概要
メタルスラッグ5に登場する敵軍で今までのシリーズの敵であるモーデン軍と同じポジションである。兵器も大体モーデン軍のと同じだが一部グラフィックや攻撃方法が違うのもある。
兵士
モーデン軍と同様、さまざまな種類の兵士が登場する。ちなみにパラシュートやロープを使っての降下を一切せずに登場する。
ゲリラ兵
プトレマイック・アーミーの一般兵で、雑用から移籍の盗掘まで何でもこなしている。手榴弾やナイフ、ハンドガン、マシンガンで攻撃してくる。
近接のモーションに入るのは遅いが、それから攻撃するまでが早い。
バズーカ兵
USM20スーパーバズーカを装備したゲリラ兵。攻撃方法はモーデン軍のバズーカ兵と変わらないが、登場の仕方が走って登場のみである。
迫撃砲兵
迫撃砲を撃ってくるゲリラ兵で、暇なときは談笑している。
シールド兵
盾を装備したゲリラ兵で、迫撃砲兵と同様モーデン軍のシールド兵とやることは変わらないが、黄色兵みたいな兵士はいないしアイテムも落とさない。
エリート兵
プトレマイック・アーミーの上級兵。
一般兵より高い装備品を支給されており、バイオハザードシリーズのハンクを彷彿とさせるガスマスクに黒の戦闘服(厳密に言うと黒っぽい紺色)である。ブラジルのプトレマイック・アーミー空軍基地(ミッション2)から登場でニューヨーク(ミッション3)からはこの兵士がメインである。基本的にスカーフ&ゴーグル兵と変わらないが、攻撃方法は主にナイフ攻撃と手榴弾攻撃である。強肩なため手榴弾の飛距離が格段と上がっている。また、モーデン兵のビースツ兵と同じ攻撃をしてくるのもいる。
投げナイフをしてくるタイプに関しては、必ず集団で現われ、いきなりナイフを投げてくるので危険。中には画面外からも投げてくるのもいる。
スナイパー
ブラジルのプトレマイック・アーミー空軍基地ミッション2のみ登場。匍匐状態でスナイパーライフル撃ってくるので、しゃがみ状態で攻撃しないといけない場合もある。屋外では、木や箱に隠れてる。
司令官
プトレマイック・アーミーの司令官で水色の服を着ている。出撃命令を下した後に驚いて逃げるだけのタイプと、無意味に跳び回った後暫くするとノーモーションでハンドガンを撃ってくるタイプの2種類いる。ちなみに後者は後半のステージに現れる上に倒さないと進めない。
エリートバイク兵
バイクの特別攻撃部隊に所属のエリート兵。普通に直進してくるものやサイドカーにロケットポッドを搭載しているもの、ウィリー走行で突進を仕掛けた後に退散するものの3タイプがある。
アクアリング兵
オーストラリアの海中に登場する水中兵で銛撃ち銃を持っている。これを投げられると回避がかなり難しい。集団で登場するのでゲリラ戦法はしてこない。
仮面兵
仮面に白衣という宗教臭い格好で、浮遊弾を撃ってくる。浮遊弾はだんだん下がっていくという軌道。破壊可能。
耐久力2だが、ハンドガン等でダメージを与えると一度倒れ、無敵になり一定時間後に立ち上がりまた攻撃が効くようになるというよくわからない敵。
1面クリア後のデモとか見る限り、ジョジョの石仮面(かいつまんで言うと、この仮面をつけると不死の吸血鬼になれる)が元ネタ。
因みに倒れた後一度立ち上がる動作は6から登場するラルフに引き継がれる。
兵器
ほとんどが正規軍及びモーデン軍の情報を元に生産されているが、モーデン軍の兵器は量産化(というよりパクッたうえに改造したのでは?)しているのに対し、正規軍のは試験運用もしくは特殊作戦まででしか出来ていない。
ギリダ・O(P・M)
プトレマイック・アーミーがモーデン軍から得た情報を元に生産されたたギリダ・O。砲塔部分にライトが装備されているが、ただ単につけられているだけである。
