概要
CV:山本圭子(第1作)
CV:丸尾知子(第2作)
八百屋『八百×』を営む少年である。
江戸っ子気質で気風が良く、人情深い親分肌であるため、その人柄を慕う常連客は多い。服装はバカボンのパパに似ている。
名前の由来は、父親×五郎が母親と結婚した際、「男の子をたくさん産んで最後に一人女の子を作ろう」と誓った長男であるためで、次男以降は「イ太郎」「ウ太郎」……と命名される予定であった。だが、ア太郎の誕生後、母親は他界している。
原作版
だめなおやじ×五郎と暮らす、八百×を営むガッチリした少年。商売とソロバンが得意で身体能力も、小柄な体を生かしてすばしっこく立ち回れ、喧嘩もするが、勉強も駄目でスポーツも駄目。近所の主婦にかなり人気があり、学校が終わった後はいつも八百×を切り盛りし、家事もこなしている。全然店にも出ず家事もせず、店の金を持ち出してまで占いに凝っている×五郎に手を焼いていて母の仏壇にゴハンを備えた際に「死ぬならいっしょに死ねばよかったのに・・・」と悲しそうに笑った。クラスメートにハタ坊とチビ太がある。
その後近所の同世代の子供たちから母親に働き者のア太郎に比較されて嫉妬され、店から連れ出され遊んだことを切っ掛けに×五郎は真面目になり、銀行強盗に誘拐されたときに六つ子たちに助けられ、その日熱を出した×五郎に「とうちゃん長生きしてね」というが、その後次の話で×五郎は死んでしまう。(詳しくは×五郎のページ参照)
その後魂だけになった×五郎と暮らし、店を休んでスキーに行き、雪田屋の息子のデコッ八に会い、馬鹿にされた。×五郎に手伝ってもらいスキーの腕前を見せたら(本当はスキーは初めてで下手)、親分と慕われ店までついてこられ、デコッ八とも店を切り盛りしながらいっしょに暮らす。