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マークザインの編集履歴

2015-10-11 20:29:28 バージョン

マークザイン

まーくざいん

アニメ『蒼穹のファフナー』に登場する主人公機。

概要

主人公・真壁一騎の後期搭乗機。「ザイン」はドイツ語で「存在」を意味している。


日野洋治によって設計・開発されたフェストゥムとの最終決戦向け最新鋭機「ザルヴァートル・モデル」であり、「ザルヴァートル」は救世主を意味する。日野は「一人でも多くの兵士を生き残らせる」という設計思想を持ち、マークザインにもそれが反映されている。

この機体が登場する際のBGMタイトルも「マークザイン」であり、この曲は大体フェストゥムの処刑用BGMになる。なお敵だけではなく味方がいなくなるシーンでも採用されることがしばしばある為、処刑用BGM(味方も含む)にもなる。


初期は背部に翼状のアンカーユニット(ケーブル)とホーミングレーザー発振器を装備し色違いながらマークニヒトとほぼ同じ姿であったが、巨大フェストゥムに同化された際にコアの単独再生により背部の装備が消え、開発時よりも格段に形状・特性が変化し、フェストゥムの同化耐性や自己修復が可能になった。元々のカラーリングは緑がかった白だったが、表面も光沢のある銀白色になっている。


強力な機体であるものの、「自分が違う”モノ”になる」という既存のファフナーとは全く異なった同化形式が原因で、パイロットの同化症状が加速してしまうといったデメリットが存在する。

「『存在そのものが別のモノになる感覚』さえ受け入れられれば、さらにその真価を発揮するが、一騎の方が耐えられないだろう」「本機が100%の性能を発揮した場合竜宮島なら一瞬で消し飛ぶ」と言われ、もしもの時には完全に存在を消去するため通常の3倍の自爆用気化爆弾フェンリルが詰められており、あらゆる面で危うさを兼ね備える機体でもある。


  • 同化能力

マークザインはファフナーでありながら、フェストゥムと同様かそれ以上の同化能力を持ち、最大の特徴ともいえる。主に武器を同化して威力を大幅に上昇させることによって戦闘を行う。その際は武器を握る手首部分が結晶化する。結晶の色は緑。

主な武装は内部にプラズマ砲を内蔵したルガーランス二刀流。場合によっては仲間の武器を結晶で同化させ強力な武器に変化させることもできる。劇場版以降では味方の同化現象を肩代わり(ただし一騎の同化現象が進行してしまう)することも可能になった。

また、触れたフェストゥムを同化吸収する力を持ち、リミッターが外れた状態ならば己の数倍はある巨大なフェストゥムさえも一瞬で取り込み、その状況を見た者からは「フェストゥムを食らう」と表現され、初戦闘時や蒼穹作戦の際は自らを同化したプレアデス型(子)やマークニヒトを逆に同化し己の存在を確立させた。


『EXODUS』では機体の特異性(他の人では安全に運用できない)と一騎の身体的問題(余命幾ばくもない)、そしてマークニヒトの影響を考慮し封印されていたが、7話にてニヒト共々封印を解かれた。

9話にて遂にマークニヒトと共に戦闘に加入、2機で圧倒的劣勢な人類軍および竜宮島派遣部隊を救援、サブタイトルの『英雄二人』に恥じない圧倒的な力で戦局を覆していく。


武装

  • ルガーランス

中世の騎兵が使う馬上槍に似た形状の武器。刃を左右に開く事でプラズマビームを放つ事も可能。本機の場合、同化させているために他のファフナーよりも強力な威力を誇る。主に接近戦で使用される事が多いが、射撃武装としてもよく使われていた。更に本装備を両手に持つ事で近接戦闘で怒涛の攻めや、収束したプラズマビームも放っていた。なお、射撃兵器としてのプラズマビームの発射は本来の運用用途から外れた、所謂「間違った使い方」だったのだが、のちに擬似的ではあるが仕様化された。


と思いきや


『EXODUS』9話ではこれを展開したマークザインを中心にディアブロ型に同化された人間を連れ戻し(半数は生存)流星と見紛う無数のビームでフェストゥム達を撃破している。この事態を予言するかのように、劇場版の前日譚『Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』では「激烈な超物理現象を現実のものとする、魔法の槍」に例えられていた。

第10話はアザゼルB型種の放つ熱波によって刀身が融解したが、同化して修復している。

更にはマークニヒトが同化強化することで射撃後に空が遅れて大爆発を起こすほどのビームを放った。


  • ガルム44

優れた連射能力を持つ拳銃型の機関砲。ルガーランスと同じ様に同化により威力が増している。本来連射式の武器なのだが同化中は単発発射しかされておらず、着弾時もグレネードが炸裂したかのような爆発を引き起こしている。


  • ドラゴントゥース

厳密にはマークジーベンの武装に手を添えただけ。だが、同化により形状が変化し、レティクルにも生体的な紋様が追加されていた。第一次蒼穹作戦終盤に宇宙へ逃げようとするミールを狙撃で破壊するために使用された。


  • 格闘

厳密には武装ではなく、ただ拳で殴りつけるだけ。H&Eで進化したマークニヒトとの空中での殴り合いで使用された。マークニヒトのルガーランスを簡単に破壊するだけのパワーを誇るが流石に拳同士の場合はパワーが拮抗していたためか両者の拳が砕けてしまった。


スーパーロボット大戦では

K』及び『UX』に登場。

UXでは特殊能力、同化L3(フェストゥムの気力を低下させ、気力が120以下になるとフェストゥムを吸収(撃墜)しHP、ENが回復する)を有しておりフェストゥム相手なら圧倒的強さを発揮する。(ただしイドゥンなどのボスユニットは除く)そのためついた渾名がフェストゥム殺すマン

元ネタは絶対殺すマンことタスクACT4と思われる。

なお、一撃で倒すと発動しないためHPの高いアルヘノテルス型等をガルム44等の弱い武器で狙うといいだろう。

劇場版準拠の第3部の場合、開始時に自動で4段階以下の項目が4段階まで改造される。

こちらでは一番弱い武器が格闘になるため、吸収したいのであれば極力格闘攻撃を上げないように注意すること。


関連イラスト

マークザインマークザイン(ロボット魂使用)

竜宮島部隊、戦闘に参加す一騎誕おめ


関連タグ

蒼穹のファフナー ファフナー 真壁一騎

ザルヴァートル・モデル マークエルフ マークニヒト フェストゥム殺すマン

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