CV:仲西環
概要
竜宮島の二代目コア。アニメ一期最終話に先代コア・皆城乙姫の転生体として生まれ、彼女の親友・立上芹に見守られながら人工子宮「ワルキューレの岩戸」の中で五年近く眠り、竜宮島を守っていた。
インド派遣部隊の出発から間もなく目覚め、真壁一騎と皆城総士に彼らを追って出撃するよう指示する。
乙姫に生き写しの少女だが、彼女を母親と呼んで同一視されることを嫌い、人当たりが良かった乙姫とは真逆でコアとして冷徹な態度で接する。
しかし伯父の総士や遠見千鶴には素直な態度を取り、芹にはだっこを命じる、乙姫と呼び間違えられて拗ねるなど心を開いている様子も見られ(ツンデレ風)、「以前に比べて人懐っこいコア」と評された。
芹により七夕に目覚めたことから「織姫」と名付けられる。立上家で暮らす間、芹の母が用意したゴスロリ姿で、芹の父とさきいかを肴に未来について深刻な話をするという極めてシュールな光景が繰り広げられたこともあった。
乙姫と異なり複数の未来を視る能力を持つらしく、総士にのみ彼の紡ぐ未来を教えた。
なお、EXODUSで新たに宇宙からやってきたミールのコードネーム「アルタイル」と対になっている。(アルタイルは日本語では彦星を意味し、逆に織姫星はベガの日本語名である。)
戦闘時は冷たく突き放すような言動が目立つが、それは自らの涙を隠す精いっぱいの強がりでもあり、最終話では大切な人が自分を守るためにいなくなりかけた際はひどく取り乱し「いなくならないでよぉ」と涙を流した。
三ヶ月の命だった先代よりも長く生きられることが示唆されていたが、目覚めてから四ヶ月以上が経過した第四次蒼穹作戦において、世界が「一番希望に満ちた未来」を迎えたのを見届けると、島民を避難させ、アルタイルを封印すると共に自らの命を沈みゆく島に返した。