ジィ・コッカ(P・M)
ギリダ・O(P・M)同様モーデン軍から得た情報を元に生産されたジィ・コッカで車体がオリーブドラブに塗装されている。
主砲をぶっ放してくるスピードがモーデン軍の同型戦車より速い。
サルビア(P・M)
モーデン軍から得た情報を元に生産された戦車。モーデン軍のよりコンパクトになったのにコロコロ弾を撃ってくる。なぜこうなった。せめてバウンド弾を発射する仕様にしなかったのか。
なお、MSDではバズーカ兵が搭乗しており、特殊攻撃がコロコロ弾とバズーカの連射である。
ブラッドレー(P・M)
正規軍もしくはモーデン軍のブラッドレー(モーデン軍のはM-15Aブラッドレー)から盗んで改造したミサイル戦車。・・・なのだが、どっからみてもジィ・コッカを改造したものである。なお、ミサイルはホーミングするロケットミサイルを使用。
現実にも似たような戦車があり、ジィ・コッカのモデルであるM4シャーマンの派生型に砲塔上にT34多連装ロケット砲を搭載した火力支援車両のシャーマン・カリオペがある。
ウォールドローン
ブラジルでのプトレマイック・アーミーの航空基地(ミッション2)のエレベーター内のみ登場。壁に張り付いて素早く移動するだけのタイプと壁に張り付いて素早く移動しながらレーザーを撃ってくるタイプの2種類ある。
ガンナーユニット
プトレマイック・アーミーが正規軍から盗んだ情報を元に開発した二足歩行型戦車。が、どう考えてもモーデン軍のレベルアーマーを元に開発したとしか思えんが。
青っぽい塗装をしている。アームからマシンガン2発、たまにロケット弾1発撃ってくる。近距離だとパンチを仕掛けてくる。
クローユニット
ガンナーユニットをベースとした二足歩行型戦車で赤茶色の塗装をしている。同種の戦車の中でアーム部分が爪上のものになっている基本パンチ攻撃のみだがファイナルミッションでは登場するなり突進してくるのもいる。こちらとの距離が離れている場合は間合いを詰めてくる。
マシンガンユニット
クローユニットと同様ガンナーユニットをベースとした二足歩行型戦車。アームがガトリングに改造されており、弾を数発撃ってくる。モーデン軍でいえばガトリング兵と同じ役割だがこちらの方が厄介。
エリート兵輸送車両
その名の通りエリート兵のみを輸送する車両。必ず進路を塞ぐように停車してくる。
プトレマイックスラッグ
プトレマイック・アーミーが盗んだ正規軍の情報を元に生産した戦車でSV-001(正規軍のメタルスラッグのこと)をベースにしている。キャノンタイプとバルカンバルカンの2種類があるが、どうやら試作車らしい。
ブラジルの航空基地とオーストラリアの海中基地に登場するが、バルカンタイプはブラジルの航空基地のみ登場。
ホバーユニット
プトレマイック・アーミー空軍が開発した飛行マシンで必ず複数で登場する。
ジェットエンジンを動力にしており、機体下に搭載されているミサイルで攻撃をしてくる。
ホバーヴィーグル
プトレマイック・アーミー空軍が開発した飛行マシン。空からの情報収集と支援攻撃を得意としている・・・・が実際にゲーム内でやってたのはつり橋の破壊だけである。なお、破壊不可。
マクスネル
プトレマイック・アーミー空軍の戦闘ヘリ。おそらくだがモーデン軍からパクった後改造している。改造したため見た目や攻撃方法がモーデン軍とは異なり、機首ではなく側面のガンポッドから数発弾を撃ってくる。複数木での編成も5機編成から3機編成に変更されている。
R・ショーブ
