概要
メタルスラッグ5(以下『5』)、メタルスラッグアタック(以下『MSA』)等に登場する敵軍。
他のシリーズの敵であるモーデン軍と同じポジションである。
兵器の性能も大体モーデン軍のものと同じだが一部攻撃方法が違うのもある。
モーデン軍との関係は『5』では特に語られていないが、『MSA』では敵対関係とされており、デビルリバース・モーデンからは「ハイエナ」呼ばわりされている。
構成員
『5』では特に名前のあるキャラクターはいなかったが、『MSA』で唐突に多数追加された。
以下に挙げるキャラクターは全て『MSA』で初登場したものである。
プトレマイック・アーミーを影から操る謎の司祭であり、同軍の最高司令官でもある。
秘密組織「レッド・ゴブリン」をたった一人で壊滅させた過去を持っている。
元は『5』の没キャラだったが『MSA』のイベントで晴れて正式登場した。
ちなみに『5』には彼によく似た顔の原住民が登場するが同一人物かどうかは不明。
プトレマイック・アーミーの大幹部で、プトレマイオス直属の配下である女性ウィザード。
世界を見守る役目を持ちながら、世界の安寧より己の最も大事に思う人であるプトレマイオスの野望を優先するほど、プトレマイオスへの忠誠心は筋金入り。
儀式によって様々な怪奇現象を引き起こすことができ、儀式で呼び出された黒炎は敵の身体のみならず精神をも焼き尽くすという。
長らく仮面に隠された素顔を知る者は少なく謎に包まれていたが、最近になって仮面を外すと同時に自らの正体を明かし、真の力を見せつけた。その力は時空を歪め傷ついた自らの身体を再生することもできる程。
ちなみに誕生日は6月3日、身長は173cm、体重は65㎏である。
ミラに仕える侍女。趣味は裁縫で、いつも一緒のウサギの縫いぐるみも彼女の手作り。
ミラの部屋に置かれていた不思議な石に触れた結果、人間離れした力を得てしまった。
小柄な身体に見合わず、身の丈を優に超える巨大なハサミを軽々と振り回す。
ミラ直属の配下である男性ウィザードで、剣と呪術による複合攻撃を得意としている。
かつては名の知れた兵士だったが、戦いで深手を負い剣を握れなくなって絶望のどん底にいた所をミラに拾われた。
プトレマイック・アーミーが秘密裏に行った実験の被験者の一人でもあるが、本人は人並み外れた力を楽しんでいるようだ。
魔導の深淵に到達した際に完全に闇に染まる為に良心を切り離したが、その良心は「光剣聖ダミアン」として具現化している。
光剣聖ダミアンは道徳的な行いを好んでおり、またオリジナルとは意識を共有していないので別人と見做されているが、ミラ至上主義という根本的な思想は変わっていない。
ミラ直属の女性兵士で、プトレマイック・アーミーが秘密裏に行った実験の被験者の一人。
ぴっちりしたボディスーツを着たショートヘアの女性。
実験によって得た人並み外れた怪力はかのヨシノも人目に置くほど。
その怪力を以てミラ製の改造両刃斧を軽々と振り回し、ミラやプトレマイオスに歯向かう敵を一掃する。改造両刃斧の副作用によって両腕に禍々しい模様が浮き出ている。
プトレマイック・アーミーの研究者たちによって人為的に生み出された女性魔導士。
呪術の力を使いこなすが、それでも呪術のベースたるダミアンには遠く及ばないらしい。
元々は普通の人間だったが、彼女は過去の記憶を喪失している。何気にメカクレ。
プトレマイオスに忠誠を尽くす騎士団の女団長。
戦死した前団長に代わり、ミラから団長に任命されると共に神器である両剣と鎧を拝領した。
騎士の名に恥じない公明正大な性格だが、神器を身に着けると一変して残忍な性格になる。
その変わりようは普段の彼女を知る者の間ではまるで別人のようだと噂されている。
(※画像左がサリー)
プトレマイオスに害する者を秘密裏に始末するために雇われた殺し屋の少女。
依頼を受ける報酬として、その身に力を得るための儀式を受けた。
身の丈を超えるサイズの大鎌を軽々と振り回して戦う。
この大鎌はドクロをモチーフとした特注品で、彼女お気に入りの逸品だそうだ。
とある秘宝の守護を司る教団の四代目教皇。教団自体の秘匿性が高く、彼女の存在を知る者は僅かとされる。
プトレマイオスとは秘宝を巡り浅からぬ因縁を持つものの、様々な攻防を経て現在は同盟関係となっている。
現守護者たる彼女は秘宝の力を宿した宝具に力を借りて不思議な攻撃を繰り出せる。
人類を滅びの未来から救うために教団を創設した初代教皇。
着ている戦闘服はどういう訳かレオタード状という教皇らしからぬもの。
現代のアナスタシアⅣ世を助けるべく、プトレマイオス達が発生させた時空のひずみを利用して過去からやってきた。
それからというもの一向に元の時代に戻る気配がなく、しばらくはアナスタシアⅣ世の傍にいて力になることを決めている。
生まれつきのリーダー気質であり傲慢に見えるほどの自信家で、そのカリスマ性の高さに周りの兵士達は自然と頭をたれ、彼女のためなら死すら厭わない程に忠誠を誓い、現代の教団員の中にも崇拝者が出ているという。
秘宝を埋め込んだ二槍を手に自ら敵陣を踏み込む戦法を取る。
教団を率いる教皇であるアナスタシアⅣ世の腹心の配下。
礼儀正しく凛としており、物事を順序立てる性格で、教皇とはお互いに信頼し合っている仲。
現在はプトレマイック・アーミー側の要請によりミラの指揮下に置かれている。
教団の教皇たるアナスタシアⅣ世を守護するガーディアン部隊の隊長。
得物である炎と氷を司る二体一対の神器の杖は隊長に就任した際に教皇から下賜されたもの。
最近では多数の敵を相手取る状況に備え灼凍の弾を連発できるように不眠不休で修練を積んでいる。
以前、副隊長だった頃に当時の隊長が任務中に殉職してしまい、それに伴って隊長の座に就いたそうだ。
ちなみにアナスタシアⅣ世とは幼馴染の関係でもある。
