概要
「3」、「アドバンス」に登場する敵キャラクター。
見た目が帽垂布の付いた熱帯ジャングル地域向けの戦闘帽を着用しているというまんま旧日本兵で「3」のサウンドトラックでもジャポネス兵登場面の曲名は「日本兵」となっているが、これは間違っているとの声も。実際兵器や垂れ幕に描かれている紋章は日の丸ではなく、白丸に赤い三日月なので、日本兵ではないのだろう。
旧正規軍とも呼ばれている。
先の戦争が終結したことを知らず、信じてもおらず、今も軍事拠点で徹底抗戦している...との設定らしい。彼らの拠点を通過するルート「ジャポネス兵ルート」への入り口にはデカデカと「入口」と漢字で書かれた看板と茅葺のような屋根が付いており、中は灯篭や注連縄や鳥居らしきものが設置されていて、さながら神社のような見た目になっている。あれ、やっぱりこれ日本兵では...?
なお、資源不足のために使用する兵器は人力で稼働させている。それでも果敢に立ち向かってくる姿が哀愁をそそる(かもしれない)。
「3」の場合、そのステージボスであるソル・デ・ロカへの道中で3つのルートがあるが、その中でもこのジャポネス兵ルートはとにかく鬼畜で、攻撃はえげつないわ、スコアは稼げないわでなんのメリットもない。あるのは恐怖のみであり、人によっては最終ステージよりもジャポネス兵ルートの方が難しいという。
しかし、だからこそ敢えてジャポネス兵ルートへ挑む猛者も多いことも事実。
ジャポネス兵の種類
- ジャポネス兵
刀を抜いて勇敢に突撃したり、天井の低い坂道ではパンツの中から爆弾を転がしてくる。ジャパニーズサムライリスペクトなのか近接攻撃の出が異常に早く、接近戦では分が悪いので遠くから攻撃するのが基本。
- ジャポネス突撃兵
基本的には通常の兵と変わらないが、赤い帽子を被っていて、死ぬ間際に道連れ狙いのカミカゼアタックなのか、はたまた死して屍拾うものなしなのか、なんと自爆を敢行してくる。当然爆風に巻き込まれるとミスになる。
ルート後半に大量に出てくる場面があり、正に地獄絵図となる。
- ジャポネス戦車兵
九七式中戦車らしき戦車に乗った(?)ジャポネス兵。見た目こそ戦車だが動力は人力であり、履帯が無く人が中に入って持ち上げて移動するハリボテ戦車である。中からジャポネス兵が出てきて、ギリダ・0の主砲のような砲弾を撃ってくる。
轢かれる(ぶつかると言った方が正しい)と死なず、武器を失うだけ。また立ち上がるまで無敵。
因みに敵の攻撃を受けてもまた立ち上がる動作は「5」の仮面兵と「6」以降のラルフにも使用されている。
実のところ、一部の正規軍部隊では対モーデン軍反乱作戦でやっていたとのこと。どういうことなの...。
- ジャポネス飛行機兵
零式艦上戦闘機らしき飛行機に乗った(?)ジャポネス兵。こちらも同じく見た目はちゃんと戦闘機だが当然動力は人力で、天井に吊るして索道で飛ばしているなんちゃって戦闘機である。そこまでして飛ばしたいか。
真下の少し左寄りに向けて機銃を撃つ。常に移動しながら撃つため攻撃範囲が広い。回避するには地形を利用するか、破壊すること。
また壁にぶつかると壊れる。乗っている飛行機兵も諸共死ぬ。カミカゼアタックなのか単に止まれないだけなのか...。なので出現する地点で止まっていると次々現れては壁に激突して虚しく散っていく様を見続けられる。
ちなみに元ネタ・・・かどうかは不明だが、魁!!男塾の冒頭でこのような機構の飛行機もどきが登場していて、同じようにワイヤーを使い狭い場所に離着陸する飛行機が実際に存在している。無論、その飛行機は飛行可能なので元ネタとは言えないが...。