CV/塩野勝美(ピスキス・アラパイマ)、柴本浩行(ピスキス・セラトゥス)
概要
他のロード怪人たちが同種族や同族の動物たちの姿をしているのに対し、此方はピラクルとピラニアの姿をしているとしているという珍しい特徴を持っている(どちらも同じ魚類だが、明らかに同じエイのロード怪人はトビエイと淡水エイという同じ類に属する生物をモチーフにしている)。
各個体
ピスキス・アラパイマ
第29話「数字の謎!?」に登場するピラルクに似た姿を持つフィッシュロードの1人。
個体名の意味は(赤くないけど)“赤い魚”。
薄暗い空間にターゲットを追い詰めた後、緑色の光を放つ額のOシグナルを明滅させ催眠効果で引きつけた所を鰓から発生させる痺気で相手を金縛り状態にして動けなくなった所に“海神の叉”と呼ばれる三叉の鉾を突き刺して潜水病の急性症状似た症状にして殺害する戦法を得意としている。
前期平成ライダーシリーズ恒例の夏休みコメディ編に登場するロード怪人ではあるもののアギトと互角以上の戦いを展開できる程に戦闘能力が高く、更にG3-XのGX-05『ケルベロス』からの銃弾を“海神の叉”を使って叩き落とすなど奮闘するものの、最後はアギトのオーバーヘッドキックに怯んだ隙にG3-Xが放った『ケルベロスファイヤー』の直撃を受け爆散した。
ピスキス・セラトゥス
第35話「謎の救世主」、第36話「4人目の男」に登場する“鋸歯の魚”という意味の個体名を持ったピラニアに酷似した姿の超越生命体にして、フィッシュロードの1人。
残忍かつ獰猛極まりない性格の持ち主で、陸上でも水中同様に素早く動ける為に一度目を付けられて狙われると逃れるすべは無い。
ナイフのような鋭く鋭利な牙でなんでも瞬時に喰らい尽くし、腕力で獲物を捻じ伏せる強靭さを持っており、特殊な能力は特に持ち合わせていないようだが戦闘の際は素早い動きで相手を翻弄し、その驚異的なパワーと鋭い牙で相手に襲いかかる戦法を得意としている。
また劇中未登場だが、ピスキス・セラトゥスと同じく“海神の叉”と呼ばれる三叉の鉾を武器として用いているようだ。
劇中では木野薫を探す『あかつき号事件』の関係者の1人である真島浩二を付け狙い続け、彼を護るべく対決してきた葦原涼=仮面ライダーギルスをその驚異的な力でねじ伏せ変身解除させるなど、自身の高い戦闘力を視聴者に見せ付けるが、現場へ駆けつけた木野が変身したアナザーアギトには全く歯が立たず、最期は『アサルトキック』を受け呆気なく爆死するという出落ち的な最期を遂げてしまった…。