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問題の発言
この発言は雑誌「AERA」(朝日新聞出版)2014年7月14日号からの抜粋(コラムが引用したものを再度引用したものと思われる)である。
古舘伊知郎氏「もうとにかく口にさるぐつわした状態で10年たったわけです」
古舘氏「世の中ってうそ八百で成り立ってるし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えないし、たまに言外に漂わせたり、におわせたり、スクープで追及したりってことはあっても、ほとんどがお約束で成り立ってるわけですね。プロレスですよ、世の中。完全にプロレスです」
古舘氏「番組が今日で終わっちゃうとか、これを言ったらおしまいだなとか思ってるだけで。世の中、糾弾されるじゃないですか。ガリレオ・ガリレイ以降。(中略)見てる人だってそれはお約束だから、毎回何かを言おうとは思わないけど、言おうと決断したときは言えばいい。自分のさじ加減ひとつなんですよ」
概要
この言葉は上記の記事を受け、LITERAというサイトにおいて田岡尼氏が執筆したコラム「古舘伊知郎が懺悔告白“テレビはウソしか伝えていない”」にてタイトルの一部として使われたものである。
本来のインタビューのその部分の内容は「結局のところ出版も放送もプロレスと同じで物事の一面しか見せていないしお約束で成り立っており、それに自分も非力なため加担せざるを得ない」という内容であった。それを田岡氏は無理やりテレビはウソしか伝えていないとしたのである(このあたりまとめブログのタイトル詐欺に似ている気がする)。
そしてこの内容がインターネットで伝播するにつれ内容が矮小化(インタビューでは出版も同様であると述べている)および誇張(物事の表面しか伝えていない、すなわち情報として偏っている、ということを「嘘しか伝えていない」と解釈されるようにした)され、マスコミ不信を抱く一部の人たちがこれをさらに曲解して、それぞれ勝手な解釈で広めたため、古舘伊知郎氏はしてもない発言をしたと誤解されることとなっている。
余談
コラムに関して
なお田岡氏の記事においては古舘伊知郎を厨二病みたいな扱いをしたり、最後で突き放したりと結構ひどい扱いである。
ごくごく稀なレアケース
昭和62年から平成元年にかけて日本テレビ系列で放映された「巨泉のこんなモノいらない!?」では、取材を受けた方々が「まさかTVが本当の事を伝えてくれるなんて」と涙ぐむ姿が何度か報じられたことがあるとされる。
関連タグ
ネット右翼 放射脳 ネット左翼 - 古館氏の発言を曲解した人たち。