教皇のアナスタシアⅣ世率いる教団の一員であるボサボサ頭の女性。
見た目通り荒っぽい性格でよくトラブルを起こしているが、アナスタシアⅣ世が心から信頼する数少ない人物でもある。
現在は教皇の命によりミラの指揮下に置かれている。
露出度が少し高めの衣装に金髪ポニーテールとなかなか可愛らしい見た目だが、
これでもプトレマイック・アーミーの強襲部隊長で、
大口径ライフルであるNTW-20を持ち、飛行兵器を手足のように扱う強者。
プトレマイック軍最怖と言われるほど規律に厳しい。童顔であることをものすごく気にしている。
地上戦は不慣れだがそれでも強襲部隊長ということもあり傑出した存在感を示す。
ちなみに髪留めに使っているシュシュはプトレマイック軍のバンダナを改造したものらしい。
最近ではプトレマイオスやミラの目的を探る為に自ら規律を破って反旗を翻したことによりプトレマイオス達からは抹殺対象と見做されているらしい。
ドラグノフの推挙によって強襲部隊に配属された新人の女性スナイパー。
口調が少なくボロが出にくいため敵陣への潜入役にも適している人材。
プトレマイック・アーミーが秘密裏に行った人体実験の被験者の一人で、実験によって五感と戦闘能力を高められたが、副作用によって感情や記憶が抜け落ちており、それ故出生や経歴などが一切不明。
最近では仲間と過ごしている内に少しずつ感情を取り戻しているようだ。
(※画像左がタチヤナ)
プトレマイック・アーミーを陰から支える寡黙な仕事人の女性で、ドラグノフからもその実力を認められている。
隊の後方から音もなく的確に矢を放ち、敵に存在を知られることなく壊滅させる。
同じく後方攻撃が得意なシモンとは作戦を共にすることが多い。
プトレマイック・アーミーの強襲部隊に所属する男性エリート兵士。
自前のジェット式エアボードを自由自在に操り、敵を翻弄しながら攻撃する戦法を得意とする。レッド・ゴブリンの過去を知る数少ない人物でもある。
チャレンジ精神旺盛で野心家なプトレマイック・アーミーの元エリート兵である女性。
プトレマイオス達の下ではこれ以上の出世は見込めないと判断し、迷わず彼らと対立するドラグノフの側につくことを決めた。
リーダー気質で高飛車な性格で、ドラグノフに認めてもらおうと張り切っている。
プトレマイック・アーミーの格闘術指南役にして拠点破壊のスペシャリストでもあるくノ一。
ジャポネスの秘技忍術を会得しており戦闘能力は怪物の域で、他の誰も扱えない試作兵器も軽々と操る。
弟子への指導は死よりも辛いと称されるほどの超スパルタ。
一番弟子であるショウの身を案じて彼の後をこっそりついてくることも多々あるそうだ。
ドラグノフ曰く「敵対したくない生物No.1」とのこと。
(※画像左下の男性がショウ)
ヨシノの一番弟子である青年で、厳しい修行を乗り越えてジャポネスの秘儀忍術を会得した忍者の一人。
大人しい性格である上に極度の照れ屋なため、普段は口元までスカーフで隠している。
師匠であるヨシノの戦闘能力が怪物並みなので本人は自分を過小評価しているが、
得物の鎖鎌を駆使した妨害戦術や優れた回避能力を持ち本人の戦闘能力も十分高い。
特訓という名目で師匠によって敵地のど真ん中に放り込まれることもよくあるが、過酷な環境の戦闘経験は彼を確実に成長していっているようだ。
(※画像右下がミズナ)
同郷の忍者の期待を背に、東国の里から抜け忍を追ってきた忍者で、素朴で真面目な青年。
里の中でも屈指の実力者で、水の力を駆使した忍術を得意とする。
しかし、初任務の標的がよりによってヨシノだったため、彼女を倒すその日までプトレマイック・アーミーに身を置くことにしたようだ。
とある任務中に心が都会の色に染まってしまったが、それでも修業は怠っていない。
歩兵部隊の指揮を任されているプトレマイック・アーミーの頼れる姉御。
長らく世界中を旅するベテラン傭兵だったが、ヨシノの下で目覚ましい戦果を挙げたことをきっかけにプトレマイック・アーミーに正式入隊した。
武器の爆槍はヨシノのハンマーを作った職人の作品で、扱いが難しく彼女だけが巧みに振るうことができる。
その巧みな槍さばきを一目見ようと、後を付いて回る兵士が後を絶たない。
スクール水着のような形状の戦闘服を着た水色のショートヘアの女性兵士。
槍術と銃術を使いこなすことで、戦況に合わせて遠近両方のスタイルを切り替えられる。
自称ミハルの一番弟子で、槍術の攻撃方法もどこかミハルを彷彿とさせる。一方で銃術は完全な独学であり、気分に合わせて撃ち方も変わるようだ。
マイペースな性格なので、疲れたら休むことを忘れない。
プトレマイック・アーミーのゲリラ部隊隊長を務める屈強な男。最近になって長期遠征から帰還した。
平時は面倒見が良く細かい事を気にしない大らかな性格で仲間からは「オーウェン大佐」と親しまれているが、
一方でひとたび戦場に出ればその鍛えられた拳を以て大砲より重い攻撃を繰り出し、どんな敵も打ち砕くことから、敵からは「陸の闘将」と恐れられ、彼の雄叫びは敵のみならず味方の兵士までも恐怖ですくみ上るという。
プトレマイック・アーミーの天才メカニックである女性。
手に嵌めているものは手袋ではなくミトン。
自ら開発したドローン戦闘機「F-502 ShootingRay」や、
ジュピタークイーン型ドローン「JQ-032mini」を操り前線でも活躍している。
ヨシノからは「メカオタク」と呼ばれているが褒め言葉と解釈している。
よほど気に入っていたのか操縦しているドローンを破壊されると怒って帰って行ってしまう。
実はカナヅチで全く泳げないらしい。
(※画像左がトワ)
プトレマイック・アーミーのメカニック兼ロボットパイロットであるメガネっ娘の女性。
元は個人でロボを開発しており、部品収集で基地に忍び込んだ所を見つかり、始末されかけた所を同じメカニックのキャロラインに助けられてそのまま強襲部隊へと所属することとなった。
自身を助けてくれたキャロラインを先輩と慕っているが、自分以上にメカオタクな彼女に振り回されがち。自分のロボにも開発に携わった兵器にもドリルを搭載するほど、ドリルへのロマンに並々ならぬ情熱を持つ。
自由過ぎる先輩のキャロラインと堅物の後輩であるフィービーに挟まれて気苦労が絶えない。
ちなみに自分を始末しようとしたドラグノフは今でも苦手で、睨まれたりドスのきいた声で絡まれる度に怯えている。
キャロライン作の超難関テストに見事合格し新型兵器のパイロットに選出された、金髪ツインテールの優秀な女性兵士。
超が付くほどの真面目過ぎる性格で、先輩や上司の言動を全て鵜吞みにしがちである。
しっかりしているためか、プライドも少し高い。
キャロラインが開発した試作型ユニットスーツを操る小柄な女性。
か弱く見られがちだがこう見えてキャロラインより年上であり、ヨシノが太鼓判を押すほどの力持ち。
ユニットスーツは小型なので実質的に彼女専用となっているが、これは開発者であるキャロラインの体格に合わせて作られたため。
キャロラインによって開発されたクールな戦闘用女性型アンドロイド。
アマデウス軍のType:アントリオンを参考に設計された。
生活力皆無なキャロラインの身の回りの世話を任せるためのメイド機能も搭載されている。
非常に高性能なのだが、キャロラインが最後の仕上げに重要な部品を間違えたために、事あるごとにドジを踏むようになってしまった。
正規軍やアマデウス軍の高性能なAIを見て、キャロラインが開発した自立思考型迷彩戦車。
搭載したAIの人格のモデルはトワだったはずだが、ドラグノフやヨシノと会話させた結果、いつの間にか目が合うだけで襲い掛かってくるほどの凶暴な性格へと変貌してしまった。
その凶暴さたるや「AIだからって舐めた態度をとるなら、どんなヤツでもぶちのめす!」と敵に猛攻撃を仕掛ける程で、彼女の教育係であるトワが青ざめていることは知ったことではないらしい。
ウェーブが入った金髪ショートの女性兵士で、ゲリラ兵たちにとってあこがれの存在。
魅惑的なスーツの着こなしに思わず敵も攻撃の手を緩めてしまうこともあるとか。
乗り物繋がりでヴェロニカやビーチャムとつるむことも多いそうだ。
実は大のお酒好きで、腰に付けたポーチにはメイク道具やお酒を収納している。
プトレマイック・アーミーのバイク部隊に所属する女性兵士で同部隊の期待のエース。
機銃やキャノンを内蔵した愛車のバイクで戦場を駆け回るなど、
軍の中でもトップクラスのドライビングテクニックを誇る。
これでもドラグノフと同等の凄腕だが、平時は愛車をカスタマイズしている。
プトレマイック・アーミーの軍楽隊に所属している女性で、ヴェロニカの友人でもある。
三度の食事より音楽を奏でることが好きで、音楽家になることが夢であったが大切な友人である彼女を案じプトレマイック・アーミーに入隊した。
ラッパの演奏で味方を鼓舞し、身体能力を強化する。
移動方法はまさかの自転車でヴェロニカの後を追っていけるほどらしい。
とある有名な料理店の看板娘で、リンファの姉。
美食家で大食いだが、よく動くのでスリムな体型を維持している。
客とのトラブルに巻き込まれて困っていた所を、偶然来店したヴェロニカとシシリアに助けられ、お礼として一晩もてなした際に彼女を気に入ったヴェロニカによって強引にプトレマイック・アーミーに入隊させられる羽目になった。
一応、気弾を扱えるほどの拳法の達人であるが、それ目的で勧誘されたわけではないようだ。
チュンイェンの妹で、同じく気弾を使う拳法の達人。
実家の店の新商品であるあんまんを姉に届けにプトレマイック・アーミー基地に入ったところをスカウトされてそのまま入隊した。
彼女の気がこもった攻撃を受けた敵は戦意喪失してその場に立っていられなくなるという。
三度の食事より機械いじりが大好きな女性メカニック。
チュンイェンとは仲が良く、チュンイェンお手製の肉まんが大好物。
お気に入りの料理店でチュンイェンから「天才メカニックがいる」という噂を聞きつけて、自作の朱雀戦車に乗ってプトレマイック・アーミーへとやってきた。
エリート兵の中でも変わり者で構成されたアニマル部隊の新人隊員である女性。
とにかくカエルが大好きだが、女性らしく可愛いものも好きである。
カエルを模したケロットロボに搭乗して戦う。
猫耳フード付きの白いパーカーを着た茶髪の女性兵士で、アニマル部隊に所属している。
猫好きなのか、ボタンを押して操作するタイプの猫じゃらしを持っている。
相棒の猫型兵器「コーシュカ」は液体金属で造られているため衝撃を受けにくく伸縮自在。
実はコーシュカは古代遺跡から発掘された遺物である上に、元々はクレオパトラの所有物だったため、思いもよらずクレオパトラの怒りを買ってしまっている。
「科学」「軍事」「神秘」の三つの要素を兼ね備えたプトレマイック・アーミーを体現するような構成でありながら実は孤立無援の存在である独立部隊。
問題行動だらけの美しき設計者の「姫」、無茶苦茶な作戦ばかり思いつく壮年男性の「将軍」、古代兵器にしか通じない言語を話す神秘の筋肉教師である「先生」で構成されている。3人とも本名は不明。
OAO-ONE
プトレマイオスが手に入れた古代の秘宝の一つで、古代種の知識を持つ生きた秘宝。
遥か昔、勇者によって封印されたが、プトレマイオスによって封印を解かれ現代に蘇った。
並外れた分析能力と進化速度を有し、戦いの中でも自己進化が可能。
兵士
モーデン軍と同様、さまざまな種類の兵士が登場する。
ちなみにパラシュートやロープを使っての降下を一切せずに登場する。
ゲリラ兵
プトレマイック・アーミーの一般兵で、雑用から遺跡の盗掘まで何でもこなしている。
