注意書き
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概要
馬鹿「(デタラメをまくし立てつつ)○○は✖️✖️だ!」
一般人「(証拠を提示しつつ)…んなわきゃねぇだろう…。」
馬鹿「そんな事ないよ、だってインターネットに書いてあったもん!!」
一般人「…はぁ!?」
キモーイガールズ「キャハハ、キモーイ!」「ネットde真実が許されるのは小学生までだよねー!」
……つまりはこう言う事である。
真面目な概要
インターネットはさながら情報の洪水であるといえる状態であり、それ故に情報の質を見極めるリテラシー(すなわち、「表現されたものを適切に理解・解釈・分析・記述し、改めて表現する」こと)が必要不可欠になって来る。
ところが、そのことをあまり理解していない初心者(に限った事でもないが)は、しばしばインターネット上の情報量のあまりの膨大さに圧倒されてしまい、中二病に囚われがちになってしまう。また、インターネット上の過激な言動(例えば「マスゴミは情報操作しかしない!」「~というやり方は間違っている!」などというもの)を鵜呑みしてしまうことがある。
結果、専門の知識を持ち合わせていれあば(場合によっては専門の知識を持ち合わせていなくても)引っかからないような誤っていたり正確ではない、あるいは自ら内容を曲解した情報、場合によっては陰謀論や疑似科学とされるもの、はたまたカルトを正しいものとして扱い、その考えにとらわれてしまう。
これが典型的な「ネットde真実」と呼ばれる状況であり、これはネットスラングである。
また、これは当事者の思想には関係なく誰もが陥る可能性がある状況であり、一般的には個人が陥るものをさすことが多いが、場合によってはコミュニティ全体がその状況になっている場合も存在する。
また人間は一般的には自らの過ちを認めたがらないため、本人はすでその情報がおかしなものであることに気づいていてももはや自分の誤りを認め意見を修正する気は起きない状況であったりする事もある。
また、この言葉はインターネット上に存在する右寄りの情報(特に調べることを知らないようなネット右翼)に対して用いられる事が多いが、前述の通り当事者の思想信条に関係なく罹患し得る現象であるため、左寄りの情報においても比較的少数ながら(と言うか、ネット右翼界隈にこの事象が多過ぎるだけだが)この事象に当てはまるケースが存在する。
ネットde真実に陥らないために
ではこの状況に陥いることを防ぐ方法はないのか?というと複数の方法が存在する。
一番手っ取り早い方法としてはインターネットに触れないという方法が存在する。しかし現代社会においてはそれは非常に困難であろうと思われる。そのためこの状況を間違いなく回避するための処方せんは現状ではあり得ないものの、以下の行動を実践すればかなりの確率で失敗を回避できるはずである。
- 情報の信頼性を確認する。特にインターネットの情報は噂に過ぎないものも存在する。
- 与えられた情報に対し複数のソースを調査する。特に立場の違う団体等からの情報をあたるべきである。
- インターネット上の情報(特に日本語の情報)はかなり限定されたものだと自覚する。
- 「その情報が事実、あるいは虚偽だとしたら利益を得るのは誰か?」と言う事を常に念頭に置く。
- 「その情報のもたらす影響力」を考える。
- 「自分(の考え)にとって不利な情報」を全否定したり「自分の考えに有利な情報」を全肯定せず、それらの情報に関しても調査等を行う。
- 自分の頭で考え、自分の力で情報を探す努力を忘れない(これが一番大事)。
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テレビはウソしか伝えていない…などと粋がっている人に限ってドハマりして恥をかくので気をつけよう。