ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

高波(駆逐艦)の編集履歴

2016-02-04 23:47:05 バージョン

高波(駆逐艦)

たかなみ

大日本帝国海軍の駆逐艦の一つ。

プラウザゲーム艦隊これくしょんのキャラクター「高波」については、高波(艦隊これくしょん)を参照。



概要

夕雲型駆逐艦の6番艦。

1939年度のマル4計画において、仮称第121号艦として浦賀船渠で建造された。1942年8月31日に竣工して一等駆逐艦に類別され、舞鶴鎮守府籍となった。


1942年10月11日、第二水雷戦隊はガダルカナル島ヘンダーソン飛行場を艦砲射撃する第三戦隊(戦艦金剛戦艦榛名。栗田健男中将・海兵38期))を護衛してトラックを出撃し、10月13日から14日にかけての深夜に行われた砲撃を経て、第三戦隊とともにガダルカナル島を後にした。その後第二水雷戦隊は、同じくヘンダーソン飛行場砲撃に向かう重巡洋艦妙高摩耶の護衛に旗艦の軽巡洋艦五十鈴と第三十一駆逐隊を加勢させる事として兵力を分割した。妙高と摩耶は10月14日夜にガダルカナル島タサファロングの浜辺に突入して枕を並べて全滅した高速輸送船を見つつ、10月15日夜に艦砲射撃を敢行した。砲撃は約1時間で終わり、第三十一駆逐隊も砲撃を行った。戦場を離脱後、10月17日夜に第二艦隊および第三艦隊主力と合流し、補給を行いつつ敵を求めて進撃を続けた。10月26日の南太平洋海戦を経て、10月30日にトラックに帰投した。


そんな高波も、同年11月30日ルンガ沖夜戦による砲雷撃戦により沈没し、12月24日に除籍となった。


竣工後わずか92日という短命艦ではあったが、上記の戦績からして、高波は不運艦というよりむしろ武勲艦であり、戦後、海上自衛隊にその名が2度受け継がれた。特に3代目にして現在活躍中のたかなみ型護衛艦のネームシップは、浦賀船渠(末期は住友重機械工業に合併され同社の浦賀工場となっていた)で建造された最後の日本艦ともなっている。

また高波(初代)が籍を置いていた舞鶴鎮守府は海自になってから舞鶴地方総監部と改称し、現在は、前述した妙高の名を受け継いだイージス艦「みょうこう」もここに籍を置く。


関連タグ

高波(艦隊これくしょん)

たかなみ(海上自衛隊):海自艦の2代目・3代目についてはそちらの記事を参照のこと。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました