概要
killer7の主人公達でありプレイ可能なキャラ達である。
スミス姓を持つ8種類の「多層人格」によって構成される暗殺部隊。
人格交代により、身体も変身する。「キラー7」とも言われている。
主人格ハーマンとその下に付く7人のスミス達によるチームみたいなものだが、仲はあんまり良くない。
スミス達はそれぞれ異なる特殊能力を持ち、攻撃方法や操作性も異なるため、プレイヤーは場面に応じて人格を交代させながらゲームを進めていく。
人格
ハーマン・スミス
「大将」
武器:対戦車ライフル
killer7の本元でもある車椅子に乗った謎の老人。60歳。
killer7の総元帥だが、killer7の7人にはカウントされない。
介護を必要とする体で、覚醒していない状態では全身麻痺状態で満足に言葉も発せない。
しかし、覚醒すると神殺>しの正体を現し、敵に対戦車ライフルを容赦なくぶっ放し圧倒する。
ゲーム中では特定のイベントでしか操作できないため、プレイヤーキャラクターとして活躍することは少ないが、物語を牽引する役割を持っている。
ガルシアン・スミス
「業者」
武器:サイレンサー付き護身用銃
キラー7を統率するリーダー格。33歳
実動的な戦闘には関与せず、ハーマンの忠実な部下として依頼交渉と残り6名の統率を任されている。
生真面目で堅実な洒楽が通じない性格だが、心優しい男である。
先住民系黒人。整えられた髪と髭、白いスーツを隙無く着こなす長身の男性。常に細長いケースを携帯する。
ヘブンスマイルに対して”千里眼サーチ”によって実態を暴く。
交渉と「死>体回収」が役割であり、ストーリー上の必要または他の人格の死>亡の際に強制的に交代される。死>亡した人格をガルシアンが回収すれば「蘇生」できるが、ガルシアン本人が死>ねば「絶命」(ゲームオーバー)となる。
ガルシアン自身はゲーム進行のための指輪やアイテムを利用できないため、イベント時以外の主要なゲーム進行はハーマンとガルシアンを除く下位人格の6人で行う事になる。
ダン・スミス
「暴君」
武器:マグナム改造拳銃
第2の人格。キラー7の中で一番好戦的で高慢な人格。そのためか同盟内でも仲がいいのはガルシアンのみという状態。33歳。
強大な破壊力の”魔弾”を発射することができる。
他のキャラに比べて見せ場やセリフが多く、特にTARGET:03「邂逅」では物語上の主役と言うべき位置にいる。
その他詳しくはダン・スミスの記事を参照。
マスク・ド・スミス
「覆面」
武器:2丁のグレネードランチャー
第3の人格。正体不明の心優しき元プロレスラー。38歳。
礼儀正しく穏健な性格でルチャドールの矜持を持ち、戦いの中にも子供達の夢を壊さないファイトスタイルを貫く。
最大の体力と最強の破壊力を持つが、動作が鈍く装弾数が実質的に1発で撃つ度にリロードが必要という欠点もある。通常弾、電気弾、集束弾の3種の弾を使い分ける。
キラー7の中で唯一、パワーアップにより大きく外見が変化するキャラクター。
素顔には火傷の痕があるとされるが、これはプロレスのショー要素としてレスラーに付けられる設定であって、本当はガエル・ガルシア・ベルナル(俳優)似の美形。
楓・墨洲
「裸足」
武器:スコープ付き自動拳銃
第4の人格。キラー7の紅一点。20歳。
陰鬱な性格で、常に周囲に敵対的な言動をとる。
ダンとコヨーテ間で乙女心が揺れているとうかがわせる表現がある。
リロードが他のキャラより遅いが、スコープを使った長距離攻撃が得意。
手首から”血のシャワー”を流し下僕を召還する。
オレゴン州ポートランド出身。日系人。黒髪のショートカットに、見えそうで見えないほど短いワンピースドレスを着用。ドレスには常に血しぶきの模様があしらわれている。常時裸足。
コン・スミス
「餓鬼」
武器:フルオートマチック×2
第5の人格。最年少の盲目の少年。14歳。
目が見えない代わりに聴力が超人的で、音声情報を視覚化できるため生活や殺しに支障はない。
コミックヒーローに入れあげるなどまだ年相応の幼さが残る性格だが、大人たちと飄々渡り合うふてぶてしい一面も持ち合わせる。孤児出身で、そのため家族関係に憧れを持っている。
コヨーテを慕っており、コヨーテを殺したことがあるダンを好いてない。
爆発的な連射能力と機動力で、駆逐戦に特化した人格。”超高速移動”を得意とし、残像が残るほどの速度で移動することが可能。
華僑移民。ルーズなランニングシャツとハーフパンツを着た、小柄で痩せた体躯の少年。目深に巻いたバンダナとヘッドホンで目と耳を覆ったスタイルが特徴的。
コヨーテ・スミス
「盗人」
武器:改造リボルバー
第6の人格。南米の小悪党上がりで、かつては窃盗の常習犯だった。28歳。
コンから慕われている。一度ダンに殺された過去がある。
プレイヤーキャラクターとしては無個性だがバランスに優れている。序盤ではダンよりも使いやすい人格だが、ダンが魔銃が手に入ってからは出番はほぼ皆無となってしまう。
”ピッキング”や人間離れした跳躍力”デッドリージャンピング”で状況打破にひと役買っている。
南アメリカ出身、ロサンゼルス在住。プエルトリコ系。アロハシャツにジーンズというラフな格好、シャツからのぞく腕のタトゥーが特徴。
作風の変更と内容のシェイプアップによりカットされたが、日本語訳は広島弁の予定だった。
また、初期設定では途中で死>亡する予定だった。
ケヴィン・スミス
「眼鏡」
武器:ナイフ/スローイングナイフ
第7の人格。他人との交わりを嫌う性格であり、極端に寡黙で孤立を好む謎多き男。劇中では一言も発しない。30歳
狭い場所が好きだが高所は苦手。
唯一のナイフ使いで、リロードの必要がなく標準のブレも無いという利点がある。
移動速度がコンに次いで早く、ターンはバック宙で反転するという特徴的なものになっている。
”透明化”することで隠密行動を行うことができる。
イギリス出身、ニューヨーク在住。アルビノの男性。銀の短髪にサングラス、上半身裸という出で立ち。極端な猫背である。