概要
主張の内容よりも言葉遣いや態度を非難するという議論のすり替えによって相手の発言を封じようとする手法。
声高に主張する相手に対して冷静な態度で対応するよう諭すだけならばまだいいが、トーン・ポリシングはその多くが上辺だけの正論でマウントを取っているに過ぎない(無論、まともに議論する気もない)。実際は外面を良くして「暴力的で口汚い」「普通の声では話せないのか?」「自己責任だ」「誹謗中傷だ」などといったもっともらしい難癖をつけて主張する側の熱意や悲痛な叫びを嘲笑するというものである。
早い話が批判と誹謗中傷の区別ができずに安全な場所で優越感に浸っている冷笑系であり、外面を良くしている故に第三者からの支持を得やすい等、そのような意味では単純に悪意を剥き出しにした罵倒以上にタチが悪いと言える。
声高に主張する行為が全て正しいとは限らないものの、正論を装った侮辱は決して褒められた行為ではないと言える。
確かなのは「冷静」と「冷笑」を履き違えてはいけないという事である。
それ以前にこういった態度をとられないようにするためにも、主張する際は冷静になって、乱暴な言葉遣いや態度は避けるのが賢明だろう。正しい内容は正しい伝え方で初めて相手に届くものなのである。
関連タグ
話術 傲慢 冷笑系 偽善者 意識高い系 挑発 自惚れ 自己満足 自己陶酔
知ってるがお前の態度が気に入らない
ネットイナゴ、マスゴミ、自粛警察、セカンドレイプ、マイクロアグレッション:トーン・ポリシングを悪用した行為。