人物
いい人である。
神奈川県川崎市溝の口の悪の組織「フロシャイム」川崎支部幹部。誕生日は3月3日。アニメ版声優は髭男爵の山田ルイ53世。別名「カリスマ主夫」。いつも槍と盾を持ち歩いている。カビアレルギー体質。
温厚な性格で物腰が低く礼儀正しい。面倒見がよく周りへの気配り目配りを欠かさない「理想の上司」で、近所付き合いを大事にしている。このような人柄からか、部下である怪人達からは絶大な信用と好意を寄せられている。
サンレッドから「悪の組織の将軍が何言ってるんだ」と言われるのはお約束。
家事全般が得意で、「ヴァンプ将軍のさっと一品」コーナーを持つほど。
その反面、機械の扱いは下手くそで、下ネタ方面の知識は皆無、もはや昭和のオカンである。確定申告や納税をしており、内田かよ子の勧めで保険にも加入している。
同じフロシャイム幹部のヘンゲル将軍とは先輩後輩の関係であり、タイプの違うもの同士だがそれ故に仲が良い。
敵であるサンレッドにはいつも負けてばかりだが、それなりに友好的な敵対関係で付き合っており、サンレッドの恋人のかよ子さんとは携帯番号を交換するほど仲がいい。後にアニメでは「ヴァンプ将軍とかよ子のさっと一品」でアシスタントとして来てもらっている。
悪役らしからぬ優しさと口調だが、悪役らしいセリフや罵声、脅し文句、前口上などをすぐに出せる(微妙に的外れだったり、タイミングが悪かったりする場合がほとんどだが)。
めったに怒らないが、そのため、怒ると怪人たちはなにも言えない。しかも、正論で怒るので(避難訓練を真面目にやらないとか)。
以上のことから彼はこの作品の影の(あるいは真の)主人公とも言える。
終盤にてついにサンレッドと直接対決。実は川崎支部では最強らしく、フロシャイムの鎧の助けがあったとはいえ「サンレッドをその気にさせる」という快挙を成し遂げている。