手榴弾やナイフ、ハンドガン、マシンガンで攻撃してくる。
近接のモーションに入るのは遅いが、それから攻撃するまでが早い。
『MSA』では白い服を着た海軍所属のNavyや、キャロライン専属の護衛部隊である橙色の服の「キャロライン近衛兵」も登場した。キャロライン近衛兵はドラグノフによって白兵戦用部隊として鍛え上げられている。
バズーカ兵
USM20スーパーバズーカを装備したゲリラ兵。
攻撃方法はモーデン軍のバズーカ兵と変わらないが、登場の仕方が走って出てくるのみ。
迫撃砲兵
迫撃砲を撃ってくるゲリラ兵で、暇なときは談笑している。
シールド兵
盾を装備したゲリラ兵で、迫撃砲兵と同様モーデン軍のシールド兵とやることは変わらないが、
黄色兵のような兵士はいないしアイテムも落とさない。
ゲリラ兵隊長
『MSA』で初登場した、ゲリラ兵を率いる部隊長。色はエリート兵と同じ黒っぽい紺色。
一般兵であるゲリラ兵が実績を積めばこの階級に昇格できる。
(エリート兵がゲリラ兵の隊長になれるのかは不明)
エリート兵
プトレマイック・アーミーの上級兵。
一般兵より高い装備品を支給されており、バイオハザードシリーズのハンクを彷彿とさせるガスマスクに黒っぽい紺色の戦闘服である。ブラジルのプトレマイック・アーミー空軍基地(ミッション2)から登場し、ニューヨーク(ミッション3)からはこの兵士がメインとなる。
基本的にゲリラ兵と変わらないが、攻撃方法は主にナイフ攻撃と手榴弾攻撃である。
強肩なため手榴弾の飛距離が格段と上がっている。
また、モーデン兵のビースツ兵と同じ攻撃をしてくるのもいる。
投げナイフをしてくるタイプに関しては必ず集団で現われ、
いきなりナイフを投げてくるので危険。中には画面外からも投げてくるのもいる。
スナイパー
ブラジルのプトレマイック・アーミー空軍基地(ミッション2)のみ登場。
モーデン軍におけるライフル兵のポジションだが、
匍匐状態でスナイパーライフルを撃ってくるのでしゃがみ状態で攻撃しないと倒せない場合もある。屋外では低木や箱に隠れている。
『MSA』では要人を狙う任務が多い優秀な狙撃手の「エリートスナイパー」や、暗殺専門の狙撃手である「ブラックスナイパー」も登場した。
司令官
プトレマイック・アーミーの司令官で水色の服を着ている。
司令官とはいっても全軍ではなく、一部隊の指揮官に過ぎない。
出撃命令を下した後に驚いて逃げるだけのタイプと、無意味に跳び回った後暫くするとノーモーションでハンドガンを撃ってくるタイプの2種類がいる。
ちなみに後者は後半のステージに現れる上に倒さないと進めない。
『MSA』では白い軍服を着た海軍所属のNavyが搭乗した。
エリートバイク兵
バイクの特別攻撃部隊に所属のエリート兵。
普通に直進してくるものやサイドカーにロケットポッドを搭載しているもの、
ウィリー走行で突進を仕掛けた後に退散するものの3タイプがある。
『MSA』では赤い塗装のカスタムバイクに乗ったエリート兵も登場した。
アクアラング兵
オーストラリアの海中に登場する水中兵で銛撃ち銃を持っている。
これを投げられると回避がかなり難しい。集団で登場するのでゲリラ戦法はしてこない。
仮面兵
仮面に白衣という宗教臭い格好で、浮遊弾を撃ってくる。赤、緑、紫、黒の4色が存在する。
浮遊弾はだんだん下がっていく軌道で破壊可能。
大半は一度だけ倒しても一定時間後に起き上がって復活するので油断は禁物。
1面クリア後のデモなどを見る限り、ジョジョの石仮面(かいつまんで言うと、この仮面をつけると不死の吸血鬼になれる)が元ネタ。
因みに倒れた後一度起き上がる動作は6から登場するラルフに引き継がれる。
教徒
『MSA』で初登場した兵士で、教皇のアナスタシアⅣ世率いる教団に所属する団員たち。
灰色の法衣の下級団員であるソルジャーでさえ戦闘経験が豊富であり実力が無い者には務まらない。またソルジャーは任地へ赴く機会が最も多く外部に教団の教えを示す体現者の役割も持つ。
黒い法衣の上級団員であるエリートは教団の掟に従い様々な任務をこなす。教徒の中でも特に高い者だけがエリートの地位に就くことができる。
白い法衣の最上級団員であるマスターは教団の教徒を束ねる存在であり、教団の掟に最も厳格であることから教皇の信頼も厚く、具申が許されている数少ない人物。今代のマスターは先代教皇の頃から今の地位にいるベテランとのこと。
そして橙色の法衣のガーディアンは教皇を護衛するために新設された新たな役職で、厳しい審査を乗り越えた女性教徒だけがガーディアンとして教皇の側に仕えることができる。
兵器
ほとんどが正規軍及びモーデン軍の情報を元に生産されているが、
モーデン軍の兵器は量産化(というよりパクッた上に改造したのでは?)しているのに対し、
正規軍の兵器はそもそも「兵器データを奪われたので早期奪還する」というストーリーのためか、試験運用もしくは特殊作戦まででしか出来ていない。
ギリダ・O(P.M)
プトレマイック・アーミーがモーデン軍から得た情報を元に生産されたギリダ・O。
砲塔部分にライトが装備されているが、ただ単につけられているだけである。塗装は青緑色。
『MSA』では茶色い塗装のランド・ブロウフィッシュ艦載機や、紫色の塗装の改良型も登場した。改良型の塗装は長期休暇の費用捻出のためにトワ専用アオゲンシュテルンで余ったペンキが使われている。
ジィ・コッカ(P.M)
ギリダ・O(P.M)と同様、モーデン軍から得た情報を元に生産されたジィ・コッカで、
見た目が頑丈そうになっている他、車体がオリーブドラブ色に塗装されている。
主砲をぶっ放してくるスピードがモーデン軍の同型戦車より速い。
『MSA』では青緑色の塗装の「SPACE ジィ・コッカ」が登場した。
サルビア(P.M)
モーデン軍から得た情報を元に生産された戦車。
モーデン軍の物よりコンパクトになったのに相変わらずコロコロ弾を撃ってくる。
どうしてこうなった。せめてバウンド弾を発射する仕様にしなかったのか。
『MSA』では紫色の塗装のサルビアⅡ、桃色の塗装のサルビアⅢ、黄金色の塗装の「ゴールデンサルビア(P.M)」も登場した。
なお、『MSD』『MSA』ではバズーカ兵が搭乗しており、特殊攻撃がコロコロ弾とバズーカの連射である。
ブラッドレー(P.M)
正規軍のブラッドレーを改造したミサイル戦車。
…のはずだが、どっからどう見てもジィ・コッカを改造したものである。
なお、ミサイルはホーミングするロケットミサイルを使用。
『MSA』では茶色い塗装のランド・ブロウフィッシュ艦載機や、キャロラインによってカスタマイズされた「ブラッドレー Ver.Rebellion」が登場した。
現実にも似たような戦車があり、ジィ・コッカのモデルであるM4シャーマンの派生型に砲塔上にT34多連装ロケット砲を搭載した火力支援車両のシャーマン・カリオペがある。
M-15A型(P.M)
『MSA』で初登場した兵器で、モーデン軍のM-15A型を鹵獲して改造したミサイル戦車。
こちらはちゃんとM-15A型の改造であり、エリート兵の色である黒色に塗装されている。
様々な角度からミサイルを発射できるように性能も向上している。
緑色の塗装のカスタム機体も存在している。
ウォール・ドローン
ブラジルでのプトレマイック・アーミーの航空基地(ミッション2)のエレベーター内のみ登場。
壁に張り付いて素早く移動しており、レーザーを撃ってくるものもある。
『MSD』では地面を滑って進んでいる(地面を滑るモーションは没画集にあったもの)。
『MSA』では黄金色の塗装の「ゴールデンウォール・ドローン」、青緑色の塗装の「SPACE ウォール・ドローン」が登場した。
ガンナーユニット
プトレマイック・アーミーが正規軍から盗んだ情報を元に開発した二足歩行型戦車。
…なのだが、どう考えてもモーデン軍のレベルアーマーを元に開発したとしか思えない。
青銅色の塗装をしており、近距離ではパンチ、
遠距離ではアームからマシンガン2発、たまにロケット弾1発撃ってくる。
トゲ付きの装甲を施しているのもあり、その機体はアーマーユニットと呼ばれている。
『MSA』では白と紫の塗装の「ガンナーユニット(アビス)」「アーマーユニット(アビス)」、黄金色の塗装の「ゴールデンガンナーユニット」、緑色の塗装の「スナイパーユニット」も登場した。
クローユニット
ガンナーユニットをベースとした二足歩行型戦車で赤茶色の塗装をしている。
同種の戦車の中でアーム部分が爪上のものになっている。基本パンチ攻撃のみだが、
本拠地(ファイナルミッション)では登場するなり突進してくるのもいる。
こちらとの距離が離れている場合は間合いを詰めてくる。
『MSA』では黄金色の塗装の「ゴールデンクローユニット」、青い塗装の「サファイアクローユニット」も登場した。
マシンガンユニット
クローユニットと同様ガンナーユニットをベースとした二足歩行型戦車。
アームがガトリングに換装されており、弾を数発撃ってくる。
モーデン軍でいえばガトリング兵と同じ役割だが耐久力がある分こちらの方が厄介。
『MSA』では青緑色の塗装の「SPACE マシンガンユニット」、レーザーを放つ灰色の塗装の「レーザーユニット」も登場した。
ランド・シーク(P.M)
モーデン軍が使っているものはハーフトラックなのに対し、
こちらは通常のトラックだが荷台が上がる機能が加えられている。
エリート兵輸送車両
その名の通りエリート兵のみを輸送する車両。必ず進路を塞ぐように停車してくる。
モーデン軍でいうところの3tトラックと同じポジションである。
プトレマイックスラッグ
プトレマイック・アーミーが盗んだ正規軍の情報を元に生産した戦車で、
正規軍のメタルスラッグ「SV-001」をベースにしている。
キャノンタイプとバルカンタイプの2種類があるが、どうやら試作車らしい。
主にブラジルの航空基地(ミッション2)に登場し、
キャノンタイプは加えてオーストラリアの海中基地(ミッション4)にも登場する。
『MSA』では局地作戦用に開発された緑色の塗装の「プトレマイックスラッグ EX」、黄金色の塗装の「ゴールデンプトレマイックスラッグ EX」も登場した。
ジェット・ハンマー・ヤン(P.M)
モーデン軍が使っているものと同じものだが、
水上を真後ろに進むことができる機能を持っている。
ホバーユニット
プトレマイック・アーミー空軍が開発した飛行マシンで必ず複数で登場する。
ジェットエンジンを動力にしており、機体下に搭載されているミサイルで攻撃をしてくる。
『MSA』ではエリート兵が乗る指揮官機にガトリングとレーザー砲が搭載されているほか、
上官が乗る赤い塗装の機体や、黄金色の塗装の「ゴールデンホバーユニット」も登場する。
ホバーヴィーグル
プトレマイック・アーミー空軍が開発した飛行マシン。
空からの情報収集と支援攻撃を得意としている。
…が実際にゲーム内でやってたのはつり橋の破壊だけである。なお、『5』では破壊不可。
『MSA』では赤い塗装の「カスタムヴィーグル」も登場した。
スピードホバー
『MSA』で初登場した兵器で、プトレマイック・アーミー随一の機動力を誇る飛行マシン。
キャロラインの力作であり、プトレマイオスに反旗を翻したドラグノフが搭乗している。
主な武装は改造火器とブラスターキャノン。
マクスネル(P.M)
プトレマイック・アーミー空軍の戦闘ヘリ。
おそらくだがモーデン軍からパクった後改造している。
改造したため見た目や攻撃方法がモーデン軍とは異なり、機首ではなく側面のガンポッドから数発弾を撃ってくる。複数機での編成も5機編成から3機編成に変更されている。
