概要
戦闘服の正式名称はイクスパンションスーツ。
フレア団の隠しラボにおいて開発された。
開発者はクセロシキ。
名前は精神を意味するesprit(仏語)、またはニャスパーの英名Espurrが由来だと思われる。
英語版では「Essentia(エッセンティア)」、ラテン語で本質や生命を指す。
スーツの機能
トレーナー強化機能
スーツに内蔵された強化筋肉で装着者の運動機能をサポートする。
その力は、ミアレの高層建築を一足飛びで飛び越えられるほど。
リモートコントロール機能
昏睡状態の装着者を自由に操ることが出来る。
リモートコントロール中は仮想人格AIが起動し、装着者には記憶は残らない。
スニーキング機能
カクレオンやメタモンの肉体組織を分析して完成させた光学迷彩。
様々な人間の姿に変身することが出来る上、これを利用して厳重なセキュリティを通過出来る。
ボールジャック機能
モンスターボールの制御システムに侵入し、他人のボール内のポケモンを自在に操る事が出来る。
同時にそのポケモンの持つパワーを引き上げる。
その後
ミアレシティで度々事件を起こしていたが、事件解決後はリモートコントロール機能を外した状態でマチエールに譲り渡された。
その後、マチエールはイクスパンションスーツ着用時のみポケモントレーナーのエスプリとして活動している。
危険性
このようにゲームでは本編では開発が間に合わず、クセロシキ本人に大それた考えがなかったため、頼もしい力となったが、
もしも開発が間に合い、スーツが量産されていたら…
・一般市民とポケモンをスーツで洗脳し、思いのままに虐殺や強奪、自爆テロを行える
・死を恐れず敵と戦わせられる不死身の軍隊をいくらでも作れる（いちいち教育する必要はなし）
…などと言った恐ろしい事態に発展していたであろうことは容易に想像できる。
なお、スーツのデータは破棄されず、フラダリラボの地下にそのまま残されてしまっている。
クセロシキが逮捕され、フラダリが行方不明の今、このラボに入れるのはただ一人…!!
一部ファンの間では、これがマイナーチェンジ版の伏線になるのではないかと言われている。
元ネタ余談
元ネタはおそらく仮面ライダージョーカー、フィリップだろう。というかハンサムイベントは仮面ライダーシリーズのオマージュが多かったりする。
フィリップとは共通点も多く敵の実験台にされていた、無知(フィリップは地球の本棚で興味を持ったこと以外に関しては無知に等しい。)
パーティに連れているポケモンのモチーフも仮面ライダーシリーズに関連したものとなっている。
クロバット(コウモリ)=メモリガジェットの一つバットショット。バット・ドーパント、仮面ライダーナイトの契約モンスターダークウィング。キバットバットⅢ世、蝙蝠男
カラマネロ(イカ)=見た目的にはミラーモンスターのバクラーケン。敵の幹部が使っている繋がりでイカデビル。
ハンサムハウスも元ネタは主人公たちの拠点の『鳴海探偵事務所』。
ミアレシティをイベントの舞台にしたのは風都のオマージュである。(タワーが目印の大都市、都市を隠れ蓑にしている悪の組織があるなど。ご丁寧に博物館！ではないが美術館があったりする。博物館も美術館も英語でmuseumなんだけどね。)
ミアレギャングはおそらく風都イレギュラーズが元ネタ。
ちなみにハンサムの今回の役割は鳴海荘吉もしくは滝和也のオマージュと思われる。
そういえば本編で重要な役割を果たした最終兵器の効果もどっかで聞いたことのある設定である。
蛇足
ミアレステーションにある一番奥の時刻表の裏に書いてあるメッセージはシティハンターのオマージュだったりする。
