概要
エプロンは本来一時的に既存の衣服の上に重ねる作業服であるが、これをスカートの一部、もしくは飾りとして扱っている。 エプロン部分は通常のエプロンと同じく取り外せるものとそうでないものがある。あくまで衣服の一部であるため、本来のエプロンに求められる防汚などの機能は重視されない。
エプロンドレスは、汚れてもエプロン部分のみにとどまることを活かして子供服に取り入れられることがある。児童文学「不思議の国のアリス」の挿絵に描かれた主人公アリスの衣装は、エプロンドレスの典型的な代表例の一つと言え、主な配色は青いドレスに白いエプロンである。
現代の日本においては調理や家事、作業などにあたる女性の制服やコスチュームとして普及している。メイド服がその一例である。またロリータ・ファッションにもしばしば取り入れられる。
ロシアでは伝統的な子供服として着用されており、ソ連では多くの学校の制服として取り入れられ、現在もその名残が見られる。