『MSA』では黄金色の塗装の「ゴールデンマクスネル(P.M)」も登場した。
R・ショーブ(P.M)
プトレマイック・アーミー空軍の爆撃ヘリでこちらもモーデン軍からパクッた後に改造している。
なお、アメリカ軍のRAH-66もしくは陸上自衛隊のOH-1がモデルという噂がある。
本編では赤い塗装の「R・R・ショーブ(P.M)」が1度だけ登場したが、
『MSD』『MSA』では没画集の中にあったM61バルカンで攻撃するタイプが登場する。
『MSA』では緑色の塗装の「R・G・ショーブ(P.M)」も登場した。
フライング・タラ(P.M)
プトレマイックアーミー空軍の爆撃機。
なお、こちらはパクッたのではなく情報を参考にしている。
モーデン軍の物よりこっちの方がモデルに近い。
が、プロペラがないうえにエンジン音がジェット機っぽいので恐らくだがジェット機だろう。
『MSA』では紫色の塗装の改良型や、黄金色の塗装の「ゴールデンフライング・タラ(P.M)」も登場した。
プトレマイックマリナー
水中で登場。『3』のモーデン軍の小型潜水艦と同じ役割だが、
あちらはロシアのデルタ級潜水艦がモデルなのに対し、こちらは同じくロシアのタイフーン級原子力潜水艦)(映画「レッド・オクトーバーを追えに出てきた潜水艦)がモデル。
プトレマイックスラッグ同様正規軍のSV-001をベースに生産された戦車で、無人で動かせるように生産されたメタルスラッグ。SV-001に重武装や頑丈な装甲を施しているため耐久力が高い。
武装はキャノン、バルカン、榴弾、レーザーと豊富である。・・・・すごい戦車だ。
実は『アドバンス』でも登場している。
『MSA』では茶色い塗装のランド・ブロウフィッシュ艦載機や、青緑色の塗装のTYPE-R、黄金色の塗装の「ゴールデンハウンド」、リバーストリニティが使役する紫色の塗装の機体も登場した。
アオゲンシュテルン(P.M)
司令官が乗り込んだアオゲンシュテルン。バルカンが付いておらず攻撃手段はワイヤーのみ。
元々は『5』の没兵器だったが、『MSD』で晴れて正式登場した。
『MSA』では赤い塗装のキャロライン専用機、紫色の塗装のトワ専用機、黄金色の塗装の「ゴールデンアオゲンシュテルン(P.M)」も登場した。
ケロットロボ
『MSA』で初登場した兵器で、ルーシーが搭乗しているカエル型兵器。
ストーンタートルと共に遺跡で発見され、プトレマイック・アーミーのメカニックたちによって改造されたもので、飛行して巨大なドリルを発射することができる。
ドリルが重点的にカスタマイズされた茶色い塗装の改良型や、無人機である青い塗装の自立型も存在する。
クアドロジャンパー
『MSA』で初登場した兵器で、キャロラインが開発した超機動型跳躍戦車。
四脚戦車らしからぬ機動力と柔軟な動きで敵を翻弄する。
この驚異的な跳躍力は回収された古代兵器の仕組みを参考にしているそうだ。
青緑色の塗装の「SPACE クアドロジャンパー」や、黄金色の塗装の「ゴールデンクアドロジャンパー」も存在する。
スクランブルエッグ
『MSA』で初登場した兵器で、機動性と耐久性を兼ね備えた卵型兵器。
アオゲンシュテルンをベースにキャロラインが考案したが、搭乗者の事が全く考慮されていない設計のためにテストパイロットが全員逃げ出してしまい、やむなくトワが登場する羽目になった。
アオゲンシュテルン由来のブレードワイヤーに加えて、ドリル付きワイヤーを射出した後に爆弾を着弾地点に引き寄せるボンバーワイヤーも搭載されている。
ちなみにトワが搭乗する際、キャロラインの意趣返しによってパイロットスーツがバニースーツに変えられている。
D-001 TANBAL
『MSA』で初登場した兵器で、プトレマイック・アーミーが開発した最新二足歩行兵器。フィービーが搭乗している。
ガトリングガンとBIGパンチが主な武装だが、操作は難しいようだ。
紫色の塗装の改良型も存在しており、こちらはBIGパンチが出力最大でカスタマイズされている。
HAMMER DX5005
『MSA』で初登場した兵器で、リトスが搭乗しているハンマー戦車。
元々は掘削機だった。大型兵器らしからぬ俊敏な動きと跳躍攻撃で敵を殲滅する。
暗赤色の塗装の改良型も存在している。
朱雀戦車
『MSA』で初登場した兵器で、ユートンが開発した戦車。
膨大なエネルギーを必要とするが、血管の様に全体にエネルギーが行き渡っており、
フェニックスの如く何度破壊されても蘇るという特殊な性能を持つ。
装甲の強化に加えて雷竜を搭載した青い塗装の改良型も存在する。
ストーンタートル
プトレマイック・アーミーが発掘した超巨大秘密兵器。
あまりに巨大すぎたために発掘が終わる前に戦争が終わっていた。
元は『5』のファイナルミッションに登場する予定だった没兵器だが、『MSD』で晴れて正式登場した。
『MSA』ではプトレマイック・アーミーが独自開発した緑色の「エメラルドタートル」、黄金色の「ゴールデンタートル」、青色の「サファイアタートル」も登場した。
ゴールデンタートルは全身を塗り替えた頃には戦争が終わっていたものの、エメラルドタートルとサファイアタートルは戦争中に開発が間に合ったそうだ。
ガイアエレファント
本拠地(ファイナルミッション)の中ボス。仮面兵が操縦している。
紫マゴットを大量に降らしてきて、その後ランダムに紫のレーザーを一発撃ってくる。
耐久力が減るとマゴットやレーザーを放たなくなる代わりに、鼻を振り回して攻撃する。
『MSA』では灰色のストーンタートルの胴体に取り付けられた状態で登場した。
SPACE フォウォール
『MSA』で初登場したボス兵器で、プトレマイック・アーミーが開発したフォウォール。
塗装は青緑色で、ヨシノのハンマーを参考に無限軌道部分が改造されており、全てを押し潰す破壊力を秘める。
