- 白夜叉とは、空知英秋の漫画『銀魂』の主人公・坂田銀時の昔の通り名。本項で説明する。
- 竜ノ湖太郎のライトノベル『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』の登場人物。→白夜叉(問題児シリーズ)を参照。
概要
銀時がまだ攘夷戦争時代、攘夷志士(攘夷四天王)の一人として戦っていた頃に付いたあだ名の一つ。
桂小太郎・坂本辰馬・高杉晋助らと並んで、攘夷志士たちの若手筆頭格として暴れまわっていた。その勇猛かつ苛烈な戦いぶりから、『銀髪の鬼・白夜叉』の異名をとるようになり、天人から恐れられるようになった。
師である吉田松陽が幕府の役人らしき者に連行された後、奪還せんと桂、高杉らと共に決起。
攘夷戦争に参加するが、松陽は処刑され、帰らぬ人となった。
現在でも攘夷戦争時代を知る者のあいだでは伝説の存在で、真選組の土方等もその異名だけは「桂に並ぶ伝説の攘夷志士」として知っていたが、正体が銀時である事までは知らなかった。また、銀時自身はこの通り名をあまり好んでいない節がある。
後に、土方が山崎に万事屋宅を見張らせるなど、「白夜叉」ネタが原作で増えつつある。
銀時が白夜叉であることは新八、神楽、桂、坂本、高杉を始めとする鬼兵隊のメンバーなどにしか知られていなかったが、バラガキ篇の一件で銀時自らが暴露する形で真選組、見廻組にも知られることとなった。