プトレマイック・アーミー空軍の爆撃ヘリでこちらもモーデン軍からパクッた後に改造している。なお、アメリカ軍のRAH-66もしくは陸上自衛隊のOH-1がモデルという噂がある。本編では赤い機体が1度だけ登場したが、MSDでは没画集の中にあったM61バルカンで攻撃するタイプが登場する。
フライング・タラ
プトレマイックアーミー空軍の爆撃機。なお、こちらはパクッたのではなく情報を参考にしている。モデルはアメリカ海軍の艦上爆撃機SDBドーントレスだが、モーデン軍のよりこっちの方がモデルに近い。が、プロペラがないうえにエンジン音がジェット機っぽいので恐らくだがジェット機だろう。
ミニ・サブ 88
水中で登場。名前は3のモーデン軍の小型潜水艦と同じだが、あちらはロシアのデルタ級潜水艦がモデルに対しこちらは同じくロシアのタイフーン級原子力潜水艦)(映画「レッド・オクトーバーを追えに出てきた潜水艦)がモデル。
プトレマイックスラッグ同様正規軍のSV-001をベースに生産された戦車で、無人で動かせるように生産されたメタルスラッグ。SV-001に重武装や頑丈な走行を施しているため耐久力が高い。
武装はキャノン、バルカン、榴弾、レーザーと豊富である。・・・・すごい戦車だ。
実はアドバンス版でも登場している。
象メカ
ファイナルミッションの中ボス。紫虫を大量に降らしてきて、その後ランダムに紫レーザーを一発撃ってくる。ある程度ダメージを与えると鼻を振り回すだけという攻撃方法になる。
METAL REAR(メタルリア)
ブラジルのジャングル(ミッション1)でのボス兵器でまんま巨大化したメタルスラッグ。
その巨体に似合わず、ウィリー走行までする戦車で火炎弾や強化バルカンで攻撃する。
歴代のミッション1のボスの中では結構強い。
巨大爆撃機
ブラジルのプトレマイック・アーミー空軍基地(ミッション2)のボス兵器。機体が鳥山明の作品に出てきそうなデザインをしている。2門砲、プロペラ爆弾、タービンからの排気炎で攻撃してくる。部位破壊できないうえにボスの攻撃がえげつないため、運とテクニックが要求される。
ビル強襲用多却型兵器
アメリカ・ニューヨーク市内(ミッション3)のボス兵器。4つの発射口から極太ミサイルを3発セットで真横に放ってくる、下の方のハッチから「2」と「X」のミッション1に登場したモスクミサイルを数発撃ってくる、同じく下のハッチから怪奇音波を出して、床を崩してくる(これによって死ぬことは無いので安心を)といった攻撃をしてくる。また、コックピットからコマンダーの合図で下のフロアから2人のバズーカ兵が登場する。
「5」のボスの中では案外楽に勝てる。
サンドマリン
オーストラリア(ミッション4)のボス兵器でプトレマイック・アーミーが開発した潜砂艦。潜水艦と同じ船体でロケット連装発射機やキャタピラなどが取り付けられている潜砂艦である。2種類のミサイル攻撃やプラズマ弾、垂直落下弾といった艦全体からの無差別掃射が強力で多くのプレイヤーを泣かせたが、自分にも攻撃がどう考えても当たっているという若干間抜けな艦でもある。
「3」のボスの1つであるソル・デ・ロカと同等、もしくはそれ以上となる猛者でもある。
潜水艦がベースなため、当然海も潜れるのだが披露する機会がなかったという。
目的
- メタルスラッグのデータの強奪
- 遺跡発掘
1に関しては機密データを使って、プトレマイックスラッグの開発・量産やブラックハウンド、METAL REARの開発をしている。しかし、使用する兵器の大半はモーデン軍の兵器と同じである事からモーデン軍の兵器まで盗んだのではないだろうか?
2に関してはゲーム内では明らかにされていなかったが、没画集やメタルスラッグディフェンスにて超巨大兵器ストーンタートルを発掘していたのである。