が縮み、喋り方も俗っぽくなる。ゲームはFPS・ネトゲ・音ゲーなど様々なものに手を出しており、ゲーセンでは「UMR」の名でありとあらゆるゲームを制覇。クレーンゲームで大好きなぬいぐるみを取りまくり店員から警戒されている。

お兄ちゃん(タイヘイ)にゲームやお菓子をねだり、ペットハムスターの世話をさせたりとやたらとこき使っているが、一緒にゲームしたり彼のためにお弁当を手作りするなど仲は良い様子。

最近はクラスメートの切絵がよく世話を焼いてくれるせいか、ぐうたらに拍車がかかっている模様。

土間タイヘイ / お兄ちゃん

CV:野島健児

うまるの兄。もう1人の主人公と言える人物で、どんどんわがままになる妹に頭を悩ませている苦労人。「ダイヤモンド・サービス」という会社のシステムサポート部に勤務しており、一日中パソコンの前に貼りつくタイプの仕事をしている。うまると同時に家を出て、帰ってからはうまると2人分の食事を作るという多忙な毎日を送っている。

基本的には普段から周囲に対してさりげない気遣いと心配りのできる好青年。それゆえに、職場では仕事のできない同僚のフォロー、家では疲れた身体で家事に追われるなど、何かと苦労の絶えない性分でもある。

コーポ吉田の201号室に一人暮らしをしていたが、1年前からうまるとの共同生活を始めた。学生時代から頭が良く、初対面のうまるの友達とも気兼ねなく話せるなど社交的であるが、「発音ミグ」のフィギュアを日本人形の店に買いに行ってしまうなど、生真面目故かうまるが好むような趣味には疎いようだ。

海老名菜々

CV:影山灯

うまるのクラスメート。秋田生まれの巨乳美人。

コーポ吉田の103号室に住んでいる。朝はうまると一緒に荒矢田高校に登校しており、友達のようだがうまるの干物妹な面はまだ知らない。

引っ込み思案なところがあり、下を向いて赤面する様子がよく見られる。成績はお世辞にも良くないものの、他人をよく見ている。

うまるの兄・タイヘイに対しては、とある経緯からほぼ一目惚れのような形で密かな恋心を抱いている。

橘・シルフィンフォード / シルフィン

CV:古川由利奈

うまるのクラスメートで、彼女を一方的にライバル視している。

ライバル視するだけあって作中の中間テストの成績ではうまるには勝らなかったものの2番に着けている。一人称は私(わたくし)で立ち振舞もお嬢さま然としているが、笑い方とポージングが独創的。

実はゲームが得意らしく、UMR状態のうまるとガチで渡り合えるほどの腕前。

本場切絵

CV:白石晴香

うまるのクラスメート。目つきが悪く、無表情。大人の男とケンカをしたという噂が流れていて一見怖そうだが、実は極度の人見知り。

干物妹バージョンのうまるを、妹のこまると勘違いしており(干物妹バージョンの姿を見られたうまるがとっさについたウソが原因)、彼女を師匠と崇めている。以後は度々うまるとのぐうたらライフに付き合い、ゲームやアニメ等を一緒にやる様になる。

前述の性格であるが、以前から完璧少女のうまるに憧れており、友達になる機会を窺っていた。うまるのためにクッキーやお守りを手作りするなど友達思いな一面があり、運動神経も意外と良い。

タイヘイの同僚、ぼんばの妹でもある。

本場猛 / ぼんば

CV:安元洋貴

タイヘイの学生時代からの友人。現在は仕事仲間。

アフロヘアーに顎ひげを蓄えたガタイのいい男性で、お調子者だが社交的な男。

干物状態のうまるのとは「たぬきち」「ボンバー」と呼び合うなど、何気に仲がいい。

橘・アレックス / アレックス

CV:柿原徹也

タイヘイ、ぼんばと同じ会社に勤務する後輩。金髪碧眼のドイツ人ハーフの青年。

外見は爽やかだが、実はうまると話が合う程の結構なアニメ好き。

よく仕事中にエロサイトを見ている。

CV:小清水亜美

タイヘイとぼんばの上司。役職は課長。ちなみに「叶」は苗字ではなく下の名前で苗字は不明。

ロングヘアーの似合う美女だが、言動がやや高圧的。特に不真面目なぼんばに対してはそれが顕著に現れている。

2人とは学生時代からの知り合いであり、一年下の後輩に当たる。その頃から現在に至るまでタイヘイに対しては複雑な思いを抱いていたりする。

ハム二郎ハム三郎

うまるの飼っている2匹のハムスター。ションボリした顔がハム二郎、歯と目をむき出しにしているのがハム三郎である。(何故「太郎」がいないのかはお察しください

うまるが「ちゃんと面倒を見る」という約束でタイヘイに買ってもらったが、カゴの掃除やエサやりなどの世話をしているのは結局タイヘイである。よくうまるの一人遊びに付き合わされている。

なお、作中に登場する動物の顔のパターンは大概この二匹のどちらかに似通っている。

ネコロンブス

うまるが愛用している猫型の抱き枕。

タイヘイがじゃんけん大会で優勝して手に入れるが、決勝戦で偶然出会った海老名に譲ってしまい、結局、後日ネット通販で購入した。

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