CV:葉山いくみ
ヒロインの一人で獅子王機関に所属する舞威媛(まいひめ)。
雪菜の元ルームメイト。
戦闘能力
正式に呪詛と暗殺の専門家である舞威媛であり、まだ見習い剣巫である雪菜よりも実力は高い(雪菜曰く「(過去に勝負した時は)5回に1回勝てたかどうか」)。
六式重装降魔弓(デア・フライシュッツ)“煌華鱗(こうかりん)”と呼ばれる可変式の武装を用い、剣形態では接近白兵戦と擬似的な空間切断、弓形態では音による多彩な魔術を行使する。
またこの両形態の能力を同時使用することで、空間切断により遠隔地に魔術の媒体となる矢を転位させ、そこで魔術を発動させるという離れ業も見せている。
ちょろいさん
親友であり妹のような存在である雪菜を大切にしている上、過去のトラウマに由来する男嫌いも相まって、ディミトリエ・ヴァトラーの護衛任務で古城と出会った当初は彼に強烈な敵愾心を向けていた。だがテロリスト相手の共闘などを経るうちに、彼に好意を抱き始め、現在では立派なツンデレになっている。
ある意味恋愛要素を含む作品のお約束であるとはいえ、初対面でいきなり本気で殺しにくるところからの見事なスピードか陥落っぷりによって、一部読者の間では「ちょろいさん」やら「ちょろイン(ちょろいヒロイン)さん」などの愛称で親しまれている。
というか名前の漢字変換が大変面倒くさいため愛称で呼ばれることのほうが遥かに多い。
なお彼女の男嫌いは男性恐怖症の裏返しと言っても過言ではない域にあり、上記の暗殺未遂は決してクレイジーサイコレズというわけではない。
……ように長らく思われていたが、雪菜に対して14巻であんなことやOVAでこんなことをしており、大分怪しくなってしまった。そもそも古城と打ち解けるきっかけは彼が雪菜をほめたことだったのだが。
その割にいざ古城に吸血が必要になった際にはツンツンしながらも積極的に性的な意味で誘っている他、ラフォリアにいいように丸め込まれる、実力の割に活躍できないなど微妙な描写が目立つ。一応暗殺系の職についていながら古城の妹・凪沙には初対面の一件を目撃され、挽回の機会がないままズルズルと毛嫌いされ続けている。
だ が そ れ が い い