ジュピタークイーン
『MSA』で初登場したボス兵器。大型兵器の戦力で遅れをとっているプトレマイック・アーミーが、モーデン軍の技術を参考に開発した巨大兵器。
見た目は明るい塗装のジュピターキングだが、戦闘能力はオリジナルを超えている。
キャロラインが操るジュピタークイーン型ドローンのモデルである。
案の定モーデン軍のマークがあるが、正規軍のスラグアーマーという前例があるため突っ込んではいけない。
スカイジュピタークイーン
『MSA』で初登場したボス兵器。モーデン軍の捕虜となっていたキャロラインが、モーデン軍の施設で制作した明るい塗装のスカイジュピターキング。
有り余るジェットエネルギーを駆使してレーザーを放つ。
キャロラインはこれに乗ってモーデン軍の施設から脱走して帰還した。
仮面兵たちによって禍々しくカスタマイズされた黒い塗装のマークⅡも存在する。
ユニオン(P.M)
プトレマイック・アーミーがモーデン軍のユニオンを参考に模造した巨大兵器。
オリジナルとは異なり合体機構が無くそれぞれが独立した機体となっている。
ユニオン01(P.M)にはシシリアが、ユニオン02(P.M)にはヴェロニカが、ユニオン03(P.M)にはドラグノフが搭乗している。
コードネームはそれぞれ「ヴェガ」「アルタイル」「デネブ」となっている。
青緑色の塗装の「SPACE ユニオン01(P.M)」や、黄金色の塗装の「ゴールデンユニオン03(P.M)」も存在している。
どちらもエリート兵が搭乗しており、SPACE ユニオン01(P.M)は高密度のバリアを展開可能で、ゴールデンユニオン03(P.M)は目立つ分装甲が強化されている。
これらのコードネームはそれぞれ「アルニラム」「アリデッド」。
スパイラル・ノカーナ
『MSA』で初登場したボス兵器で、プトレマイック・アーミーが開発した黒い塗装のアイアン・ノカーナ。
装甲が改良されている他に、フレイムスロアーの代わりに伸縮するドリルが搭載されている。
トワの強い要望により予算の半分はドリルの強化に使われた。
他にもプトレマイック・アーミーが開発したアイアン・ノカーナとして青緑色の塗装の「SPACE ノカーナ」が存在しており、こちらは音波兵器を搭載している。
エヴィン・ヴッハ(P.M)
『MSA』で初登場したボス兵器で、モーデン軍から入手した設計図を参考に、プトレマイック・アーミー独自の改造を施した紫色のエヴィン・ヴッハ。
二両一組だったオリジナルとは違って単独運用だが、自動修復を行う装甲を取り付けられており、防御面が強化されている。
レベルギガント(P.M)
『MSA』で初登場したボス兵器。キャロラインが持ち帰ったレベルギガントの設計図を基に、プトレマイック・アーミーが総力を上げて開発した巨大戦闘ロボット。
頭部に装甲が取り付けられており、一般兵士でも乗りこなせるように操縦性が上がっている。
黄金色の塗装の「ゴールデンレベルギガント(P.M)」や、緑色の塗装の「エメラルドギガント」も存在している。
ランド・ブロウフィッシュ
『MSA』で初登場したボス兵器で、プトレマイック・アーミーが最新の技術力を結集して開発した巨大強襲揚陸艦。
主な武装に主砲から放つクラスター弾、副砲の大型ロケット、ミサイルランチャーを持つ。
他にも艦載機としてカスタマイズされた茶色い塗装のギリダ・О(P.M)、ブラックハウンド、ブラッドレー(P.M)を搭載している。
レーザー砲を搭載した紫色の塗装の「ディープ・ブロウフィッシュ」や、黄金色の塗装の「ゴールデンブロウフィッシュ」も存在している。
ロックモール
『MSA』で初登場したボス兵器。坑道に放置されていた掘削機械を兵器に転用したもの。
暗い場所でもサーチライトで索敵が可能で、爪型ショベルで岩石を投げつけて攻撃する。
プトレマイック・アーミーが新造した紫色の「ロックモールⅡ」も存在しており、こちらは改良が重ねられた結果ショベルで空間を切り裂けるようになっている。
ラ・トルネ号
『MSA』で初登場したボス兵器。浜辺に行けない兵士たちが海辺にいる気分になれるよう、キャロラインが開発した豪華客船型戦車。
シシリアが音楽隊のリーダーとして搭乗している。
機体に搭載されたスピーカーによってより広範囲の味方に癒しの音色を届ける事ができる。
派生機体として黄土色の塗装の「サンドツイスター号」が存在しており、こちらは砂の力を使って攻撃する。スピーカーは砲台に換装されており、砂から生まれるエネルギーは竜巻を起こすほど強力である。
スノウドロン
『MSA』で初登場したボス兵器で、教団とプトレマイック・アーミーが友好の証として共同開発した大型砲台戦車。
ビーチャムが主要乗組員として搭乗しており、バルカン砲が取り付けられている。
試作兵器「バリオン砲」から撃ち出される衝撃波は並の戦車を一撃で吹き飛ばすほどの威力。
黒い塗装の改良型や、改造によって装甲と攻撃性能が格段に向上した「Ver.Rebellion」も存在する。
グライドロン
『MSA』で初登場したボス兵器で、教団とプトレマイック・アーミーが友好の証として共同開発した大型ホバリング戦車。
スノウドロンの姉妹機であり、メルヴィナが主要乗組員として搭乗している。
改良されたバリオン砲は機体下部から吸い込んだあらゆる物質をバリオンに変換するため、物資の乏しい戦況下でも常に最大火力を発揮できる。
量産機である黒い塗装の改良型も存在するが、こちらは戦線維持を目的としており精密射撃用の砲台が取り払われている。
GIP-03 VERGINIA
『MSA』で初登場したボス兵器で、プトレマイック・アーミーが開発した超重多砲塔戦車。
スヴェトラとゲリラ兵数人が搭乗している。
まるで天まで届くかのように吹き上げる爆炎が、驚異的な殲滅力の高さを物語っている。
ただ、弾薬の消費量が多い事と、燃費が悪い事が問題視されているようだ。
赤い塗装の「GIP-03α VALKYRIE」も存在しており、こちらは上記の欠点を補うために飛行ユニットによる外部補給機構を搭載しているが、その代わりに車内が狭くなっており乗務員からは多少の不満も出ているようだ。
オーバークローラー
『MSA』で初登場したボス兵器で、払い下げのパーツを繋いで開発された移動要塞。
キャロラインによって様々な試作兵器が取り付けられている。
足回りのスクリューが強化された紫色の塗装の「オーバークローラーⅡ」も存在している。
パグズミート
『MSA』で初登場したボス兵器で、キャロラインが開発した広域掃討用の新型戦闘飛空艇。
キャロラインが戦場で偶然出会った「たくましくも可愛らしい小さなお友達」から得た着想を元に設計されている。
あらゆる物を吸い込んでスクラップに変え、エネルギーに変換して動作する。
他にもガトリングガン、地雷敷設装置といった武装も持っている。
Ancient-Clay D-GU
『MSA』で初登場したボス兵器で、古代遺物をベースにキャロラインが開発した土偶型兵器。
オペレーターと遺物の意思疎通を可能とする特殊な翻訳AIが組み込まれている。
一時期は制御不能に陥って基地を脱走し、戦場を闊歩するという情報が寄せられて大騒ぎになったことがある。
ある村で祀られていた古代兵器の「水神様」や、遺跡の一部と同化した怒り顔の「オオミカミ」も存在する。オオミカミは『MSA』最後の追加ユニットとなった。
METAL REAR(メタルリア)
ブラジルのジャングル(ミッション1)でのボス兵器でまんま巨大化したメタルスラッグ。
その巨体に似合わず、ウィリー走行までする戦車で火炎弾や強化バルカンで攻撃する。
歴代のミッション1のボスの中では結構強い。
『MSA』では緑色の塗装の「METAL REAR EX」も登場しており、
そちらは局地作戦に投入されることが多い関係でサバイバル機能が多数備わっている。
この他にも黄金色の塗装の「GOLDEN METAL REAR EX」、青緑色の塗装の「SPACE METAL REAR」も登場している。
Shooting Ray(シューティングレイ)
ブラジルのプトレマイック・アーミー空軍基地(ミッション2)のボス兵器である巨大な爆撃機。
機体が鳥山明の作品に出てきそうなデザインをしている。
2門砲、プロペラ爆弾、タービンからの排気炎で攻撃してくる。
部位破壊できないうえにボスの攻撃がえげつないため、運とテクニックが要求される。
『MSA』にはオリジナルが登場せず、これをモデルとしたドローン戦闘機のみ登場する。
このドローン戦闘機は緑色の「F-502 ShootingRay」の他にも、橙色と紫色のハロウィンをイメージした塗装の機体、青みがかった灰色の塗装の自立型、黄金色の塗装の「Ver. Gold」、その他「Ver. Forest」「Ver. Rebellion」も存在する。
スクリーマー
アメリカ・ニューヨーク市内(ミッション3)のボス兵器で、ビルの壁に張り付く多脚砲兵器。
超局所攻撃を想定しており、要塞や空母などの巨大拠点攻撃用に開発されている。
4つの発射口から極太ミサイルを3発セットで真横に放ってくる、下部のハッチから『2』『X』のミッション1に登場したモスクミサイルを数発撃ってくる、同じく下部のハッチから怪奇音波を出して、床を崩してくる(これによって死ぬことは無い)といった攻撃をしてくる。また、コクピットからエリートリーダー(エリート兵の指揮官)の合図で下のフロアから2人のバズーカ兵が登場する。
『5』のボスの中では案外楽に倒せる。
『MSA』では下部がキャタピラに換装された状態で登場したほか、紫色の塗装の「ジェットスクリーマー」も登場した。
オーストラリア(ミッション4)のボス兵器でプトレマイック・アーミーが開発した潜砂艦。
潜水艦と同じ船体でロケット連装発射機やキャタピラなどが取り付けられている潜砂艦である。
2種類のミサイル攻撃やプラズマ弾、垂直落下弾といった艦全体からの無差別掃射が強力で、
多くのプレイヤーを恐怖のどん底に叩き落したが、
自分にも攻撃がどう考えても当たっているという若干間抜けな艦でもある。
『3』のボスの1つであるソル・デ・ロカと同等、もしくはそれ以上となる強敵とされている。
『MSA』では紫色の塗装の「ディープサンドマリン」、緑色の塗装の「サンドマリンEX」、黄金色の塗装の「ゴールデンサンドマリン」も登場した。
潜水艦がベースなため、当然海も潜れるのだが披露する機会がなかったという。
邪悪の権化
本拠地(ミッション5)のラスボスで、死神のような謎めいた巨大な怪物。
『MSA』によるとプトレマイック・アーミーが開発した究極兵器と言われている。
大量の光弾をプレイヤーめがけて放った後、巨大な鎌を振り下ろして攻撃する。
胸のドクロにのみ当たり判定があり、ダメージを与えられるのは光弾を放っている時だけなので、手間取ると時間切れになることもザラ。
得物である究極の神器「命を刈り取る者」はそれ自体が意思を持ち、生ある者を取り込もうとする代物。
目的
- メタルスラッグのデータの強奪
- 遺跡発掘
1に関しては機密データを使って、プトレマイックスラッグの開発・量産やブラックハウンド、METAL REARの開発をしている。しかし、使用する兵器の大半はモーデン軍の兵器と同じである事からモーデン軍の兵器まで盗んだのではないだろうか?
2に関してはゲーム内では明らかにされていなかったが、没画集やメタルスラッグディフェンスによると超巨大兵器ストーンタートルを発掘していたようだ。
その最終目的は古代の遺物や呪術の力を以て世界を支配し、あらゆる可能性の果てまで掌握することだとされる。