概要
元ネタは漫画『究極超人あ~る』のたわば先輩が(かたよった)写真の心得を説いた時の台詞。
タグとしては逆光が上手く活用されている絵や、逆光とあ~るネタが絡んだ絵に付くことがある。
この言葉が該当する/しない場合
(該当する場合)
写真で芸術的な表現をする場合、順光(撮影者の後ろ寄りに光源がある状態)では往々にして写真にインパクトが欠け、個性のない平板な仕上がりになりやすい。
そこで逆光(撮影者の前寄りに光源がある状態)にすれば、被写体が浮き上がり強調されるだけでなく、非日常感を醸しだす事もできる。ただし何事にも限度というものがあり、光源が強過ぎると被写体がシルエット状態になりかねないため、反射板(レフ板)で被写体前方からの光を補ったりする。
(該当しない場合)
逆に、記録するために写真を撮る場合、逆光では肝心の被写体の総体的な姿が見づらくなるため、順光で手堅く行くべきだろう。
心得
「これが基本だの巻」より。
- トライXで万全
- これを4号か5号で焼いてこそ味がでる
…上記2つは鳥坂先輩の言葉。高コントラスト傾向があるコダック社のTri-Xフィルムを使用し、高コントラストの印画紙に焼くと言う事。具体的にpixiv利用者各位にお馴染みであろう表現で言うと二値化したような感じになる。「これはこれで表現としてありだが、カメラに触ったばかりのような初心者に勧めるような代物ではない」という意味で偏っている。
…前述。
- 世はなべて3分の1
…画面に三分割法を使う。具体的には、縦横3区画ずつに均等に区切る仮想の線を使い、被写体もしくは要素の境界線(山の稜線など)を、画面の中心にせずに少し寄せる。
- ピーカン不許可
…光のあたる部分が白く、影の部分が黒くなり過ぎる。
- 頭上の余白は敵だ
…頭を写真の中心にすると、写真に無駄な余白ができてしまう。
上記3つはたわば先輩の言葉。簡単に言うと、どれも「基本中の基本」ではあるのだが、最後の一つは人物写真の心得で光画部の面々が撮りに来ている風景写真とは関係がない。こちらは「基本を重視するあまり、現在何をしに来ているかすら失念している」という意味で偏っている。
関連イラスト
関連タグ
究極超人あ~る 鳥坂先輩 逆光 勝利 トライXで万全 カメラ 写真
外部リンク
(…TAKAよろず研究所)